夏草の賦 みんなのレビュー
- 司馬遼太郎
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本夏草の賦 新装版 上
2009/01/17 21:42
戦国時代、土佐にあらわれた風雲児、長宗我部元親の物語。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代、土佐にあらわれた風雲児、長宗我部元親の物語。
上巻は、土佐の一城主から土佐国主へさらには四国統一の手前までの物語です。
司馬遼太郎さんの作品は、とても読みやすいです。
立身出世の物語は、困難に直面してもなんとかそれを切り抜け、目標に到達していく主人公に感情移入がしやすいためでしょうか。
本書の上巻では、四国統一後そのままの勢いで天下統一も可能な気になってしまいます。
四国の土佐は、山に囲まれ周りから孤立しがちな地域です。しかも、四国自体も京の都からは距離滝に近いとはいえ、そこは田舎。
主人公元親は、とても野心的です。
ですが、政治家としても抜かりない一面もあります。ひとつは、明智光秀という織田政権とのパイプを持っていたこと。
しかし、読みが浅かった。
相手の力量を読み違えるとお家も潰れてしまう乱世。
織田の軍団が、四国に押し寄せようとするところで、下巻に続く。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本夏草の賦 新装版 下
2009/01/17 21:44
長宗我部元親の物語。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
長宗我部元親の物語。
信長軍団が押し寄せようとしているちょうどその時に、本能寺の変が起きます。
歴史に翻弄される、主人公元親。
わずか11日間に信長が死、光秀がうたれ、秀吉が天下統一レースのトップに立った中で、周りは右往左往するばかり。
四国統一を果たした元親をもってしても、この時代の速さにはついていけなかったようです。
本書の中では「田舎者」という言葉がたくさん出てきます。
自分の守備範囲ないしか知らず、世の中にはもっと強い優れた人間がいることを知らない人のことです。
これは、現代の社会でも同じようなことがいえます。
私の地元で言うと、北海道で成功した会社が本州(北海道では「内地」という)へ進出し、夢破れてしまうというパターン。
元親もそうですが、それまで夢にまい進していただけに失敗した時の落胆は大きいです。
最後に長宗我部家は悲劇的な結末を迎えます。
その息子盛親の代で関ヶ原で西軍につき土佐を失ってしまいました。
夢を追い続けているときが、一番輝いているのはどの人生も同じなのでしょう。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本夏草の賦 新装版 上
2022/01/13 12:01
四国の武将
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかさたな - この投稿者のレビュー一覧を見る
四国に旅行に行くのにあたって何か四国に関連した小説を読んでおきたいと思い購入。とても読みやすく、あっという間に読んでしまった。下巻も楽しみである。
電子書籍夏草の賦(上)
2021/07/14 12:12
あまりポピュラーではないけれど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
信長秀吉家康みたいにポピュラーではないけれど四国土佐の英雄 長宗我部元親の話である。悪くはないのだが司馬遼太郎にしては筆に今ひとつ勢いがないような気がする作品である。主人公の性格のためなのかな。今ひとつ乗り切れていない感じがする。
紙の本夏草の賦 新装版 上
2016/11/17 22:29
土佐の英雄
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代。
四国統一に奔走した長曽我部元親の話です。
初陣から信長との交流や九州出陣などあますことなく
描かれています。
四国の風土や人物も感じることができるので秋の夜長に。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |