おれは一万石 みんなのレビュー
- 千野隆司(著)
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紙の本おれは一万石
2017/09/18 09:37
さわやかなストーリー
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木 正康 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時は江戸時代の大名家の話だが、10代の若殿様である正紀と正広が、剣術を通して友情から一門の結束を固めていくところ、婿入りする正紀の伴侶となる京の、今風にいうドライな愛情にも、微笑みがこぼれる。加えて、家臣のバイタリティも読み進める中で頭の中にイメージが広がり、その場面が容易に想像できる表現があふれている。正紀の短慮のようでありながら、人の意見を素直に傾聴する謙虚さは、20代、30代と年を重ねることで、尾張徳川の血を引く名君となる期待を膨らませてくれる。また大所高所で本質を見極めようとする若きトップの姿勢と置き換えると、マネジメントの基本を示唆する内容とも感じとれた。
紙の本尚武の志
2022/01/31 12:22
ちょっと違ううまさあり。シリーズ快調!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでのガチな正紀との対決姿勢ではなく、直参、旗本の剣術試合の実施によって寄せ場の存続を図るというストーリーはとても面白かった。
目線が変わったところにシリーズ小説のうまみがあることがよくわかった。
紙の本おれは一万石
2017/10/16 12:45
正紀のこれから
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、同作者の入り婿侍シリーズと似ていると思った。
水運利用して江戸と繋がる北関東が似た感じとなるのか?
シリーズの今後、角次郎と繋がるのか?
そうすると喜安幸夫氏のシリーズと同様に楽しみが増えるかもしれない。
1万石シリーズも2冊目が決まっているようなので、今後が楽しみだ。
モチロン、奥方との情愛の変化なども楽しみ。
紙の本商武の絆
2020/08/10 03:48
時代小説の金字塔
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とら猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは、内容が、楽しく、面白く、毎回楽しみにしています。あっという間に、読み進められて、最後の満足感は、又、次回が、待ち遠しくなるという、今、一番好きな本です。
紙の本紫の夢
2022/08/31 14:13
藩内の粛清を行った正紀に借金返済の攻撃が襲い掛かる。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
藩内の粛清を行った正紀に借金返済の攻撃が襲い掛かる。折しも起きた醤油強奪事件を解決することで窮地を脱するが、それには妻・京の陰ながらの助力があった。藩内政の改善の次は夫婦仲の円満化であり、妻が懐妊するなど改善の兆しが。
紙の本塩の道
2019/10/24 10:10
少々筋書が単純ながらも素直に安心して楽しめます。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少々筋書が単純ながらも素直に安心して楽しめます。反対者の陰謀を排除して下総高岡藩の世継ぎとなった正紀だったが、まだまだ反対勢力は根強い。藩財政を安定させ、人々の信頼を得るために船着き場の開発、その契機となる塩運送業支援を試みるが、反対勢力と塩商人の陰謀に巻き込まれての奮闘。当然、着実に勝ち進む。なかなかしっくりいかない妻・京との仲も徐々に改善方向か。
紙の本おれは一万石
2019/09/26 09:44
さらりと楽しめる、痛快・爽快時代劇。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらりと楽しめる、痛快・爽快時代劇。身分・役職が世襲制だった江戸時代、長男は良いが次男以下は養子に出て他家を継がなければ一生部屋住みしかない。結果として、複雑な血縁関係が生まれることになる。前半はそうした複雑な血縁関係を理解するのに少々閉口したが、主役:竹腰正紀(のち井上正紀)が、尾張徳川家の血を引く三万石の大名家の次男だということを飲み込むと、あまり気にせずに読める。本作では、思わぬ妨害を排して高岡藩一万石の婿養子に成るまで。さて、次回以降の活躍に期待です。
紙の本定信の触
2018/11/25 08:58
米不作の翌年は
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと一揆を防いだと思ったら、廻し米を幕府から要求された正紀。
難問は沸いてくる。
厳冬の河岸での死闘など、正月は来るのか?
翌年の実りが良いように祈る。
そして子供にも恵まれますように。
紙の本一揆の声
2018/09/17 07:57
正紀また大活躍
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
一揆をあおり、米を掠め取ろうとする輩。
京の一言は重く、正紀を現地に行かせる。
日に日に夫婦の絆が増すふたりに、新しい命はいつ授かるのか?
次作が待たれる。
電子書籍おれは一万石 : 5 無節の欅
2018/07/18 19:37
安定の千野隆司
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投稿者:dekakiki - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体の流れはマンネリ気味ではあるが、それでもハラハラ、ドキドキさせられる。安定の時代小説
紙の本麦の滴
2018/06/24 09:05
経済小説になって来た
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
200両捻出のため奔走するなか、大麦相場や銭貨の相場で利益をだす井上正紀。
本家と分家。跡取り問題。
江戸時代の大名も現代の企業が抱える諸問題と似た問題を抱えている。
正紀と京の夫婦としての心の繋がりが強固なものになり、本当の夫婦にますように。
紙の本おれは一万石
2018/05/29 14:13
面白かった
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前から気になっていた作品だった。特に私が愛知県出身という事もあり尾張徳川家の事績は、興味があった。
これも縁かなと高岡藩井上家に婿に入ることを決意した正紀の心意気がよく伝わってくる。それにプラス物語の常道として正義の味方と敵役にくまれ役の確固たる設定が、痛快で読み手の心理をくすぐる。大名になるのも楽ではないし、家臣といえども素直に主君に従えないという江戸時代の藩政体制の実利もより一層濃く出ている点は、歴史書としても価値を見出し得る。このシリーズ期待したい。
紙の本塩の道
2018/05/27 18:54
大名も楽ではないね
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。大名の世子と言えども楽ではないし、色々と考え気を遣わなくてはならないことが良く分かった。その意味では歴史の勉強も本書でしたような感じだ。
それにしてもこの作品もまたうまいこと敵役を配していて面白く、エンタティメントな作品になっていることを評価したい。それに+して正紀と夫婦になった京姫とのやりとりもなんだかほほえましいやら、身につまされるやらで益々読みごたえが出ていた。
紙の本塩の道
2017/12/04 13:00
大名見習い大活躍
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
高岡藩の新たな財源として河岸開発に乗り出す。
妻「京」との関係は今後親密になっていくのか?
はたまた実家を頼らずに藩政改革が出来るのか?
現在の茨城なのに(今じゃ通勤圏)、いまひとつ位置関係が頭に入りきっていないワタシ。次の発行が待ち遠しい。
シリーズ修了までに、下妻・関宿などの位置が頭にはいりますように。
電子書籍おれは一万石 : 1
2024/02/08 00:40
婿入り
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一万石の大名ヘ17才で婿入り、ということになり……。次男に生まれ、大名に、婿入りならばいいんじゃないかと勝手に思いましたが、そうでもないようですね。これからどうなるのか楽しみに次巻読みます。