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紙の本
「オリエント急行殺人事件」の予告もあります
2020/05/15 07:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ミステリの女王」アガサ・クリスティーが1936年に発表した、エルキュール・ポアロが主人公の長編ミステリー。
タイトルでもわかるようにこの作品の舞台は中近東。そこで古代遺跡の調査をしているチームに事件が起きる。
チームの隊長の美貌の妻が殺されてしまった。
疑われたのは、チームのメンバー。美貌の女性だけあって、怪しい男たちに、彼女に敵意を持つ女たち。
しかも殺された妻には別れたかつての夫から脅迫状も届いていたという。
そこに偶然来合わせたのが、ポアロ氏。
いつもながら、ポアロ氏の推理は冴えている。
この作品を発表する6年前、アガサは若きイギリスの考古学者マックス・マローワンと再婚している。
マローワンは実際中近東で遺跡の発掘などに携わっているし、彼の影響が色濃くこの作品に反映しているといわれる。
アガサとマローワンはかなり年の離れた夫婦で、アガサの方が年上であるから、彼女が強く彼に魅かれたのかもしれない。
そういうエピソードを聞くと、作品は作品独自の評価をすべきだろうが、どうしても作家のプライベートと密接に関わっているということだろう。
この作品でもっとも面白かったのは、ポアロ氏がこの事件のあと、「シリアに戻り、一週間ほどして、オリエンタル急行で帰国する途中、忽ちまた別の殺人事件に巻きこまれてしまった」と、まるで映画のよくあるような予告がちらりと入るところだ。
こういうやり方もまた、読者を惹きつけてやまない理由かもしれない。
紙の本
気づかないか!?
2019/10/27 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に気づかなかったのか!?と声を大にして叫びたい。気づかないもんですかね。遺跡の発掘現場や、そこでの人間関係などが興味深いです。