紙の本
感動した
2018/10/09 19:49
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後は大泣きでした。
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プレゼント
2018/11/28 09:21
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投稿者:るんるん - この投稿者のレビュー一覧を見る
父への誕生日プレゼントで送りました。読んでみたかったのでとても喜んでました。
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暖かい夫婦の物語
2018/09/17 10:42
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投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
余命1年と宣告された妻のために、作者が自らに課したのは、毎日原稿用紙3枚以上の物語を書くこと。奥さんが亡くなるまでに1778話を書き続けた。その中からセレクトした19話を収録。40年以上にわたる結婚生活を振り返るエッセイも添えた。暖かい夫婦の物語。
同じ著者の『僕と妻の1778話』もどうぞ。
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期待外れ。残念です
2019/03/31 22:03
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待を裏切られたという思いです。
奥さんとの最後の生活というドキュメンタリー部分は、素晴らしいです。淡々としているが愛情を感じる文章が続く。その合間に、奥さんのために書いた作品を一部載っています。あまり読める作品がなかった。若い頃、ドラマ化された作品が多いし、SFの作品が多かったので、よく読みました。それに読みやすかったし。でも、昔感じた感じがなくなっていた。
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内容詳細
2004/06/07 17:41
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をした。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。五年間頑張った妻が亡くなった日の最後の原稿、最後の行に夫は書いた──「また一緒に暮らしましょう」。妻のために書かれた1778篇から19篇を選び、妻の闘病生活と夫婦の長かった結婚生活を振り返るエッセイを合わせたちょっと変わった愛妻物語。
(出版社HPより)
(出版社HP…「担当者も言いたい」より)
ショートショートが新書になった?
癌の宣告を受けた妻に対し、何か自分にできることはと考えたとき、小説家・眉村卓が思いついたのは「毎日、短い話を書いて妻に読んでもらうことである」(本文より)。今回の『妻に捧げた1778話』は、その1778篇のお話の中から、19篇を選び、奥様との半生を綴るエッセイの間に収録した本である。新書の形で、このような内容の本が刊行されるのは多分初めてではあるまいか。ところで、眉村氏は、「短い話」を「ショートショート」とも言っている。「短話」とつづめて書いている箇所もある。眉村氏と担当編集者は、原稿用紙(四百字詰め)3枚以上の短い小説をなんと表記したらいいのか頭を悩ませた。というのも、眉村氏が書き続けた1778篇は、ヴァラエティに富んでいて、ショートショートの一般的な定義にはそぐわない気がしたのである。ショートショートという言葉ですぐ思い浮かぶ作家は星新一氏であろう。星氏も眉村氏もともにSF作家に分類される存在である。しかし、ショートショートは決してSFの専有物ではない。ミステリーの読者にはおなじみの作風であろう。純文学の分野でも川端康成の〈掌の小説〉シリーズは、その一味と考えられなくはない。事典によると、ショートショートの特徴は次の通りである。(1)新鮮なアイデア (2)完全なプロット (3)意外な結末。眉村氏の1778話は、この条件を全て満たしているであろうか。否である。ときには、エッセイ風になり、手紙のようになり、結末は自然に……。それは、著者があとがきで書いているように「実生活の中での気持ちをもとに」しているからだろう。だからこそ、エッセイと短い小説の合体というこの書の試みが成功したのだと、担当編集者は自画自賛している。(出版社HPより転載)
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TV『アンビリバボー』で観て知った。著者は、妻がガンで亡くなるまでの5年間、毎日ショートショートを書いては妻に見せ続けた。ショートショートというと、星新一のような大どんでん返しを期待する。が。妻の為に書かれているという前提もあり、イメージしていたものとはだいぶ違っていた。それでも著者が妻を想う気持ちはよく伝わってくるし、その根気強さには脱帽。
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エッセイとショートショート混合。癌で余命宣告された妻に、毎日一話の作品を書き、亡くなったその日、最後の1778話目が書かれた。素直に羨ましいと思う。私だったら書いてもらったら嬉しい。エッセイ、眉村卓氏自身の解説が読めるのが嬉しいが、もう少しショートショートの量も欲しかった。
