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宗像教授異考録 みんなのレビュー

  • 星野 之宣
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みんなのレビュー44件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (23件)
  • 星 4 (16件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
18 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍宗像教授異考録 14

2022/07/29 14:46

残照を視る人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

やたら忌部兄が出張っている14巻。
息長さん絡みで琵琶湖を探る事に。古代の琵琶湖周辺の役割、そして信長。
天狗を巡るエピソード モスマンとの共通点という忌部兄の目の付け所は面白いとは思う。
鳥を象る事がタブーだったのではという忌部妹(笑)の意見も。

大英博物館の脅迫 ストーンヘンジ、ロゼッタストーン…どんな決着をむかえるか。

宗像教授も忌部兄妹も息長さんもみな古き世の残照を視る運命なんだなあ。

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教授復活

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの宗像教授が帰ってきた!
それだけでも十分嬉しいがあの押しの強さもそのままなのが(笑)
今回は阿南さんに全部持っていかれましたが。
いつか何処かで彼と再会できますように。

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亜南さんと

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

相変わらず内容がぎっしり。様々な知識から編み上げた物語には頭が下がる思いです。
今回は宗像教授の辛い過去編。教授の頼もしさは悲劇を捨てずに抱えて生きているからでしょうか?
1巻に登場した亜南さんのエピソードが!
彼と形を変えての再会に救われる思いです。

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世知辛い…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白い。
面白いけど突然日韓の領土問題のエピソードが出てきて面食らった。
遥かな古代からの壮大な物語が突然矮小化したように思えた。どうも冷や水を浴びせられた感が拭えない。

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女の物語

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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

忌部女史は作者さんお気に入りキャラのようですね。少し彼女関連のネタが多過ぎる気がします。この巻ではかぐや姫、イザナミなど女性絡みのエピソードがメイン。顔を無理に変形させられた女たちの話は戦慄しました...。

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知的興奮を味わえる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品の考察の面白さは並ではありません。「サルタヒコ計画」の道祖神、イースター島、ウィルスの結びつきには驚きました。

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古きものに光を

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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

忌部vs物部のエピソードが興味深かった。鉄をはじめ資源を巡っての争いは太古から続いていると思うとつくづく人間とは進歩していないのかもしれない。

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邪馬台国や七夕。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BlueSky - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代日本のミステリーとして誰もが知っている最大のものは、邪馬台国の場所論争でしょう。
本巻でも扱われていますが、さすがにフィクションを多く混ぜ、玉虫色な解釈です。

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歴史×民俗学×推理×対決。宗像教授の行く先々から目が離せない!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東亜文科大学の民俗学教授・宗像伝奇(むなかた ただくす)。専門テーマは「鉄」。研究分野は、ヒッタイトの古代から各地に鉄資源を追い、鉄器を作っていった人々の歴史と文化をたどること。

「遥かな過去と現在が、ミステリアスにしてドラマチックな出会いを果たす興奮に、あなたも酔いしれてみませんか。」と、ビーケーワンのブックフェアで紹介されていて手に取りました。 
傑作伝奇ロマン『宗像教授異考録』

第1集には4話が収められています。
 巫女の血脈
 百足と龍
 大天竺鶏足記
 天平のメリー・クリスマス

青森のイタコ、滋賀県・三上山に伝わる百足と龍との戦いの伝説、武田信玄の埋蔵金、聖徳太子とキリストの伝説の共通点、日本書紀の中に組み込まれているキリスト教の要素、インドの原始仏教の遺跡巡りなど、地域も時代もテーマも多岐にわたっていて、まったく驚くほど。

無関係にみえる二つの事象に奇妙な共通点が…?探っていく中での人とのやりとり。これが濃くて、たのしめます。元教え子で夫を亡くした津島、歴史研究家(自称?)忌部捷一郎、妹の忌部神奈、仏法協会の亜南などが登場します。

