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電子書籍

私本太平記 みんなのレビュー

  • 吉川英治
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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.7

評価内訳

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本私本太平記 1

2009/12/20 00:54

骨肉の争いの物語

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白みそ - この投稿者のレビュー一覧を見る

鎌倉幕府末期、将軍はすでにお飾りでしかなく、幕府の実質的支配者であった執権北条家もその実権を失い、北条家の一家臣に過ぎない内管領の長崎円喜・高資親子が専横を極める時代から物語は始まります。
一昔前に「権力の二重構造」などという言葉がはやりましたが、二重構造どころの話ではありません。権力の所在について、制度的建前と実態がこれほどまでにかけ離れてしまうと社会的混乱が起きるのは当然の話で、鎌倉幕府は崩壊の道をたどることになります。与党の幹事長に過ぎないO氏に権力が集中している現在の状況と似ていなくはありません。

物語の主人公は足利尊氏。この人は鎌倉幕府を倒すために共に戦った後醍醐帝とのちに袂を分かち室町幕府を作ったため、後々まで逆臣扱いをされていました。(そのせいで、京都で行われる時代祭の行列には、最近まで室町時代の行列がなかったくらいです。)
古典太平記でも当然逆臣扱いされています。
その足利尊氏の人間性を公平な立場から描こうとしたのがこの作品なのです。

文字通り血で血を洗う権力闘争が繰り広げられるのですが、尊氏はそんな状況に嫌気がさし途中で権力を弟に譲り出家したものの、権力闘争から完全に逃れることは許されず、結局は弟や実の子供とも対決しなければならない運命に立ち至ります。はっきりいってドロドロです。

室町幕府が安定期に入るのはこの物語の後の三代将軍の義満の頃です。題名とは異なり平和とは程遠い時代の骨肉の争いを描いたこの物語、平和を築く過程では多くの血が流されるものなのだということを暗示しているのでしょうか。

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紙の本私本太平記 8

2015/08/30 14:17

波乱の人生に、幕。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊川の合戦は尊氏の圧勝に終わり、楠木正成は戦死。後を追うように北畠顕家、新田義貞、そして後醍醐天皇と次々に宮方の要人は倒れたが、しかし尊氏の天下も安定はしなかった。一族の骨肉の争いが治まらぬまま、彼の波乱に満ちた人生も終わりを迎えようとしていた・・・
作者が自分の死期が近いのを悟りつつ書いた作品なので、特に鎌倉幕府滅亡後は展開が速く、手短にすまされているイベントも多いのが不満ではある。それでも南北朝時代を扱った時代小説としては最高の完成度を持っていると言えよう。

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紙の本私本太平記 5

2015/08/29 14:02

鎌倉幕府、滅亡。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

足利尊氏の裏切りは幕府を支えていた最後の堤防の決壊に等しかった。京都と鎌倉はほぼ同時に陥落し、北条一族はことごとく戦死もしくは自刃して滅亡した。しかし、代わった後醍醐天皇の政治も長続きする様子は見せなかった・・・
六波羅探題滅亡のシーンや鎌倉陥落の場面は本物の太平記にも勝るとも劣らない完成度です。滅亡を目前に様々に散っていった人々の姿が泣けます。

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紙の本私本太平記 7

2015/07/16 16:15

私本太平記・7

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

足利尊氏の九州落ちから桜井の別れ・湊川開戦までの期間を描く。足利尊氏が多々良浜の合戦に向かう前に将士に向かってした演説、楠木正成が後醍醐天皇に必勝の策を奏上するが戦知らずの公家に一蹴されるシーン、定番だけど楠木正成と息子・正行の桜井の別れ、などなど、この巻にも名場面がたくさんある。特に桜井の別れは、戦前の勤王思想に固まったものではなく、父子の情愛が滲み出てくるような語らいがあって泣けた。

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紙の本私本太平記 3

2015/09/18 22:22

楠木正成の変貌。

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宮方蜂起に素早く対処する幕府。笠置山は早くも陥落して後醍醐天皇は捕らえられ、隠岐に流される。楠木正成も立ち上がり赤坂城に籠もったが、そこも陥落。しかし、彼は生き延び、まさかの再起を見せる。
ただただ平穏を望んでいた正成が、一族全員の声に押されて決起すると、たちまち一個の名将ぶりを発揮するのが、ややギャップを感じさせた。弟の正季もいいキャラしてる。個人的には最後の北畠具行の最期も印象的だった。

