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碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- みんなのレビュー

  • 犬童千絵(著者)
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みんなのレビュー30件

みんなの評価4.2

評価内訳

30 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

男装の女王の物語

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まきまき - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代エジプトで唯一の女性のファラオ、ハトシェプストの物語。
第1巻はまだまだイントロダクションで、王位継承権はあるものの即位する資格を持たない女性という性に懊悩するハトシェプストの若き日が綴られる。
エジプトを愛し、正当なる継承権を持ちながら、女性ゆえに王「妃」となるしかなく、臣下にも軽視される。
2巻以降、ハトシェプストはいかに現状を打破していくのか?!
王宮内に味方ができたけれども、一方、なにか企んでる風のキャラクターもチラ見えしていて、先が気になる。

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紙の本

とうとう完結か...

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハトシェプストの物語もこれにて完結。
彼女とあの因縁の相手との決着も。
ネフェルウラーの件の黒幕も判明し...

悩み、苦しみながらも、かつて誰も成し得なかった人生を走り抜けたハトシェプスト。
その人生に対し、ジェフティは。
色々と複雑な想いを持ちつつも、王者としての度量、王としての風格を見せ。

そして、ハトシェプストの死後、何故、彼女が王であった痕跡が消し去られたのか。
誰がそれを行ったのか。
それは皮肉にも...
その語り部となったのは...

感慨深い終わり方でした。
彼女が王座に就いたこと、その事実が残ることで、そんなことが起こるとは。
国の根幹を揺るがす事態を回避すべく...か。
そんな中でも残されたハトシェプストの願い。 古代史と言うものは実に興味深い。

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紙の本

火種が燻りつつ...

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

火種があちこちに。
ハトシェプストとジェフティだけではなく...
むしろこの二人はお互いを蹴落とす気は今のところは?
心の底では繋がっていると言うことか。
しかし、ジェフティは成長と実績を焦るあまり...

ジェフティにはパートナーが?
娘のネフェルウラーは...
ハトシェプストは懐かしい人との再会が...
ハプスネブが目指すものは。
組織としては正しい姿なのかも知れないが...

独特な価値観を持つパネヘシ。
今のところは大人しく?
しかし、どこかゴーイングマイウェイ。

それぞれに問題に直面するハトシェプストとジェフティ。
次回、嵐が?
隠されたエジプトの歴史。 実に面白い。

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紙の本

歴史大河ドラマとしてワクワクする

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

丁寧、綺麗な線の繊細な絵柄で、実在の女傑を描きます。こんな人が昔ほんとに実在していたんだろうかと驚きました。古代史が好きならドまなんなか間違いなしです。

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紙の本

次巻で終わり? あとがきには次回、最終回と...

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は様々な別離が...
前回のジェフティを庇っての王妃サトイアフの死。
ジェフティは一人、サトイアフとの思い出に浸り、己を見つめ直し...
無様で何もない己を受け入れた時、真に進むべき道が見え、成長した様にも。
その傍らにはサトイアフの化身が?

そして、センムトとセンムトに利用されるネフェルウラーがハトシェプストの前に立ちはだかる。
すれ違うハトシェプストとセンムト。
その間に立ち、己の頭で考えようとしないネフェルウラーの運命は...
娘を利用したセンムトに対し、ハトシェプストは...

王としての自覚と責任を持つハトシェプストと自分のしたいことのためだけに、王位を欲する幼いネフェルウラー。
対照的な二人の結末は...
ハトシェプストの後継者となるのは。

一連の騒動から五年の刻が過ぎ、四十を過ぎたハトシェプスト。
ジェフティはあの別れから...
そして、登場する新たなキャラ。
ハトシェプストに憧れる彼女は...?
次巻最終巻で彼女が物語を引っ張るのか?
若き日のハトシェプストを思い起こさせる。 その母親は...そう言えばいた様な、いなかった様な。
あとがきで次回最終回と言っているので、次が最終巻?

しかし、四十過ぎで老人呼ばわりとは。
杖までついて...
昔の年齢感はそうだったのか...
激動のハトシェプストの人生も終幕まであと僅か、陽は翳りつつあるか。 感慨深い。

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電子書籍

二カバ力

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバ退治とオマケまんがを見ていたらふと思いついた…。
2CVならぬ「2カ馬力」である。


盤石な王政を見せたいが、月の物には勝てない女王陛下。
国政は軌道に乗りつつあるも、思惑の異なるふたつの勢力も台頭し、徐々に不安定さを増しているかのようにも見せる。

しかしカバを相手に一人で立ち向かうも、トトメスはとどめを刺せずあえなく返り討ちに。
体躯を考えれば当然だが君はバカなのか無謀なのか…。
別の不安定さが気になったり、どうもシリーズを通して表紙と本編で絵柄が違うような気がする第七巻。

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紙の本

真の王とは?

