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読割 50
紙の本
黒魔術の手帖 (河出文庫)
著者 渋沢 竜彦 (著)
古代から中世、近代へと形をかえ継承され再び注目を集める魔術的思考――数秘術、黒魔術、悪魔礼拝、占星術、錬金術――の論理と歴史、その精神世界を考察する名著。【本の内容】
黒魔術の手帖 (河出文庫)
黒魔術の手帖
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紙の本
澁澤龍彦氏によるヨーロッパの神秘思想の系譜を丁寧に解説した画期的な一冊です!
2020/06/05 09:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和に活躍した作家であり、フランス文学者でもあった渋澤龍彦氏の作品です。同氏は、18世紀のフランス人作家マルキ・ド・サドの作品を日本に紹介した作家としても有名です。同書は、魔術、カバラ、占星術、錬金術、悪魔信仰、黒ミサ、自然魔法といったヨーロッパの神秘思想の系譜を分かり易く紹介しながら、人間の理性をこえた精神のベクトルを解明した書です。ヨーロッパの神秘思想である黒魔術の遺物が現在にも残存するというのには驚かされました。同書は、「ヤコブスの豚」、「カバラ的宇宙」、「薔薇十字の象徴」、「夜行妖鬼篇」、「古代カルタの謎」、「サバト幻景」、「黒ミサ玄義」、「自然魔法もろもろ」、「星位と予言」、「ホムンクルス誕生」、「蝋人形の呪い」、「ジル・ド・レエ侯の肖像」といったテーマで話が展開されていきます。
紙の本
黒魔術の手帖
2003/05/12 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シャドオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
メディアが発達し様々な情報を簡単に採り入れられるようになった今、黒魔術に関する情報も例外ではなく、例えば「黒魔術」で検索してもうんざりする程ヒットする。だから、その感覚でこの本を読んでも新鮮さは感じないだろう。しかし、この本が世に出た当時の衝撃はどうだっただろう。自分が生まれる前のことであるため確かなことは言えないが、相当なものがあったのではないか。この手の分野に興味を持つ者は、読まずにはいられなかったに違いない。この本は、まずそういった歴史的な重要性を持つ。
そして、著者渋沢氏の深い理解が読み取れる点も良い。文章の一つ一つに、氏の黒魔術への深い理解が感じられるのである。ただ黒魔術に興味を持っているだけでなく、その歴史を知り、意義を理解し、自らの見解を以って消化した上で書かれているのである。
この本に地味さを感じるあなた、ネット上に溢れる派手なだけの情報に踊らされていないか。今こそ、この本で本物の刺激を感じよう。
紙の本
黒魔術
2002/04/07 13:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カノン - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒魔術の歴史のようなものについて。呪い方がかかれた本ではないが、授業では教えてくれない歴史としてとらえて読むと面白い。
紙の本
オカルティズム基本篇
2002/03/08 12:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カレン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヤコブスの豚」「夜行妖鬼篇」「黒ミサ玄義」などオカルティズム全般にまつわる11章と、青ひげことジル・ド・レエの生涯とその謎を追った5章からなるエッセイ集。
各章のタイトルからしておどろおどろしいが、この本は、読んでいるとどこからか不気味な呪いの言葉が聞こえてくるような気がして、夜中にトイレにいけなくなるような種類のものではない。歴代の魔術師たちの生涯や、中世のサバトとはどんなものであったか、ろう人形による呪いのかけ方とその効果、カバラに見る世界観などをを紹介しているが、語り口は冷静沈着、どこかとぼけた味わいさえある。
手帳とあることからもわかるように、すべてのことにざっとふれてあって、これを読むと黒魔術界の基礎知識を網羅できるようになっている。誰かに呪いをかけたい、悪魔を呼び出してみたい、という実践派は、これじゃないですよ、読むべき本は。間違えないように。
本書はあくまで、せせこましい現代生活をしばし忘れて、魔女が空飛ぶ中世の真っ暗な夜や、かびくさい修道院、悪魔崇拝の夜宴を自由自在に行き来するためのものだ。書いたのはあの、澁澤龍彦。これ以上の案内人は望めない。
紙の本
歴史の底
2017/05/27 21:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この中ではモンテスパン伯爵夫人のエピソードが興味深い。太陽王の御代にエゴ丸出しで黒ミサを行なった女性がいたいいう事実は怖い。
紙の本
おもしろい
2017/01/12 21:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひのえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒魔術の方法が書いてあるのではないかと思って以前読んだが、よく分からなかったです。しかし今回、理解できないところもあったが読み返してみると色々なエピソードがあっておもしろかったです。