花宵道中(新潮文庫) みんなのレビュー
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紙の本花宵道中
2015/08/28 00:28
女性のためのRつきフィクション。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハードカバーの単行のときはR18が目立ってしょうがなかったんです。
ですが、文庫化されたらサラッと誰でも手にとって状態で(笑)
文庫で買っていてあんまり突っ込めないですが、いいんですかね?(様々な意味で。)
単行でも「宮木さんはすごい書き手だ!!」と感服したのですが、
文庫を買って、再読したら一番最後に書下ろしが一章追加されていました!
遊郭の物語って、「この人はどういういきさつでここで大きい顔しているんだろう」っていう女性が2人はでてくるのですが、
山田屋のおかみさん。この人も例外なく謎。「大門切手」が書き下ろしされてよかった。様々な救いになったように思います。
個人的には映画化された「花宵道中」よりも、八津と新人髪結いとの「十六夜時雨」、
コミュ障気味の美少女・緑と器量コンプレックスの茜がみせてくれる日常はよい空気感。
(茜と緑は、現代っ子らしいキャラクターだと感じます。)
こんな地獄で、再会か…と複雑すぎてこちらまでガックリくるようなドラマ性は、
登場人物をフル活用できる宮木さんの力量そのものでした。
紙の本花宵道中
2020/07/30 23:39
悲恋もの
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画にもなりましたね。
遊郭に興味のある方はオススメ。短編集なので読みやすいです。主人公が一話ごとに変わりますが、全編通して人間関係が繋がっています。
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