「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
愁月記 (新潮文庫)
愁月記(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
収録作品一覧
愁月記 | 7-50 | |
---|---|---|
ヒカダの記憶 | 51-64 | |
からかさ譚 | 65-86 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
しみ込むことばたち
2017/04/19 11:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親、お母さん、母、三浦さんは末っ子だからだろうか母への思いが人一倍強いような気がする。決してマザコンというワケではなく、不幸な理由で次々と子供たちを失った母親を末っ子の三浦さんが精一杯慈しみ、愛おしむという意味で。兄弟たちの話、『白夜を旅する人々』執筆時の随筆も含まれている。先に小説を読んでおけばよかった。少し後悔。三浦さんの身の回りの出来事が題材、普遍的なようであってでも特殊だ。お母さんやお姉さんの人生も一緒に背負い、美しい言葉で昇華させていく三浦さん。三浦さんの言葉は私の髄へしみじみしみ込んでいく。