ロードス島伝説 みんなのレビュー
- 著者:水野 良, イラスト:山田 章博
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ロードス島伝説 4 伝説の英雄
2001/09/01 11:56
ナシェル、英雄たらんとした男
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロードス島伝説、感動の完結である。作者自らが言っているとおり、通して読めばナシェルの英雄成長記であったように思う。サブタイトルも「亡国の王子」→「天空の騎士」→「栄光の勇者」→「伝説の英雄」とグレードアップしているのだから。
その結果、六英雄による魔神討伐、そして「最も深き迷宮」での冒険部分は語られなかったが、「伝説」そのものの物語構成からしてみれば、これで良かったのではなかろうか。ナシェルの立身、冒険、奮闘、そして挫折…窮地から立ち上がった彼に、逃れられぬ悲しき運命の追撃…最期まで彼は英雄たらんとした。そのことに感動すれば充分、この伝説は幕を閉じるのだ。
ロードス島伝説 2 天空の騎士
2001/09/01 11:26
ナシェルの受難は続く
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作「亡国の王子」から引き続いてナシェルの受難は後を断たない。魔神を率いているのが自らの父だったことから、抗うこともできず運命に翻弄されていく…彼ほどの才能をもつ青年であっても、いや、彼ほどの青年だからこそ、英雄として完成するまでには数多の難関に挑んでいく必要があるのだろうか。
そして、そういった読者の期待にナシェルは見事、応えてくれる。野生の竜を自らのものとし、ハイランドの竜騎士として帰ってくるのだ。サブタイトルである「天空の騎士」とはこういう意味であったのか、と思わせてくれる、心憎い演出。
ロードス島伝説 永遠の帰還者
2000/08/26 02:47
伝説への補完としての短編集
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投稿者:榎本秋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作『ロードス島伝説 永遠の帰還者』は、『ロードス島戦記』シリ−ズで人気を博した著者が同じ島を舞台に描いた作品『ロードス島伝説』を補完する作品群である。
小説誌「ザ・スニ−カ−」や角川ミニ文庫に所収された作品の加筆と書き下ろしの新作でなり、伝説本編では中途半端であった主人公「ナシェル」の人物像に対していくつかのアプロ−チを通じてすこしでも伝説という作品の完成度を高めようとしている。
既に、『戦記』の中で大まかなあらすじが書かれている作品の小説化ということで制約があって難しかったのかもしれないが、『伝説』全四巻は未消化の感が否めない。本作とこの後出るという補完作第二巻で未消化感が少しでも緩和されれば嬉しい。
ロードス島伝説 3 栄光の勇者
2001/09/01 11:38
騎士の鑑、それがファーン
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくファリスの聖戦士は頭が固いとか独善的だとか、偽善の象徴のように言われているが、その言葉が、さて、ファーンという男にも当てはまるかどうか考えていただきたい。たしかに彼も典型的なファリス信者の例に漏れず、多少頭の固い部分があるかもしれないが、決して偽善と指弾されるような振る舞いは取らなかったはずだ。しかも、一生涯において。
今回はナシェルよりもファーンの活躍に目がいってしまった。自らの汚名をそそぐため、単身、魔神のひそむ廃村へと向かっていく。どこまでも、自分の信仰するファリスの正義を信じて。
昨今は、何か唯一のものを信じるのが格好悪い、正義などこの世にはないんだと斜にかまえる人々が多いが、もう一度、ファーンのひたむきに正義を追及する心に触れて、何かを感じ取れないだろうか。
ロードス島伝説 1 亡国の王子
2001/09/01 11:17
「六英雄」の若きころ
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、ファンタジー・ファンなら誰もが知っているであろう「ロードス島戦記」と同じ世界観で、しかし時代設定はそれよりも昔である。英雄戦争から遡ること30年。ロードスは魔神の脅威にされされていた。スカードの王子であるナシェルは自らの国を手放し、魔神を撃つために旅立っていく…この作品では「ロードス島戦記」で伝説として語られる「六英雄」が若き姿で登場している。どのキャラクターも魅力的で、後世の彼らの姿を知っているだけに、若かりし頃の彼らの有り様に、どこかしら共感をおぼえてしまうのは、私だけではないはずだ。
ロードス島伝説 4 伝説の英雄
2001/08/27 21:49
ロードス島伝説の終幕について
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投稿者:神月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
★ロードス島伝説最終巻。1〜3と読み進むにつれて、これはもう「戦記」の方の六英雄の話とは別物で考えるべきだと思い、このままナシェルの活躍を中心として終えるのだとばかり思っていたが、結末は実に意外なものであった。
★ナシェル達のような「伝説」のみのキャラクターをここまで引き立たせ、なおかつ「戦記」の六英雄の話に見事に繋げてみせた作者の手腕に感動。次回作も期待。
ロードス島伝説 1 亡国の王子
2001/08/27 21:43
新しいロードス島の世界。
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投稿者:神月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
★ロードス島戦記に続くロードス島シリーズ第2作。「戦記」の方に出てきた六英雄達が活躍した時代の話。
★六英雄の話と言うから、てっきり彼らのみにスポットを当てたものかと思ったらいきなり主人公のナシェルという新人物が出てきたので驚いた。彼を活かしつつ、なおかつ六英雄の話にどうつなげていくのかが非常に気になる。文章も洗練され、格段に読みやすくなっている。
ロードス島伝説 1 亡国の王子
2018/11/30 23:19
伝説となっている魔神戦争を題材にした話
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻ではまだ未熟な小国の王子ナシェルが主人公になっていて感情移入しやすくて良かった。
しかしこのナシェル君、スパークも裸足で逃げ出すほどの不幸っぷりだなw
ロードス島伝説 2 天空の騎士
2018/11/30 23:18
魔神戦争篇の2巻目
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナシェルが竜騎士となって出撃するところが熱い。
1巻からあらぬ嫌疑をかけられて鬱屈した展開だっただけに自由に空を飛ぶ姿に感動。
エルフのルシーダはいいキャラになりそうだっただけに残念。
これもベルドが闇落ちする原因のひとつになるのかな。
ロードス島伝説 3 栄光の勇者
2018/11/30 23:16
魔神戦争篇の3巻目
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勇者たちが集まって最後の決戦へ。
今までちょっと地味だったファーンが単独で敵地に乗り込んだり、ベルドと酔っ払ったりと人間味が増したように見えてよかった。
ナシェルは順風満帆すぎて悪いフラグにしか見えないな。
ロードス島伝説 4 伝説の英雄
2018/11/30 23:15
魔神戦争篇の4巻目でナシェルを主人公とした物語の最終巻
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔神戦争ではカーラは味方なんだろうなと思ってたけど、やっぱり最大の敵だった。
でもエピローグを読んで救われた気分。
可能性の話をすればきりが無いけど、ナシェルとラファニアにとってはハッピーエンドで良かったんです。
ロードス島伝説 5 至高神の聖女
2018/11/30 23:13
魔神戦争篇の聖女フラウスを主人公にした物語
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大筋は戦記で語られた通りなので新しい驚きはないけど上手くまとめていると思う。
しかしエピローグで語られたベルドとカシューの対決の流れ矢が、カシューの仕込みだったというのはどうなんだろ。
カシューらしいのかも知れないけどちょっと株を下げた気がしました。
ロードス島伝説 永遠の帰還者
2018/11/30 23:11
短編集
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔神戦争の発端や竜騎士になるための試練などが描かれている。
ナシェルが帰るところは別格として、ミノタウロスを退治する話も良いですね。
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