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深紅の碑文 みんなのレビュー

  • 上田 早夕里
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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

紙の本深紅の碑文 下

2020/07/07 20:14

しみじみと人間の愚かさを感じる。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は生物、非生物を問わず次々と悪意ある兵器を作り出す。
目先の利益のため作り出した生物、非生物が暴走する。
というような終末観にあふれた世界を描き出している。
基本は海と陸との争いだが、宇宙が入り込むことによっていくらか絶望感が薄められている。宇宙に夢をつないで一応シリーズを終わる。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 上

2020/07/07 19:57

「華竜の宮」の続編。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

「魚舟獣舟」 「華竜の宮」の直系続編。途中で「リリエンタールの末裔」の主役であるチャムが登場するのでちょっとうれしくなる。
このシリーズに共通する壮大な世界観はますます拡大、今までは封印してきた宇宙にも手を伸ばしてゆく。全体的には人間の大いなる悪意と少しの善意を描き出している。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 下

2016/12/13 19:37

華竜の宮を凌ぐスケールで描く長編SF作品「深紅の碑文」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

上田早夕里さんによる長編SF作品。
大規模海面上昇後の陸上世界と海上世界との確執、人間とのタ生物との共存、
人間と人工知性体との友愛などを描いた「オーシャンクロニクル・シリーズ」の第4作目。
このシリーズの第一作目は、短編集「魚船・獣船」の表題作、第2作目は長編小説「華竜の宮」、そして第3作目は短編集「リリエンタールの末裔」の表題作になります。
「魚船・獣船」と「リリエンタールの末裔」を読んでいなくても本作品は楽しめますが、話のつながりを考えると「華竜の宮」は読んでおいた方がいいと思います。

第4作目「深紅の碑文」の最大の魅力は、特定の人物ではなく、陸・海・空の3つの領域に様々な立場の人間に焦点を当てていることで、滅亡の危機に直面する人類が織りなす人間ドラマの骨太な力強さが表現されていることだと思います。

陸を代表するのが、「華竜の宮」の主要人物だった青沼誠司です。彼は日本政府の外交官を退職し、本作では救援団体の理事長の職に就いています。資源をめぐる陸上民と海上民との対立が深刻化しており、彼は武力衝突を憂慮して海の反社会勢力〈ラブカ〉との和解に動き出します。「華竜の宮」と違い、組織の長になった青沼がどのように和解に動いていくのかは本作品の見どころの一つだと思います。
次に、海を代表するのが、ラブカのリーダーであるザフィールです。ラブカは現実世界に存在するテロ組織をイメージしてもらえばいいと思います。ザフィールはそのテロ組織のリーダーということになります。彼の視点でも「陸」と「海」の対立を描くことで、反社会勢力を悪だと一方的に決めつけられないようになっています。
そして、空を代表するのが、深宇宙研究開発協会(DSRD)の星川ユイです。「陸」と「海」の血みどろの争いを描いたこの物語の中で、清涼剤の役割を果たします。幼い頃から宇宙に憧れ、困難な世界にあって夢の実現のために懸命に生きる彼女の姿を描きます。彼女の存在は、滅亡に瀕した人類を明るく照らす希望だと思います。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 上

2016/12/13 19:33

「華竜の宮」を凌ぐスケールで描かれる長編SF小説「深紅の碑文」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

上田早夕里さんによる長編SF作品。
大規模海面上昇後の陸上世界と海上世界との確執、人間とのタ生物との共存、
人間と人工知性体との友愛などを描いた「オーシャンクロニクル・シリーズ」の第4作目。
このシリーズの第一作目は、短編集「魚船・獣船」の表題作、第2作目は長編小説「華竜の宮」、そして第3作目は短編集「リリエンタールの末裔」の表題作になります。
「魚船・獣船」と「リリエンタールの末裔」を読んでいなくても本作品は楽しめますが、話のつながりを考えると「華竜の宮」は読んでおいた方がいいと思います。
第4作目「深紅の碑文」の最大の魅力は、特定の人物ではなく、陸・海・空の3つの領域に様々な立場の人間に焦点を当てていることで、滅亡の危機に直面する人類が織りなす人間ドラマの骨太な力強さが表現されていることだと思います。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 上

2016/05/07 12:54

ワクワクが止まらない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

何故だろう?
 地球文明の終わりを書いている小説のはずなのに、ワクワク感が止まらない。 このテーマの小説は、世界がどんな終わり方をするのかが大きな問題だが、そこんところは前作の「華竜の宮」で終わってるので興味半減のはずなのに、なぜか、早く次のページをめくりたくてしようがなかった。

 登場人物のほとんどが真面目で、真剣で、他人の事ばかり考えている。そんな不思議なカテゴリーだけの小説は、本当なら堅苦しくて、重苦しくて、世k無に堪えないものになるはずなのに、上田さんの手になると、どうしようもないスペクタクルに胸が震えてしまう。
 私なんか、会社の朝のスピーチで、お薦め本として、この小説を紹介しちゃったくらいです。

 もちろん、前作(できれば、シリーズ含めて)と一緒に読むべきでしょうが、ボリュームと作品世界のインパクトが大きすぎて、少し間を開けて読んだ方がいいかもしれません。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 下

2016/03/24 23:26

涙した。。。

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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの『深紅の碑文』。作中で語られるが血まみれの休戦協定であった。とはいっても争いはまだ続いていて、主人公青澄も凶弾に倒れる。救いとしてはラストでアキーリが無事旅立ったこと。質・量ともに大傑作だった。

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紙の本

紙の本深紅の碑文 上

2016/03/20 12:52

これぞSF

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る

SFとしての醍醐味が詰まっている作品。滅亡を前に協力しあえない人類。希望としての宇宙計画が描かれるが、下巻でどうなることやら。ラブカの存在と現在のイスラム過激派がダブって見えるが、ザフィールと青澄の共闘はなるのか?

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