歴史×民俗学×推理×対決。
この4つが掛け合わされて、ものすごいことになっています。想像の枠がぐーんと引き伸ばされていきます。

フィクションとのことですが、わたしは地域の伝承、民俗学には興味をひかれているので、これはおもしろい!と堪能しました。
このシリーズから目が離せなくなりそうです。


本についてのよもやま話。 <ブログ> 本のことあれこれ

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カバーの背景となっている赤系統の色は火山の噴火と同時に女性の熱い心情も表しているのかもしれません。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『異考録』になってもう13集。コンスタントに描き続けられているのは読者としてうれしい限りです。発表誌をかえてから時に壮大なロマンと言うよりリリシズムっぽい話が増えたようにも思っていましたが、この13集はどちらかというとそんなタイプの話が2つ収められています。
「第1話 源氏物語昆虫記」は、通常の雑誌連載5回分でひとまとまりの話になっています。これまでこれだけの分量を1つの話に一気に費やしたことはなかったのではないでしょうか。作者のある種の意気込みが感じられます。そして、源氏物語を素材にした話は民俗学のダイナミズムと言うよりは紫式部その人やそれ以前の日本の伝承の解明の中に女性の悲しさが見え隠れしていて、宗像教授もどこかおとなしめでそれ相応の年齢の男性の悲しさを見せてくれているように読めてしまいます。いつもの雰囲気と違ってはいるものの、これはこれでまたいいのですが。
「第2話 赤神黒神」は、みかけは東北地方の湖にまつわる伝説に中国、朝鮮半島にまで及ぶある種壮大さを感じさせながら、それはやや中途半端に終わっているように見えます。北朝鮮(?)の学者と宗像教授が丁々発止のやり取りをするのかと見せておきながら、これもまた女性の悲喜交々を描いて終わると言う少々違う雰囲気になっています。
『異考録』自体は『伝奇考』から続く長い話なので、その中にいくつかのタイプがあるというのはストーリーにバラエティを持たせるという意味でも良いとは思うのですが、女性性が全編に漂って1冊となっている今回は少し偏った印象も持ってしまいます。

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悠久の調べを奏でる伝奇ロマンの味わいに、毎度、わくわくさせられる漫画です。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古(いにしえ)の伝説や神話の不思議を取り上げ、その謎を宗像教授が探っていくと、やがて、ひとつの絵柄が立ち現われてくる話の妙味。悠久の調べを奏でる伝奇ロマンの味わいに、毎度、わくわくさせられる漫画です。

★伝説の巨樹“扶桑”は、日本にあったのか!? 病院のベッド上で、古代日本の光景を宗像が語る・・・・・・「扶桑伝説」
★稲荷(いなり)と古墳のつながりを追っていく話と、宗像の若き日の話がオーバーラップする・・・・・・「無限回廊」
★中国の“宝誌和尚(ほうしおしょう)”の伝承からはじまった話が、途方もない所に行き着く・・・・・・「裂けた仮面」
第十一集となる本巻には、以上の三つの話が収められています。

 なかでも面白かったのが、第3話として収録された「裂けた仮面」。縦に割れた顔の真ん中から別の顔が覗いている扉絵の写真からインパクトがあったのですが、雄大なスケールで跳躍する伝奇ロマンの一編として、これはわくわくしましたねぇ。
 本シリーズの第一集に登場したお坊さんの亜南(あなん)くんが再登場。SFちっくな、壮大な星野ワールドが楽しめる話です。著者がある“もの”を落っことすと、それが巨大な絵柄のひとつになるシーンには唖然としてしまいました。「うわあーっ! やるもんだなあ」という、この驚き、この嬉しさは、泡坂妻夫の『乱れからくり』に接した時に通じているかもしれない(笑) 著者の高笑いが聞こえてくるようなこの遊びに、パチパチと手を叩きたくなりましたよ。

 あと、本書を読んで実際に行って歩いてみたくなったのが、京都の伏見稲荷大社。表紙カバーのイラストにも描かれている千本鳥居の回廊を、いつか歩いてみよう! 朱塗りの鏡を持って歩いたら、何か不思議なことが起きるかな?!

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時間を軽々と飛び越えて、古代と現代とを一直線に結ぶ星野ワールドを旅してみませんか

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『ビッグコミック』2006年6月~7月にかけて掲載された「道成寺」(どうじょうじ)、4月~5月にかけて掲載された「複合遺跡」、9月に掲載された「虫めづる姫君」の三つの話を収めています。簡単に、それぞれの話の紹介をさせていただきます。

★和歌山県日高川の下流にある道成寺のふたつの伝説と海人族(かいじんぞく)、さらに、宗像(むなかた)教授の若き日の思い出を結び合わせた・・・・・・「道成寺」

★四国の遺跡発掘場所を舞台に、古代より続く土佐物部氏と阿波忌部氏の争いを軸にして、そこに八世紀から九世紀にかけて実在したある人物を絡めて描いた・・・・・・「複合遺跡」