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アメトークで取り上げられた時から気にはなっていたけど、依然として平積みされていたので、買ってみた。
正直、ショートショート自体としては、えっ?そのオチ??って思ったりであまり好みではない。
これは、前後のエッセイや闘病生活の話を含めた物語として読まないとだめですね。無限と思っていた時間が有限と知らされた後、夫婦の愛を確かめる作業。
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ちょっと前に見た映画の予告でこの話を原案にした
映画がやっていて少し気になっていました。
そんな中ブックオフで105円で売っていたものだから購入。
余命1年少々と診断され5年後生存率ゼロと言われた妻のために
小説家である夫が毎日1話ずつ話を書き綴ったというものです。
なのでこの本はみじかーい1778話が全て収録されているのかと思いきや
(冷静に考えればそんなわけないのですが)
おそらく十数話しか載っておらず、ほとんどが妻との思い出や
看病生活を綴ったものとなっています。
読者は奥さん一人だけでも、出版されてもおかしくない一般受けする作品にする
という制約の元書かれたとあって載っている作品はどれも面白く
ほかの作品も読んでみたいと思わせてくれます。
そして何より奥さんへの愛が物凄く溢れていると思いました。
特に奥さんが亡くなってから書いた最終話に
「また一緒に暮らしましょう」という一節がありますが
そんな風に思える夫婦生活を送りたいなぁと思いました。
それに5年生存率ゼロと言われたのに奇跡的にほぼ5年間生きたというのは
やはりこの毎日の小説も一役かっているのではないかとも思いました。
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子どもの時に好きだった作家さんなので久しぶりに読んでみた。病気の奥様のために一日一話を書く。エッセイにはしない。必ずお話にする。病気や人の死、深刻な問題、大所高所からのお説教、専門用語の乱発、効果を狙うための不愉快な視点などは避ける。ラブロマンスは書かない。夢物語でも荒唐無稽でもいいが、どこかで必ず日常とつながっていること。1347降水時代、1680聞いて忘れて下さいが心に残った。これだけの制約をもうけて、この歳で大変な介護生活の中でよく書けたなあと思った。
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眉村卓さんが 癌闘病中の奥様に毎日1話書き続けた物語1778話の中からの数編と、
奥様とご自身との様子を書かれた部分とからなる1冊。
これが映画化されるとどうなるんでしょうか。
楽しみです。
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アメトーーク!でみて、ずっと読もうと思っていた本。やっと読了。最終回の最後の一文「また一緒に暮らしましょう。」は涙腺崩壊不可避。そして、奥さんが自分の葬儀は「眉村卓の妻」としてやってほしいって言っていたのが、すごく印象的だったし、素敵だなって思いました。夫婦で色々な事があると思うけど、支え合ってたんだなって。そんな奥さんを亡くしてしまった眉村さんの気持ちを思うと胸が痛みます。
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静かに、でも確実に死に向かっていく妻と、その側で寄り添い、一日一話、お話を書き続けた夫の物語。
映画はぼろぼろ泣いた。でもこの本は、すごく冷静な語り口で、静かな日常を、でもいつ終わるか分からない非日常を生きる夫婦の姿が淡々と描かれていて、涙よりも筆者の深い愛情にじーんと胸が暖かくなった。5年にも渡る闘病生活は苦しかっただろうけど、いっぱい愛された奥さんは幸せだったんじゃないかな。
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先に『僕と妻の1778話』(以下「僕と妻の」)を読み
話題の本書を手にする。「僕と妻の」と比べると、
お二人の日々(過去、現在)と創作時の心情が
より深く語られており、
短編を読むためなら「僕と妻の」(感想にも書いたが、
解説とあとがきを含めて、一つの物語だと思う)、
本書は、作家眉村卓とそれを陰で支えた(?)
奥様の最後の日々、作家・家族のこころの動きが
より深く語られ、あるひとつの夫婦の姿、
闘病を支える、ともに戦う家族の姿、
それを背景に創作された短編が紹介される回顧録
エッセーと読んだ。
「僕と妻の」では作家である夫、その第一の読者である妻という、これまでの形を残された時間の中で
できる限り続けていくことを、お二人が望み
生まれた1778話という印象だったが、
本書を読むと、作家である夫という姿を
奥様が望み1778話が生まれたという印象が強い。
葬儀への要望、祈願のお札のエピソードは
不意打ちに近くガツンとやられた。
同志として生き、相手を思い、一緒に暮らしたい
と思う存在。そう思ってもらえるよういたく、
そう思いたい。
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一日一作書かれたという短編については、面白いのもありそうでもないものもあり。
病気の妻のために思い付いたのが一日一作短い話書くという発想は、さすが作家というべきか。
短編とは別に、お二人の日々の事やら話を書くことについてのあれこれから、すごくいい夫婦なのだとうかがえて、それだけでこちらまでほんわかした。