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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新キャラ登場。
しかし、彼が火種となり事態は動き始める。
ハトシェプストの想い描く新たなエジプトには必要な人物だが、かなりの曲者で...
純粋とも言えるその言動に周囲は振り回される。
更には彼により、ハトシェプストは気付かぬ振りをしていたあることに気づかされることに...

センムトはハトシェプストの抱える想いに考えが至らず...
優等生ゆえの思い込みが原因なのか?
それとも...

自分の理想を着実に実現するハトシェプスト。 しかし、刻は残酷にも過ぎ、もう一つの火種が顔を出す。

緊迫してきたストーリー。
次回何が起こるのか?
己を捨ててまで得るものに価値はあるのだろうか? 色々と考えさせられる。

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紙の本

続きを

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makhon - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史好きにはたまらんだろーなーと。新聞でエジプトをテーマにした漫画がブームになったと聞いていたがたまたま読んだ。結構展開がスピーディで面白い。巻末の展開からもしかして。。と思っているので続きをどうするか検討中。でもきっとまとめて読まないと続きが気になると思うくらいには一巻は面白かった。

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電子書籍

女王陛下の日常

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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネフェルウラ誕生で本当の母親になり、早々にトトメス三世との婚姻も決め盤石に見える女王陛下。
しかし、父王不在の寂しさからか次第に荒んでいくトトメス三世に振り回され、摂政としても方向性を定め切れずにいる女王陛下。

三巻までのスピード感は少しなりを潜め、物語も中盤。
王政や日常の描写を加えつつ、時系列を整理していくことになります。

女王陛下「古代エジプトより、書き文字ならば「ボェ~」か「ホゲェ~」と決まっておろうに…」

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電子書籍

女王陛下・神官とぶつかる

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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

心優しくも少し直情的。まだまだ危なっかしい女王陛下は今日も行く。

権勢では上回っていても、圧倒的な権威を誇る神官らの露骨な反発に会い、くじけそうになる女王陛下。
際どい場面もどうにか切り抜け、ひとりふたりと腹心を得ていく女王陛下。
忠義を誓ったセンムトは都を追われ、家臣の忠義・不忠義が明確になっていく第二巻。

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電子書籍

女王陛下の即位

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

女性でありながらファラオでもある「ハトシェプスト女王」のお話開幕です。
お名前だけは、どこかでお聞きになったことがあるかもしれません。
まずはトトメス二世の即位を中心に、幼少シェプストの挿話とトトメス一世・アハメスの崩御を駆け足で。

絵柄・構成は比較的完成されているものの、当時存在したかな?と思われる武装や装具等の穴もないではなし。
"少年"ハトシェプストの成長譚を、ありきたりと捉えるも王道と捉えるもお好みです。王宮王墓の美装や風俗が、実に丁寧に描かれている分、粗が多少目立つのは必然でしょう。

あえて書くなら、ページ数とエロさが少し足りないかな?

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電子書籍

古代エジプトを舞台に・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あー - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代エジプトを舞台に実在した女性ファラオをモデルにした作品とのこと。
史実は全然知らないけれど内容が面白かったので続きの気になる作品で
タイトルで「男装の」とあったので男装で始まるかと思っていましたが、男装になるまでの話から始まっているのでいつ男装に?と思いながら読んでいました。
内容が面白いのはもちろんですがイラストも綺麗で古代エジプトの装飾なども細かく読み進めるのが楽しかったです。

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紙の本

女の争い

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投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る

後宮のドロドロ系のお話もあり、ストーリーが盛り上がってきました。センムトがシェプストに恋心を抱いていたなんて…このままセンムトがシェプストの頭脳系側近として支えていくのかと思ったのになぁ。また2人が再会してほしいです。

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紙の本

古代エジプト

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投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代エジプトが舞台で、気になり購入しました。史実は全く知りませんが、面白かったです。1巻はまだ出だしでこれから物語が動いて行くと思うので、続きが気になります。絵も綺麗で細かいところまでびっしり書かれているので古代エジプトワールドに浸れます。

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電子書籍

新鮮な歴史漫画ジャンルを

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投稿者:りんりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代エジプトを舞台とした貴重な歴史漫画。「男装の女王」というタイトルが新鮮。男勝りの王女の変貌や含みを持たせたクールな取り巻きとの信頼関係の構築から何が起こるか次回が楽しみ。新鮮なフィクション性と知的な歴史考証を両立させた歴史漫画ジャンルを確立して欲しい作品。

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