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桜川東子シリーズ みんなのレビュー

  • 鯨 統一郎
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本オペラ座の美女

2015/09/20 00:56

桜川東子のバーミステリーシリーズ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TEKIBEM - この投稿者のレビュー一覧を見る

バーミステリーシリーズの第5弾で今のところの最新作。ビールのことに詳しくなりつつ、オペラの新解釈も知れるというお得な内容。
シリーズを重ねるごとにヤクドシトリオの会話に比重が置かれてるような気がする…(笑)

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メルヘンは永久のミステリー

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこから読んでも不都合ないように出来ている、これこそ一話完結の醍醐味。そのまとまりのよさと奇想天外な切り口で読者の常識を覆し、水戸黄門のお決まりパターンを見た後のようなスッキリ感も味わえる。なんとも爽快な本である。
この後編が日本の昔話・御伽噺がモチーフとなるわけだが、まずこちらは外国のお伽話つまりメルヘンが題材だ。
しがないおじさんたちの集まるバーで謎の令嬢・桜川の推理が紅一点光り未解決事件を見事突拍子もない切り口から解決する。
マスター初めおじさんたちのナンセンスギャグと奇想天外かつスマートな桜川嬢の語りのギャップが面白いくらいにつりあっている。

肩も凝らずにミステリー。疲れた心にちょっと変わったメルヘンを。
B級ギャグとB級センスで、A級の面白さと常識を帰る発見を。
なんとも楽しい現代版メルヘンでミステリをお楽しみあれ。

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紙の本ベルサイユの秘密

2016/11/09 01:21

気楽に読めるミステリ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プラチナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

バー〈森へ抜ける道〉に集まるメンバーの、相変わらずの軽妙な会話。
東子の素晴らしい推理力。
ますます巫山戯たキャラになったマスター。
それでも、しっかりとした謎解き。

この素晴らしいバランスの気楽さは、さすが鯨統一郎先生。

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な、なんだってー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

的な話が好きな人は好きだと思う。取り敢えず時間つぶし、暇つぶしには最適。勢いで「あぁなるほどそうなのかー」って謎の納得感を感じさせてしまう。冒頭のおっさん連中の蘊蓄、ダラダラ話は読み飛ばしても特に影響はないので慣れてくると後半の事件の謎→解決、までのパターンだけを読んでいくことも可能。暇な時はおっさんのだらけ話を読んでも良いかも。個人的な感覚では宗像教授系の話をものすごーく俗っぽくした感じかなぁと思う。あとクール系美女が好きな人ならキャラ萌えもありで。

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昔話にかけたミステリー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る

鯨統一郎のスリーバレーシリーズは歴史物の話も文学の方もそれなりに面白かったので、これも同じような系列かと思って読んでみました。
舞台となっているのは渋谷区にある「森を抜ける道」という日本酒バーで、日本酒をワイングラスで出すような気取ったお店には厄年を何年か前に過ぎた中年男が三人集う。
そして奥に独り、大学院生の桜川東子さんが静かにグラスを傾けていた。

いきなり始まるのはサリーちゃんとアッコちゃんと魔女っ子メグちゃんから懐かしのアニメのマニアックなネタの披露大会だ。
年齢的にドンピシャならいいのかもしれないけど、ちょっとずれていると読んでいてつらい。
数ページにわたってアニメネタが続いてようやく推理の話になります。
中年男のうちの一人が私立探偵で、もとは警視庁の刑事だった経歴から不可解な事件の真相を探るような依頼が時折舞い込んでくるという設定のようです。
今回の事件は献身的に認知症の母親の世話をしてきた娘が、睡眠薬の多量投与で母親を殺したとされる事件だ。
ここで桜川東子さんがおもむろに口を開き、浦島太郎の昔話を思い出したという。
竜宮城へ行って楽しい毎日を過ごした浦島太郎が自分の家に帰ると、何百年もたっていて家族は誰もいないという有名な話です。
これを漁から帰ってこなかった息子が竜宮城で幸せに暮らしていると思いたい母親の願望が形になった話だと考える。
そこから犯人の娘の心境を読み解いていきます。

他にもカチカチ山、さるかに合戦、一寸法師、舌切り雀、こぶとり爺さんに花咲爺と懐かしの昔話が登場する。
毎回中年男三人による時代懐古の前振りが入り、探偵が今抱えている事件の被害者と加害者の関係とその家族背景を語っていくと、桜川東子さんが自分の研究分野であるメルヘンに絡めて事件を推理するという流れだった。
そして所々で日本酒の話が入る。
桜川東子さんの愛飲するのは春霞オンリーですが、男たちはバーのマスターも含めいろんな日本酒を飲んでいる。
日本酒をグラスで出して気の利いたつまみを出すお店はいいなと思うが、そこで親ほどの世代の中年男たちの昔話を静かに聞きつつ一升瓶をあけて帰るヒロインの姿が一番のミステリーでした。
どうやら『九つの殺人メルヘン』という本の続編だったようですが、そっちも読むかどうかは微妙。

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