エマ みんなのレビュー
- 著者:森 薫
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2015/09/13 00:52
メルダースの人々+3人の歌手
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投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
番外編のなかでも好きな一冊。
劇的な展開がない巻なので、のんびりしたい時に読み返す機会が多い。
最初からドロテア&ヴィルヘルム夫妻の魅力が止まらない。
(2人の馴れ初め含め、ヴィルヘルム氏の愛妻家ぶりがすごい。)
メルダース家の長男エーリヒと相棒のテオの日常ドラマ。
(ドロテアさんのママっぷりと、ヴィルヘルム氏のまっとうな良いパパっぷりも必見。)
使用人たちの日常。
メイドさんじゃない、普通の女子としての素顔がみれて嬉しいエピソード達。
(次巻に向けて、メルダースの使用人たちの顔を覚えておくためにも大事。)
「三人の歌手」中篇です。
同じ時代に別の場所で、という「エマ」本編には関わりのない話しですが、
背景まで自分で描きたい、という森さんの漫画家としての主張が垣間見える。
エマ 3 (Beam comix)
2003/11/27 02:34
喜びが呼び寄せた痛みに
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投稿者:Dr.MAD - この投稿者のレビュー一覧を見る
女主人ケリー・ストウナーの死をきっかけに、ロンドンを離れるエマ。新しい仕事、新しい人間関係の中で、心を動かすのはウィリアムとの思い出ばかり。
まじめな人ほど喜びには疎くて、失って初めてその貴さを知ったりする。「平気だと思ったのに」。そんな切なさは止まらない。
そんなエマにとって今生の別れにも等しい状況で、細い糸はつながり続ける。再会で交わされる言葉に、つい思いをはせる。