面白南極料理人 （新潮文庫）

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南極で暮らすこと、その中でも一番大変で一番楽しみなのは”食事”。何でも凍ってしまう過酷な環境の中で、いかにおいしく料理を作って食べるか。南極での食生活がよくわかる本。・・・が、すみません、途中で読むの断念しました。

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昭和基地から1000km 内陸で富士山よりも標高が高く、冬は氷点下70度まで気温が下がる富士ドーム基地というところで数人の隊員と１年間過ごし、料理を作ってサポートしまくった海上保安官の手記。文章は決してうまいと言えないが、前向きな姿勢とストレートにかかれた行間からはまわりの人への思いやりがにじみ出てきて、読んでいて楽しい。おぉ、オレもそこで一緒に食べたいと思ってしまい、つい、ファミレスに入り安いステーキランチを食べながら読むことにしてしまった。宮内庁御用達の超高級牛や超高級ガニがじゃんじゃかと消費されていく。周囲1000km無人の大雪原の中、マイナス40度の野外バーベキューが頻繁にあり、マイナス 70度の露天風呂までも行われる、やっぱり日本人ってスゴイや。
そして、越冬隊はとにかく酒を飲む、じゃんじゃか飲む。おぉ、オレもそこで一緒に飲みたいと思ってしまい、つい、安い発泡酒を飲みながら読むことにしてしまった。白夜でずーっと昼間、もしくは冬はずーっと夜の生活が続くので、アルコールを少し入れて１日のカラダのリセットとすることが大切です、ということらしいのですが、どう読んでもそうではない。
ところで、南極にキアヌ・リーブスはおったのですが、バンゲリスの南極物語のテーマは流れていないそうです。

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観測隊での料理人として、２度も南極に行った人の日記です。このおじちゃんの「これくらい気持ちが大きくないと極限状態で暮らしていけないよなぁ」と思わせる豪快な人柄が楽しい。なんといっても面白いのが、南極でこんなの作れるの！？とびっくりのメニューの数々。そりゃ材料は高級肉から冷凍野菜まで幅広いですが、栄養のたっぷり取れるものを観測隊全員分、短時間で作るって。しかもゴミは極力出しちゃいけない、なんて条件もあるのに持ち前のアバウトさとアイディアで観測隊のリクエストに答える。こういう頭の回転早い人って憧れます。続編にはレシピもついているとのこと。ぜひ南極料理にチャレンジしたいです！

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南極探検隊の料理人の西村さんが、南極の日々をおりまぜながら、越冬基地での料理を紹介。
あの極限の地で、美味しそうな料理が次々とでてきます。

日々厳しくもあり、忙しくもある基地の中で、美味しく・楽しく食事をするって大切なことなんだな〜って
実感。

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面白いっ！
極限状態であるはずの、南極ドーム富士基地
人間味溢れる筆致で、ぐいぐい引き込まれていく。
南極関連の本に、興味を持つきっかけになった本。

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冒険家でも詩人でもない普通のおっさん達の、局地でのむさくるしい生活がたのしく語られた一冊。
-60℃の環境でも、うまい食事とお酒があれば人間たのしく過ごせるものなのねえ。

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第38次越冬隊に調理担当として参加した著者の南極越冬体験記。
単調な基地生活に華を添えようと何かにつけてパーティーを催そうとする
著者。しかしそこは平均気温−57℃、ウイルスさえ生存できない不毛の地。
一筋縄ではいかない。
例えば、焼肉は焼けたら即口に入れないとカチカチに。缶ビールは一分以内に
飲み干さないとこれもカチカチに。紙コップに注いだ日本酒はシャーベット状にというから正に極地。
極地ならではの食生活と個性豊かな仲間達との基地生活を軽快に綴る南極日記。
只、文章が軽すぎるのがちょっと残念。

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俳優として大好きな堺雅人が、この夏主演する映画の原作本だということで購入。

いや、よかった!今年の発掘本現段階でナンバー1です!!

決して自分はいくことのないだろう、マイナス80度の南極の世界を、分かりやすく面白く、かつキレイゴトだけでなく忠実に書いてあった。
こんなに原作が面白いと、映画大丈夫かなぁ…と思ってしまう。
椎名真みたいにガッツのある本だけど、文章にクセがないので読みやすいし。
元気が出てくる本でした。


不肖宮嶋について結構批判(というかあの場での真実)が書いてあって、「本を読むだけでは分からないなぁ」と結構考えさせられました。

他のも読んでみよう…。

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映画公開のおかげで知ることができました。
お料理の参考本にもなりますし、南極極寒滞在疑似体験もできますし（準備の段階のお話からあるのでより楽しめます）、そうそう簡単に普通の日本人ができない体験をこんな風に読ませてもらえる幸せを感じます。

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友人がお勧めといって貸してくれた本です。
南極観測隊の話で、南極で越冬する隊員たちに毎日料理を作っていた料理人の話。
思わず読んでいてお腹がすいちゃいました（＾＾；
個人的には料理の話の数々も面白かったですが、ドラム缶を転がして移動した話が一番面白かったです。

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映画になるということで特集を組まれたときから、かなり気になっていたけれど……何というか、もうスゴイ！ウイルスさえ死滅する極限状態の中で作られる食事のバラエティの豊かさ。狭い中で男9人。こういう方がいらっしゃると随分と精神的に助かったのでは？と思います。外でやるジンギスカンとか、露天風呂。絶対に無理だと分かっているからこそ、文章で読んで楽しめました！