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友罪 みんなのレビュー

  • 薬丸 岳
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みんなのレビュー19件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (9件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本友罪

2019/01/30 22:40

タイトルの妙

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

有罪と書かないところがまさにタイトルの妙である。
薬丸 岳 の真骨頂と言うべきか、「読ませる」物語が巧みに描かれている。巧み過ぎて、読んでいてもどこが巧みなのか気が付かないくらいに、、、で、あとがきの解説を読んでみて、あー確かにそうだよねと気付かされる。少し時間を置いてからまた読みたい一冊である。

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電子書籍友罪

2018/12/31 17:57

言わずと知れた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの事件をモチーフにした感じから犯罪者擁護みたいに言われて叩かれたりしてましたが、薬丸さんは別の作品でも少年犯罪者を描いていますね。そこから始まる物語からどんどん引き込まれるので、この作品も楽しみです。映画との違いも楽しみたい。

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紙の本友罪

2016/02/08 23:18

思わず

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Gam - この投稿者のレビュー一覧を見る

久々に夢中になり読みきりました。あっという間でした。それほど引き込まれました。小説の世界に。登場人物も少ないですが、一人一人の人物が本当に現実の世界と勘違いさせられるくらいによく設定されてます。本当にお勧めします。

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紙の本友罪

2015/12/22 10:16

考えさせられる作品

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レノキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供から、大人まで多くの人にぜひとも読んでもらいたい作品です。
現代社会の問題を反映している。
ジャーナリストの方々が読後に、どのような感想を持たれるかの興味もわかせます。

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紙の本友罪

2022/11/05 09:24

絶望的な人生に散々苦悩し抜いた先に、見えてくる本当のもの。 どんなことがあっても、人間は生きて生きて、生き抜いていかなければならない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「益田くんはぼくのことを救ってくれた。ぼくを救ってくれた唯一の親友だから」

「自分のことを必要としてくれる友達に初めて出会えて、本当に嬉しかったんだ」

こんな言葉を自分にかけてくれる職場の同僚が、過去に殺人を犯していたとしたら。

それも、日本中を震撼させた幼児連続殺害の犯人の「元少年A」だったとしたら。

かつて「正体」(染井為人著)のレビューを投稿した際に、友人から「薬丸岳の『有罪』を思い出した」とコメントをもらい手に取った。


ジャーナリスト志望の益田純一は、埼玉県川口市のステンレス加工会社に就職。
夢破れ、アパートも出なければならなかった彼が、とりあえず就職した社員寮つきの会社だ。

同日に、同じ27歳の鈴木秀人と入社した。
尋常ではない雰囲気で、周囲との交流を避けていた彼とも益田は打ち解けていく。

事務員の藤沢美代子には消してしまいたい過去があった。
「別に悪いことなんかしてないじゃないか。人を殺したわけでもないし、罪を犯したわけでもない。逃げ回ることなんかないよ」

親しくなった鈴木は、美代子にこう言葉をかける。
元交際相手に執拗に追いかけ回され、人生をめちゃくちゃにされてきた美代子の心にほんの少しの明かりが差す。

人の過去を詮索してみたいと思うのも、人間。

かつての凶悪犯を許せず、安全地帯からの正義感でつるし上げてしまうのも、人間。

そして、目の前の人を何よりも大切にしたいと思うのも、人間。

天国も地獄も。
菩薩も畜生も。
穏やかな心も怒りの心も。
すべて同じ人間の生命。

それは縁によって呼び出されてくる。

人間の尊さも醜さも、徹底して描ききられている。

だからこそ、人を殺してはいけない。自分で生命を絶ってもいけない。

絶望的な人生に散々苦悩し抜いた先に、見えてくる本当のもの。

どんなことがあっても、人間は生きて生きて、生き抜いていかなければならない。

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電子書籍友罪

2021/07/20 07:19

人間の尊さも醜さも、徹底して描かれている。 絶望的し抜いた先に、見えてくる本当のもの。 どんなことがあっても、人間は生きて生きて生き抜いていかなければならない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「益田くんはぼくのことを救ってくれた。ぼくを救ってくれた唯一の親友だから」

「自分のことを必要としてくれる友達に初めて出会えて、本当に嬉しかったんだ」

こんな言葉を自分にかけてくれる職場の同僚が、過去に殺人を犯していたとしたら。

それも、日本中を震撼させた幼児連続殺害の犯人の「元少年A」だったとしたら。

かつて「正体」(染井為人著)のレビューを投稿した際に、友人から「薬丸岳の『有罪』を思い出した」とコメントをもらい手に取った。


ジャーナリスト志望の益田純一は、埼玉県川口市のステンレス加工会社に就職。
夢破れ、アパートも出なければならなかった彼が、とりあえず就職した社員寮つきの会社だ。

同日に、同じ27歳の鈴木秀人と入社した。
尋常ではない雰囲気で、周囲との交流を避けていた彼とも益田は打ち解けていく。

事務員の藤沢美代子には消してしまいたい過去があった。
「別に悪いことなんかしてないじゃないか。人を殺したわけでもないし、罪を犯したわけでもない。逃げ回ることなんかないよ」

