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花神 みんなのレビュー

  • 司馬遼太郎
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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本花神 改版 下巻

2024/03/29 16:24

良い本です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

クライマックスたる上野戦争における彰義隊の撃破、そして死が。結部で革命の花咲爺こそがタイトルの含意だったと明かされます。偏屈な技術者を革命の大立者とするこの小説は、平凡なサラリーマンをかつて勇気づけたのかもと思って読みました。

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紙の本花神 改版 下巻

2023/09/23 08:17

特異な輝きを活写した傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

本巻では、長州征伐の勝利から上野戦争、そして暗殺まで。上野戦争は、この小説のまさにクライマックス。蔵六の打つ手が悉く決まり、蔵六の想定通りに進んでいく様は圧巻です。戊辰戦争後は西南戦争を予想し、その備えを万全にしたところで、薩摩の手により急逝。西郷隆盛とは「相討ち」に終わったという表現に納得しました。それにしても、怜悧な蔵六が存在しなければ、戊辰戦争もどちらに転んだか分からない戦いだったと分かりました。事蹟の割には不人気を超えて地味な存在の村田蔵六ですが、本書はその特異な輝きを活写した傑作と思います。

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紙の本花神 上

2023/09/09 22:12

嘉蔵とともに蒸気船を造った話は、上巻のハイライトです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

適塾入塾から緒方洪庵の死まで。具体的には、適塾に入塾するや頭角を表し塾頭に。しかし、家業を継ぐため帰郷。お琴と結婚。その後、二宮敬作の斡旋で宇和島藩科学技術部門の最高官として出仕。ここで、あの有名な蒸気船建造を指揮。嘉蔵とともに蒸気船を造った話は、上巻のハイライトです。宇和島藩での役目を終え、単身江戸へ。ここで蘭学塾の鳩居堂を開塾するや評判となり、蕃書調所(後の東大)助教授や講武所の教授に就任。千住小塚原で女死刑囚の解剖現場で桂小五郎と遭遇することで、長州に士官する道が開けたところで上巻は終わり。
ところで、個人的には歴代大河ドラマの中でも名作の一つと思っている「花神」。愛川欽也演じる嘉蔵と中村梅之助演じる蔵六が蒸気船を建造するシーンは今でも覚えています。また、子供心ながら浅丘ルリ子のイネより加賀まりこのお琴の方が良いなと思いました。

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紙の本花神 上

2017/06/05 14:34

異能者

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

大村益次郎はまるで愛想の無い仏頂面の男。大抵の人には面白味の無い人間と判断されてしまうだろう彼に天は異能の才を与えた。そんな男が歩むとてつもない道を描く物語。

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紙の本花神 上

2016/08/05 09:38

我が国の近代兵制の創始者、大村益次郎の生涯を描いた長編!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、司馬遼太郎氏の作品の中ではあまり目立たないかもしれませんが、中身は他の作品と劣らない、すばらしいものとなっています。周防の村医師から一転して討幕軍の総司令官となり、維新の渦中で非業の死を遂げた我が国の近代兵制の創始者、大村益次郎の波乱の生涯を描いた作品です。彼の偶然か、それとも運命か、蘭学の才能を買われ、宇和島藩から幕府へ、そして郷里の長州藩へととりたてられていく激動の生涯は、読者を魅了することでしょう。

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紙の本花神 改版 下巻

2004/03/28 05:13

不幸なほどの情念的ナショナリスト村田蔵六、テロリズムに倒るる。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しゃくとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この「花神」下巻は、明治二年五月に五稜郭の榎本軍が降伏して戊辰戦争が終了するまでの、「軍師」としての「村田蔵六」の成した仕事について、多くのページが使われています。桂小五郎に見出された「村田蔵六」の軍事における才能は、次々と難関を突破し、少ない戦力で、旧幕軍を打ち破っていく姿は、まさに「仕事人」だと感じました。
 明治維新という大きな革命が起きるときに、必要な人間であった「村田蔵六」の才能は、それは、己を一個の機械として、ただ「機能」させることのみに専心できたことかもしれません。たとえ、そこに感情が欠如していたとしても、「大略を知る者」である「村田蔵六」にとっては、「仕事」という目的地に達するためには、それが生きやすかったのかもしれません。

 思えば、日本の近現代史、というのは、数多くの無名の「村田蔵六」の汗や涙で出来ているなぁ、と思うのです。NHKの「プロジェクトX」などを見ていても、本当に「仕事」をしている人たち、というのは、「あぁ、村田蔵六だなぁ…。」と感じたりします。「仕事」とか「技術」とかいうものは、分野にもよるでしょうが、本当のところは、やはりある種の才能が必要なものです
 現在の日本を作り上げて下さった、たくさんの「村田蔵六」たちには「感謝」を、これからの日本を作っていこうとする、たくさんの「村田蔵六」たちには「エール」を送りたいと思います。

 日本の自衛隊の特殊部隊の訓練が本格化しました。日本中にいる「仕事人」たちが、「反作用」としての「テロリズム」に倒れないように、安全な社会を目指したまちづくりが成されていけばいいなぁ、と思います。若い「村田蔵六候補生」の皆さんには、是非、この「花神」全3巻を読んで、「仕事」というものについて考えてみて欲しいと思います。そして、「土俗的ナショナリズム」のない世界にいつかみんなで辿り着きたい、と切に願う次第であります。それでは、お仕事頑張りましょう!(^_-)☆

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紙の本花神 中

2023/09/14 19:23

「長州に村田蔵六がいては、とても幕軍に勝ち目がない」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

本巻では、長州ファイブの留学、蛤御門の変、長州征伐、そして第二次長州征伐までを描きます。蔵六は「軍政専務」という重責に抜擢され、遂に歴史の表舞台に躍り出ます。408頁からの「四境戦争」は、まさに中巻のクライマックス。蔵六の打つ手が悉く当たり、幕軍に勝利していく様は、痛快の一言。それにしても、勝海舟が蔵六が世間に認知される前に、「長州に村田蔵六がいては、とても幕軍に勝ち目がない」と発言しており、その眼力には驚きました。

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