紙の本
海から山へ
2022/11/03 16:39
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自然なことを大切にして生活する楽しみや豊かさを感じられる。慕っていた人をなくしてしまった文哉が、山の田舎で暮らす市蔵さんを訪ね、本当に自分がやりたい生き方を見つけた。こんな生き方ができればいいなと思う。シリーズの中での謎?も解け、楽しく読んだ。
紙の本
旅立ちっていうか
2023/03/16 15:04
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
逃げてない?
世話になって、これから教えを請おうと思ってた人が亡くなって、
次の頼れそうな人がいる場所へ向かうって。
自分勝手だなあ。
今の仕事のお客さん、ほったらかしじゃん。
海で捕れる海産物だって、勝手に獲っちゃいけないことなんか、当たり前じゃん。
山のものだって同じだよ。
自分にとって都合のいい方向に考えるんだね。
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終わってしまった…
良い終わり方でした
山行ったり、海行ったり、あっちこっち行ったり来たりして、ずっと続けばいいのに
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前作がとても気になるところで終わっていたので待望の続編でした。
色んな人と出会って自分の気持ちに耳を傾け進むべき道を探す。
書いてみると普通なようですがなかなかそんなことできないと思います。『理想はこうだけど現実的じゃないよね』で終わることでしょう。
素敵な終わり方でしたが終わるのがちょっと残念。
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これからどう生きていくかを悩んだ果てに、新たな場所に住み挑戦すると決めた主人公の考え方が刺激になった!
自然の中は、感情や思いが素直に出る場所だと感じた。
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前三作と比べて随分大人っぽく、クールになった感がある主人公。
山の中で暮らす猟師やおばあさんとの会話は素晴らしい。ここは西上州かなあ。
羨ましい。自分も暮らしたい。
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Amazonの紹介より
父が遺してくれた海が見える家が台風により被災後、追い打ちをかけるようにコロナが蔓延してしまう。思うように日常生活をとりもどせない文哉は、農業の師である幸吉がビワ畑で倒れていたあの日に思いを馳せる日々を送っていた。心配する和海のすすめもあり、文哉は旅に出ることにした。向かったのは、幸吉の親友、イノシシの罠猟の達人である市蔵の暮らす集落。山に入り自然薯を掘ったり、斧で薪を割ったり、自然に抱かれて過ごすうちに、文哉は求めていた自分なりの答えを見いだしていく。そして、新たな決意を胸に抱く! 25万部突破のベストセラーシリーズ、堂々完結。
シリーズ完結編ということですが、シリーズ初めてこの作品を読む方にとっては、登場人物同士の関係性があまりわからないと思いますので、第一作から読むことをお勧めします。
前作では、幸吉が天に旅立たれたところで終わったのですが、今作品はその続きで、文哉が一大決心をするまでを描かれています。
じっくりと悩みに悩んでいく姿が描かれているので、ちょっと間延び感はあるように感じました。その分、気持ちの微妙な変化をじっくりと体験できるので、繊細な作品だなという印象もありました。
シリーズを通して、都会から移住し、田舎で暮らすことの難しさ・厳しさに痛感させられましたが、それでも人との交流がいかに大切か学びました。
始めることは誰でもできますが、持続することがいかに難しいことか。
他にも相続問題といったリアルな問題を描いているのですが、シリアスな雰囲気ではなく、人とのふれあいを中心にしたほんわかな雰囲気になっているので、ちょいピリの優しい気持ちになりました。
出会いがあるということは、いつかは別れが訪れます。
文哉が悩みの末に出した答えとは?