親しくなった鈴木は、美代子にこう言葉をかける。
元交際相手に執拗に追いかけ回され、人生をめちゃくちゃにされてきた美代子の心にほんの少しの明かりが差す。

人の過去を詮索してみたいと思うのも、人間。

かつての凶悪犯を許せず、安全地帯からの正義感でつるし上げてしまうのも、人間。

そして、目の前の人を何よりも大切にしたいと思うのも、人間。

天国も地獄も。
菩薩も畜生も。
穏やかな心も怒りの心も。
すべて同じ人間の生命。

それは縁によって呼び出されてくる。

人間の尊さも醜さも、徹底して描ききられている。

だからこそ、人を殺してはいけない。自分で生命を絶ってもいけない。

絶望的な人生に散々苦悩し抜いた先に、見えてくる本当のもの。

どんなことがあっても、人間は生きて生きて、生き抜いていかなければならない。

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紙の本友罪

2021/03/22 21:40

深く考えさせられる作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今の若者がどう感じるのか、意見を聞いてみたい。
言わずと知れた現実のあの事件を彷彿させる内容で、自分の身に置き換えた時にどう感じるか…やはり嫌悪感しかない。
どのような理由があろうとも、犯人が幸せに生きることがあってはならない。
一生背負って、辛い思いを抱えながら生きていくべきだと思うし、赦されてはいけないと思う。
ストーリーには引き込まれたし、たくさんの人に読んでもらいたい素晴らしい作品だと思うが、全く共感はできない。

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電子書籍友罪

2020/09/21 19:49

社会派小説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

凄く考えさせられる内容でした。もし、自分の隣にいる人が、殺人者で刑期をしっかり終えてるとしたら、他の知り合いと同じ様に振る舞えるかどうか…。出逢ってすぐに分かっていれば、それ以上近づかないって言う人がほとんどではないでしょうか。何かされると思ってる訳ではなく、とりあえず離れておく。この物語の主人公の様に調べたりする事もなく、関わろうとしない。この世界は大半がそういう人だと思う。そういう世界で、彼が出会った彼は素晴らしい友人だと思う。

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紙の本友罪

2018/05/03 14:06

「あなたは自分の中の闇と向き合えるか」と問い掛けてくる作品でした。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Nagi - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化されるという宣伝を見掛けたのを機に、薬丸氏の作品を知り、扇動的なキャッチコピーに惹かれて購入。
2016年6月前に読んだ人と、それ以降に読んだ人との間で大きく感想が分かれる作品ではないかと思わせる内容でした。
薬丸氏に関する情報を読むまでは、“あの事件”を思い出させるこの作品を発表することで、“あの事件”の加害者だった“彼”にも何かしらの託す思いがあったのではないかと思いましたが、違いました。
薬丸氏は「この作品は“彼”がモデルではありません」と言い切っており、読み返せば本作に登場する鈴木の視点は一切ありません。
それに気付いた読者の中には、言葉で表し切れないいろんな感想や想いが浮かんだのではないかと、ほかの読者の感想まで気になってしまうような内容でした。
嫌でも自分の中の、目をそむけたくなる面と向き合わされる作品だと思います。

もし、身近な人が世界を震撼させるほどの事件を起こした殺人犯だったら。

鈴木が社会に出て初めて心を許したと思われる益田の視点と、鈴木の母親代わりとも言えた校正期の指導教官だった弥生の視点、鈴木がもしかしたら初めて女性として意識したかもしれない、そして明らかに鈴木に好意を寄せていた美代子の視点で綴られるこの物語は、加害者だった人間への理解を促す物語ではなく、加害者の身近な存在として、しかし事件の当事者ではない自分が、その人物とどう向き合うのか、と読者に自問させる物語だと思いました。
視点人物は読者でもあると突き付けてくる物語だと思います。
薬丸氏が「この話を公開していいのか怖かった」と仰ったそうですが、その意味を理解しました。
益田の先輩記者である須藤や元恋人だった清美のような言動をしていないだろうか、と巷に溢れる事件事故を知ったときの自分の感じ方や考え方に不安を抱かされます。
正義や正論を大義名分に、加害者自身を見ることなく善悪を安易に語っていないかと不安になります。
第三者という立場に胡坐を掻いて物事を見てばかりで、関係者になったときの自分を考えたこともない自分の愚かさに気付かされます。

読者の感想を知りたくていくつかいろんな感想も探して読んだところ、このような猟奇犯罪をしでかす人間が、益田が鈴木に述べたような一言だけでそう簡単に変わるわけがないというものがありました。
それは確かにそうだと思いました。
でも、この作品は加害者がどうであれ、その身近にいる人間が関係者になったときどう感じ行動するかを問題提起している作品だとも思うので、本当に読む人によって大きく感想が変わる作品だと思いました。

自分はどうするだろう、と自分と向き合うきっかけとして、1人でも多くの人に読んでいただけたらと強く思ってしまう作品です。
5/25公開の映画作品も観に行こうと思います。
また、薬丸氏の『Aではない君と』も読もうと思っています。

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