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スヌーピーがいたアメリカ 『ピーナッツ』で読みとく現代史
著者 ブレイク・スコット・ボール(著) , 今井亮一(訳)
『ピーナッツ』に込められた政治的メッセージとは!?「スヌーピー」で知られる漫画『ピーナッツ』は、冷戦期のアメリカ社会とどう向き合ったのか。そこに作者チャールズ・M・シュル...
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スヌーピーがいたアメリカ 『ピーナッツ』で読みとく現代史
商品説明
『ピーナッツ』に込められた政治的メッセージとは!?
「スヌーピー」で知られる漫画『ピーナッツ』は、冷戦期のアメリカ社会とどう向き合ったのか。そこに作者チャールズ・M・シュルツが込めたメッセージとは。コミック、ファンレター、未公開資料などから探る、戦後アメリカのすがた。
20世紀を代表するキャラクターの一つ、「スヌーピー」を生み出した漫画『ピーナッツ』。無邪気でかわいらしい登場人物たちとは対照的に、そこに込められていたのは冷戦期のアメリカ社会が直面する現実に対するきわめて政治的なメッセージだった──。
半世紀にわたって連載されたコミックはもちろん、各種世論調査や新聞・雑誌記事、キャラクターが利用された広告・パンフレット、さらには作者チャールズ・M・シュルツに寄せられたファンレターに至るまで精緻に分析。ピーナッツ・ギャングの目を通して見るもう一つの戦後アメリカ史。
目次
- 序 章
- 第1章 きみはいいひと、チャールズ・シュルツ――アメリカンオリジナルの形成
- 第2章 未来が怖い――『ピーナッツ』の起源としての冷戦
- 第3章 チャーリー・ブラウンに祝福あれ――『ピーナッツ』と福音派カウンターカルチャー
- 第4章 クロスハッチ・イズ・ビューティフル――フランクリンに見る肌の色は無関係(カラーブラインドネス)と、人種統合の限界
- 第5章 スヌーピーはベトナムのヒーロー――ベトナム戦争への心理的葛藤と共感
- 第6章 エネルギーの節約はいいことだ――『ピーナッツ』における自然と環境倫理
- 第7章 「私にはヴィジョンがあるの、チャーリー・ブラウン」――女性運動の時代における『ピーナッツ』(性役割、妊娠中絶権、性教育)
- エピローグ 帰っておいで、スヌーピー
- 訳者あとがき
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紙の本
スヌーピーはしゃべらないけど毒舌家
2023/10/02 15:51
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
チャーリーブラウンとスヌーピーの生みの親、シュルツ氏は、あの愛くるしいキャラクターを登場させることによって読者の武装を解除し、かわいい科白の下に真のメッセージをこめているのだと著者はいう、なるほど、スヌーピーはしゃべらないけど毒舌家だ