ゆっくり考えた末に旅立っていく描写は、寂しさがありました。ただ、同時に新たなるスタートとして頑張っていただきたいなと思いました。
全体的に大きな盛り上がりというのはなく、今後みんながどうしていくのかを中心に描かれています。
シリーズを通して、段々と文哉がキリッとした雰囲気になっていく姿に「大人」になったなぁとしみじみと思ってしまいました。
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ずっと楽しみにしていて、読みはじめてもずっとドキドキしていて、読書の楽しみを存分に味わえた。
良いところも不便なところも、匂いや手触りがものすごく感じられ、自分が育った実際の田舎、もっとすごいもの、きっと都会の方々が憧れている田舎が入れ替わり立ち替わり、目の前に表れ、旅をした気分だった。
完結編?なんだろうか…
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海が見える家シリーズの完結。
まさかの展開でした。
続編期待します。
次は山が見える家なのかな。
生きる知恵、生き抜くために必要な事を学べる本でもありました。
主人公の迷いや失敗に共感出来、生活の厳しさと人の優しさに触れる事も出来た素敵なお話でした。
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好きなシリーズ完結編。
困難を乗り越えて、というような綺麗な話ではなく困難を受け止め、考え、行動する若者たち。
いいんじゃないかな、とても。
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続きが気になり、前作を読み終えてから今作まで一気に読んでしまった。
最終巻ということで、
主人公はこれからどうしていくのか?
最期に何があったのか?
凪子は?あんでんかんでんは?
という、さまざまな考えを全て解消していく作品になっていた。
風呂敷が大きく開いていた分、今回の約300ページよりもう少し長めに丁寧に書いて欲しかったな、という箇所も正直あった。
が、これはこれでいい終わり方だと思う。
シリーズものとしてとても楽しく読ませていただいたので、これで終わらず次は山で過ごす文哉と凪子の様子を続編で書いてほしい…。
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海が見える家の完結編
幸吉の死んだことで、やり甲斐をなくした文哉は、イノシシの猟主の市蔵の元へ旅に出る。
幸吉の生前に、自分の土地を持てと言われた文哉。
生きることは食べること。山での生活が、その気付きを与えてくれたようにも見えます。
ひとはいつか、死ぬ生き物。どんなに尊敬する相手でも、別れの時はやってくる。文哉にとって、幸吉の言葉の重さはそれだけ、大きかったのかもしれません。
最後は家を離れることになるけど、居心地のよい人間関係から離れにくいですが、それをしないと前に進めないこともある。文哉と凪子の旅立ちが幸せなものであるようにと思いました。
田舎と都会
シリーズ通して、収入がたくさんあることが果たして、幸せななことなのか。どんな行き方も決して楽ではないけど、お金にあくせくしない行き方もあると思えば、人生、少しは楽になるんじゃないと思う。
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自分の人生がおもしろくないなら、
なぜおもしろくしようとしないのか、
他人にどんなに評価されようが、
自分で納得していない人生なんて
まったく意味がない」
改めて今自分の選択は間違ってないと確信した。
そして
もっとおもしろくしよう。
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旅立っちゃった。あー終わりなのかね、ラストの庭にみんな集まって送り出す場面がずーっとじんわりサムイボ。本当に4も出ているのって事、まだまだ出て来るし、幸吉さんも死ななくてよかった。フタ通りの行き方があり、周りに合わせてなあなあに生きるのと自分の意思を最後まで貫くとか分かりました、海が見える家が都会側だったのかと、そしてもっと田舎に住むの決めたのも凄い。とても真似したい変わり者、頼りなくてなんとなく生きてる文哉だったのに、姉にも言えたし、田舎の目の中でも生きれた。凪子の海が見えない場所に行きたい言うのは泣
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海が見える家の完結編。
父が遺してくれた家での生活にも慣れてきたところで、農業の師と仰ぐ幸吉がビワ畑で倒れたのが前回までの話だった。
今回は、幸吉を亡くし台風被害の後始末にコロナ禍と続き農業への思い入れも薄れてきていた文哉。
そこへ気儘な姉の乱入もあり、一度ゆっくりとするべく向かった先は幸吉の親友である猟師の一蔵のところ。
自然の中で一蔵と過ごすうちに自分に合っているものが何かを見つける。
自分自身に正直に生きること。
それがわかった気がした。
ことばじゃなくて自分の身体で心で感じることが大切だということ。
海の家は、あくまで父が遺した家。
今度は、自分が見つけた家なんだろう。
山の家なんだろうか?
山の家が始まるのか⁇