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紙の本私本太平記 1

2015/09/18 22:05

まだまだ序章。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉川英治が最晩年に手がけた長編・太平記。皇国史観の時代に育った彼が、三大悪人に数えられていたほどの足利尊氏を主人公に持ってきたのはさすがである。まあ第二次大戦に負けて皇国史観が否定された時期だったこともあるのだろうが・・・
この巻はまだまだ序章という感じで鎌倉幕府打倒の戦争も始まっていないくらいである。当然戦闘シーンも少ないが、しかし二巻以降につながる重要な伏線がいくつもあるので飛ばさずに読んで欲しい。尊氏も恋愛したり悪友ができたり結婚したりと青春していて親近感が湧く。

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紙の本私本太平記 4

2015/08/30 14:28

千早城の奮戦と尊氏上洛

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

全国に広まった反乱の鎮圧に手間取る北条氏。特に、千早城に籠城した楠木正成の奮戦はめざましかった。その隙をついて隠岐を脱出した後醍醐天皇。苦戦する京都の北条軍を救援するべく、足利尊氏の軍勢も上洛するが・・・
千早城の戦い、尊氏の決起、佐々木道誉との同盟、藤夜叉との別れなどが山場。他の巻よりやや分厚いが、イベントが多く一気に読み終わってしまった。

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紙の本私本太平記 6

2015/08/30 13:31

再び日本は大乱へ・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

水面下で進んでいた護良親王の尊氏打倒の陰謀は実行寸前で失敗し、親王は失脚。そして北条遺臣の乱が起こるや、尊氏は鎌倉に下り、再びこの国を大乱が襲う。
この巻は最もドラマチックに情勢が二転三転する。戦闘シーンも多い上に尊氏と親王の暗闘も描いており、シリーズを通した山場の一つといえるだろう。

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紙の本私本太平記 2

2015/09/18 22:16

作者の分身たちもいい味出してます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

正中の変以後も宮方は倒幕を諦めず蠢動していたが、遂に武力蜂起。志士・日野俊基も捕らわれ刑死する。そして、平穏な毎日のみを望んでいた楠木正成の所にも、その時代の荒波は押し寄せていた・・・
この巻は服部元成と卯木(後は兼好法師・草心尼・覚一)という、市井の身分の低い人物ながら主役級の人物たちと親しくその生き様を目の当たりにして語り部になる登場人物の描写にページ数を割いている。『新・平家物語』の阿倍麻鳥と同じだが、この手法、意外と味があっていい。本当は作者自身の分身といっていいだろうけど。

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紙の本私本太平記 1

2001/02/22 01:02

意外に知らない、鎌倉幕府滅亡から南北朝時代。ここもしっかり押さえましょう。

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投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る

 楠正成と足利尊氏。「ライバル同士」と思われていますが、同盟軍として戦っていたこともあるのです。後醍醐天皇って隠岐の島に流刑になったんですが、見事に「島抜け」して、京の都に返り咲いたんです。知ってました?
 歴史物といえばどうしても戦国時代が中心(わたしも大好き)なんですが、鎌倉〜南北朝〜室町ってとこも大動乱の時代で、今日の味方は明日の敵って感じで日本全国戦争に次ぐ戦争。歴史ファンならずとも、日本人の「常識」として、この時代を押さえておくためには、「太平記」読まねばならないか、と(でも最近の「歴史の常識」の水準はかなり低いような気もしますが…)。
 吉川英治の文体は、慣れるまで多少「もっちゃり」した感じもありますが、慣れると古文漢文のようなリズムがあって波に乗って読み進めます。つい「いずれにおわせしや?」とか口を突いて出てきそうになったりして。時代物、戦記物ファンには、是非お薦め。文庫で8巻ありますが、読み応え十分です。

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紙の本私本太平記 1

2001/10/24 10:26

相性もあるしね。

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投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 相性の問題もあると思うのだが、吉川英治はいまいちだと思います。何がいいたいのかいまいち理解できないし、やたら無意味に文語体だったり、言葉の使い回しが古くさかったりでどうにも読みづらいです。しかも、話が要点のまわりの「それって大事なの?」というところばかりをぐるぐるぐるぐるしててなかなか進まないし、一言でいえばだるい本です。読んでると眠くなります。しかし、個人的な評価ですので、実際には大河ドラマの原作でもあり、有名な作家でもあるので読んでみる価値はあると思います。

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