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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/10/01
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/329p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-061440-5

紙の本

日没

著者 桐野夏生 (著)

小説家・マッツ夢井に政府組織から召喚状が届き、彼女は断崖に建つ海辺の療養所へと収容される。「社会に適応した小説」を書けと命じられるが…。表現の不自由の近未来を描く、警世小...

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日没

税込 1,980 18pt

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商品説明

小説家・マッツ夢井に政府組織から召喚状が届き、彼女は断崖に建つ海辺の療養所へと収容される。「社会に適応した小説」を書けと命じられるが…。表現の不自由の近未来を描く、警世小説。『文学』『世界』掲載を加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼女は、断崖に建つ海辺の療養所へと収容される。「社会に適応した小説」を書けと命ずる所長。終わりの見えない軟禁の悪夢。「更生」との孤独な闘いの行く末は――。
装丁:鈴木成一


■ 推薦のことば

筒井康隆
これはただの不条理文学ではない。
文学論や作家論や大衆社会論を内包した
現代のリアリズム小説である。
国家が正義を振りかざして蹂躙する表現の自由。
その恐ろしさに、読むことを中断するのは絶対に不可能だ。

荻上チキ
息苦しいのに、読み進めずにはいられない。
桐野作品の読後には、いつも鈍い目眩が残ると知っていても――。
自粛によって表現を奪い、相互監視を強める隔離施設。
絶巧の文章が、作中世界と現実とを架橋する。

石内 都
個人的な価値観、個人的な言葉、個人的な行動をもとにして作品を創る。
それは自由への具体的な希求であり表現だ。
その基本がいつの間にか奪われ拘束される。
『日没』は桐野夏生でさえ越えられない身のすくむ現実がすぐそこにあることを告げる
  
武田砂鉄
絶望の中でも光を探すことができる、と教わってきた。
だが、この物語にそういう常識は通用しない。
読みながら思う。今、この社会は、常識が壊れている。
どこに向かっているのだろう。もしかして絶望だろうか。


■ 著者のことば
私の中の「書かなくてはならない仕事」でした。
桐野夏生


■『日没』Twitterアカウント
☞ @nichibotsu2020【商品解説】

目次

  • 第一章 召喚
  • 第二章 生活
  • 第三章 混乱
  • 第四章 転向

著者紹介

桐野夏生

略歴
〈桐野夏生〉1951年金沢生まれ。「OUT」で日本推理作家協会賞、「柔らかな頰」で直木賞、「ナニカアル」で島清恋愛文学賞、読売文学賞受賞。2015年紫綬褒章を受章。

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みんなのレビュー168件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

アレゴリー

2022/11/14 14:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いほ - この投稿者のレビュー一覧を見る

いちおう「リアリズム風」に進んでいくんですが、エンディングは「セカイ系(なんでヤツラは、さほど重要そうでもない一作家(のみ)を、手の込んだやりかたで「〇〇と思わせて●●」させなければならないのか?その答えは「この小説セカイの主人公だから」以外にない)」になってます。
が、ここはリアリズムではなく、アレゴリー(寓話)として読むべきかと。そうするととても怖い読み筋になります。「〇〇と思わせて●●」が、この現実セカイでの、ヤツラ(誰なんでしょう?)のやり口だ、と。

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紙の本

衝撃…

2022/02/17 15:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

桐野夏生さんの社会派の長編作品はたくさん読んできたが、本作は、登場人物の名前からして、ちょっと現実離れしている気がして、最初戸惑った。SFのような味わいがあるので、自分とは関係ない世界のことだと思うと、冷めてしまうのだ。
しかし、読んでいるうちに、どうも現実社会と全く無縁とは言えないらしいことが分かってくる。そして衝撃のラスト…。とにかく恐ろしく、肩の力を抜いて読めなかった。

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紙の本

不思議なリアリティ...

2022/03/04 13:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説表現が厳しく統制された近未来(?)を描いた作品。「療養所」での生活の細かな描写のせいか不思議なリアリティがあり前半から引き込まれ、心地良い展開ではないのに一気読みでした。桐野夏生さんの作品は久々でしたがパワーを感じました(毎日新聞「今週の本棚・著者」20201031)。

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紙の本

B98

2022/01/28 23:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある突如として監禁が始まったらどうなるのか。ひたすら不条理。しかし近未来の日本を描いているようなリアルさもあります。風力発電のタービンの音が不気味に響く。

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2021/03/20 13:55

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2020/12/12 19:13

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2021/11/13 20:14

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2021/05/05 15:18

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2020/10/08 21:51

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2021/06/10 13:29

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2020/12/14 22:55

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2020/10/07 07:52

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2020/10/12 12:58

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2021/05/13 12:19

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2020/10/11 11:00

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