ドミナント みんなのレビュー
- 五十嵐純(著者)
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2024/02/22 19:49
傷心で音楽を聴く
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青年から恋人がいることを聞いて、ヒロインは口元を歪ませ笑顔が作れないほど動揺する。モノローグ“音楽聴こう。明るくて励ましてくれる元気が出るような、違う、勝手に1人で浮かれていた、恥ずかしい人に合う曲”からは、彼女の傷心と落胆が伝わってきた。
ドミナント 1 You are my only evergreen (MFC)
2024/03/13 09:10
ホンワカモノかと思ったら
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
メルヘンチックな淡彩画風の絵柄から判断してホンワカモノかと思ったら、最後の方で狂気と思われる展開があってびっくりした。何だ何だ という好奇心と 嫌だなあ という嫌悪感が、相まって なんとも言えない味わいの作品になってしまっている。
2024/02/21 19:48
お土産の価値観
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投稿者:* - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅行のお土産を買ってくると楽しそうに約束するヒロインに、青年は笑顔で「お土産はいらないから、(旅行の)話を沢山聞かせて」。モノではなく体験談を求めるセリフが印象に残った。
ドミナント 3 You are my only evergreen (MFC)
2023/11/11 22:15
ネタバレあり
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投稿者:こしあん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
面白かったところよりも不快な描写が目立っていた。
原因は田邊である。どうやら美羽の凶行には後輩である彼が関係しているらしいのだが、彼の動機はなんと”推し活”だという。
勝手に言っているだけならよいのだが、田邊は”推し活”の名のもとに、主人公である宇野せいかに暴行を加え、脅迫する。
執心している越郎のものと”おもわれる”本を持っていたというだけで、教師であり、成人男性である田邊が、自ら悩みを聞いた生徒であり、未成年の少女であるせいかを殴りつけるのだ。教師の社会的信用を用いて別室に連れ出し、施錠した後に顔を殴ってから尋問を開始しているあたり、衝動的とは思えない。
先述したとおり、田邊は越郎の単なる後輩であり、越郎と他者の交流について口を出す権利などありはしない。
越郎が過去に性被害にあっていようが、それを知った美羽がショックを受けようが、その事実は変わらない。人の過ちは司法のもとで裁かれなければいけないし、1個人に過ぎない田邊がそれを行うのは越権行為である。にもかかわらず、田邊は越郎の意思を無視した女と越郎の同意のもとでギターを習っていたせいかをひとくくりにし、暴力を用いて他人の権利を脅かしておきながら、なんだか満足げな様子である。
田邊も越郎の意思を無視して、力を誤った方向に使っているのに、そのことを指摘できる人物が1人もいない。作劇の都合なのかもしれないが、何も悪くない人だけが自分を責めていて加害する人間が開き直っているという状況はストレスしか感じないのでもう読むことはできない。不快な本編の合間にのんきな1ページ漫画が載っていることも混乱に拍車をかけている。もっと他に言うことがあるだろう。
宇野せいかはとても愛らしく、受け身な性格から少しづつ前向きになっていく過程を応援していただけに、彼女の成長を見届けられないのが残念でならない。彼女の幸せを心から願っている。
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