くもくん （いとうひろしの本）

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

空の上を旅する雲。
いろんなものの形を見ます。
船の形、ビルの形、きりんの形……。
でも、自分には決まった形がないと嘆きます。
だれかの形をまねても、すぐに風でくずれてしまう、と。
そんなとき、次から次へといろんな形になる雲を見て、すごい！　とほめてくれる子どもたちに出会います。

くもくんもそうですが、人もすぐに他人のことをうらやみがち。
でも、自分のことって、自分ではよく見えないこともあるのです。
くもくんは、子どもたちと出会うことで、自分の形が少しわかったような気がします。
人のよいところ、自分のよいところ、いろいろ見つけたくなるお話です。

いとうさんのあたたかくて、かわいらしい色使いのイラストで、ほのぼのとやさしく描いた絵本です。

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投稿者：honyomi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

くもの少年(？)が、自分の姿をいろいろ変えてみるというストーリー。
自分が見たものだったり、人間の子どものリクエストに応えてみたり。
でも風が吹くとすぐに形が崩れてしまう。そんな姿こそが自分の本当の形なのかも。
ハラハラドキドキはしませんが、のんびりしていていい絵本です。

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投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　淡い水色をバックに　柔らかそうなくもくん。
そして、家々は、いとうひろしさん独特な黄色とオレンジで描かれています。

　船や家、にわとり、きりん…みんな決まった形があるのに
くもくんには決まった形がありません。
誰かの真似をしても　風が吹けば　すぐ崩れてしまいます。

　でも、くもくんがいつも同じ形だったら…つまらないよ。
くもくんが　いろいろな形になるから、子どもたちの空想は広がってくる。
ライオンになったち、ワニになったり、それがくもくんの良いところ。
だから、私たちはお空をのんびり眺めて、いろいろな夢をみる。癒しの絵本。

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投稿者：るい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

くもくんの気持ちになって、読みました！
子供の頃に、空を見上げて感じたことが絵本になっていました！
くもくんの表情も好きです！
子供の頃を懐かしく想いながら、読みました！
0歳から3歳位の子供達とお母さま、お祖母様の前で、読みました！

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投稿者：ウッドチャック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いろいろなかたちになれるくもくん。
空を見上げて、くもみたいになれたらいいなぁと思うことがありますが、くもも悩みがあるんですね。