★現代の「虫めづる姫君」と、宗像教授とのひと夏の邂逅を綴った掌編・・・・・・「虫めづる姫君」

 話のスケールの大きさが、いかにも星野さんらしいやと感じたのが、「複合遺跡」でした。時間を軽々と飛び越えて、古代と現代とを一直線に結ぶ話は、まさに伝奇ロマンの星野ワールドならでは! この話にはまた、宗像教授の運命の女性と言ってもいいかなあ。何かの糸できっと結ばれていそうな忌部神奈(いみべ かな)が登場します。

 20頁あまりの掌編ながら、おしまいの「虫めづる姫君」も素敵でしたねぇ。虫たちを見つめる女性の眼差しの美しさ、優しさを描いたひとコマが殊によかった。それと、話の中に出てくる「玉虫厨子(たまむしのずし)」のこと。澁澤龍彦氏にきらりと光るエッセイがあります。『ドラコニア綺譚集』所収の「箱の中の虫について」。機会がありましたら、ぜひどうぞ。

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出雲大社の寄木造営の謎に迫る

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでに『伝奇考』よりも巻数を重ねた宗像教授の『異考録』ですが、第十集の圧巻は第1話「巨木漂流」につきるのではないでしょうか。
近年出雲大社について新たな発見があったようですが、それを踏まえて巨大神殿造営の謎に挑むところは、宗像教授の面目躍如といったところでしょう。さらに、前巻から続いている忌部神奈のエピソードをからめ、『異考録』になってからしばしば見せる優しい宗像教授も折り込んで、本の頭から読み応えのある話でした。
続く第2話「ちいさきものの手」は、これもこのところ見られるようになった短編ですが、さらに忌部神奈をメインにしたエピソードとなり、民俗学的な探究の趣は少ないようにも思えます。
第3話「女帝陛下の百合若大臣」では明治の文豪・坪内逍遥の説になぞらえた古代ギリシアの物語と日本の説話の共通点探しという、これも宗像教授の面目躍如たるところかと読んでみましたが、後半いきなり現代の日韓領土問題に発展してしまい、学者先生の限界を見せつけられたようにも思えます。
第4話「権現の馬場」も短編(と言うよりはもう少し長いのですが)で、起訴駒権現、馬頭観音などの謎解きをしてゆきます。ちょっとした最近のエピソードも絡めて読ませてくれる話です。
最初にも書いたようにすでに『伝奇考』の長さを越えた『異考録』ですが、忌部神奈をメインにしたり、天星協会が何度か登場したりと、宗像教授本来の民俗学的興味だけで押し切る強さが最近は減ってきたようにも思えます。ちょうど十集になったところですから、ここらで一休みしても良いのではないでしょうか。そして、もっと面白い大胆な日本の歴史の解釈を私たちに見せて欲しいと思います。

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日本全国北から南へ、宗像教授は行く

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編1つと、中編2つを収めた宗像教授の『異考録』第8集です。
話のスケールからいくと第2話「九呂古志家の崩壊」が一番読み応えがあるかと思います。宗像教授のライフワークである古代鉄文化にからめて、石油やら縄文時代の技術やらと古くから続く古家の因縁とが重ねられ、一族の崩壊に活劇も加わり、最後にどんでん返し(?)まであるという、宗像教授らしい話です。
ですが、時々作者は情感に流れたままに描いたかというような短編を表してくれます。それが第1話「廃線」のような話として出てくると一息つく感じです。だからこれって、第1話でなく、第2話と第3話の間に入れてくれても良かったように思います。これは編集者へのお願いですが。

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「童話化される以前の、本当の「お話」には古代の血なまぐさい事実が隠されている」

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

復活したばかりだと思っていたのが、すでに第7集にまでなった「ビッグコミック」版の宗像教授です。「赤ずきん」を絡めた話、「八犬伝」をモチーフに古代日本鉄文化を探る話、即身仏の小話の3つが収められています。
すでに何度か書いたことですが、私たちが通常昔話やおとぎ話として知っているものの裏には様々な歴史、伝承が隠されているのだということを、このシリーズは教えてくれています。日本の文化が常に世界との関わりの中で形作られていったということ、学校の授業で習ってきたものは歴史のほんの一部にすぎないことをマンガという表現を借りて教えてくれているのだと思います。まあ、どこまで本当のことなのかは私のわずかな知識ではわかりませんが。
この第7集が面白いのは、歴史、伝承の話だけでなく、ある意味現代日本を象徴している大学の話が絡められているところかもしれません。考えてみれば宗像教授のような大学教授が実際に存在しているとしたら、それはそれで大したもののように思えます。

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