マリア・テレジア みんなのレビュー
- 江村洋
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マリア・テレジア ハプスブルク唯一の「女帝」
2020/06/01 09:20
神聖ローマ帝国カール6世の娘として生まれ、女帝として活躍した美貌のマリア・テレジアの生涯を追った興味深い一冊です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公、ハンガリー女王、ボヘミア女王で、ハプスブルク帝国の領袖であり、実質的な「女帝」として知られるマリア・テレジアの評伝です。1717年にハプスブルク家カール6世と皇后エリーザベト・クリスティーネの長女として誕生したマリア・テレジアは、カール6世の最初の女子であり、両親は遥かヨルダン川の水で洗礼を受けさせたり、マリアツェル教会に黄金の子供像を奉納したりと歓迎したと言われています。「小さなレースル」は母親譲りの輝く美貌を持ち、市民からの人気も高かったようです。それまでハプスブルク家はサリカ法に基づく男系相続を定めていましたが、彼女の兄が夭折して以後、カール6世に男子が誕生せず、成人したのもマリア・テレジアと妹のマリア・アンナのみであったことから後継者問題が表面化してくることになります。同書は、ハプスブルク研究第一人者による書で、非常に興味深い内容です。
マリア・テレジア ハプスブルク唯一の「女帝」
2017/08/15 22:07
名のみ高い女帝の伝記
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
マリア・テレジアというとハプスブルグ帝国の頂点を築いた女帝として高名な存在。しかし伝わるのはこの表紙と違って晩年の風格ある肖像で、政治にのみ生きマリー・アントワネットを不幸な政治結婚の犠牲にしたということぐらいではないだろうか。ここで描かれるマリア・テレジアは全く異なる。即位したごく若い時から、フリードリヒ大王などの列強に抗すべく国内の支持を取り付けるのに奔走し、伴侶を得てからは家庭に生きて子を多くなし、その仕草は優美でハンガリーでは支持を取り付けるために子を抱いて訴えたという女性らしいもの。「女帝」という風格を身につけるのは、女王という資格だけでなく家庭でも政治でも大変な労苦なくして得られない難事だったのだ。なぜか取り上げられることの少ない偉人の稀少な伝記。
マリア・テレジア ハプスブルク唯一の「女帝」
2019/04/05 08:25
女帝
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔の女性は悪女として歴史のに残ることが多い中で、唯一といってもいいんじゃないかと思うような、賢者ぶり。
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