土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―(新潮文庫) みんなのレビュー
- 水上勉
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紙の本土を喰う日々 わが精進十二カ月 改版
2019/06/19 06:10
土
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生物にとって大切な土。そのありがたさがよくわかる。コンクリートなどに囲われた生活をしていると見失われがちだが足元の大切なものにきちんと目を向けさせてくれる。
紙の本土を喰う日々 わが精進十二カ月 改版
2018/07/11 20:24
禅寺ならではの作品
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、少年時代を禅寺で過ごした水上勉ならではの出来となっている。一月の章のくわいの話は、とても食欲のそそられる話だった。
2022/12/05 11:09
映画と全く違った
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投稿者:KUMA0504 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画の「土を喰う日々」を観てたいへん面白かった。面白かったが、まさかあんな美人の編集者(松たか子)と懇ろの仲になっていたとは思わなかったが、母方の親戚(尾美としのり)が自分の母親の葬式の一切までも水上勉(沢田研二)に任せ、あろうことか骨壷まで置いていったのをみて、そんなことをありあるのかとビックリして本書を紐解いたのである。
予想通り、そんなことは一切書いてなかった。どころか、未だ奥様は健在だったし、どうも義理の母親の葬式エピソードに似たのは、祖母の一人暮らしエピソードを改変したようだった。中江裕司監督は、真冬の信州の自然に、沖縄の死生観と自然観を注ぎ込んだのだ。
映画にも出てきたが、道元の著書が至る所に出てくる。思うに、その自然観と死生観は、500年を経て尚且つ生命力を持つものだろう。
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