「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
牡蠣礼讃 (文春新書)
著者 畠山 重篤 (著)
自然の恵み豊かな三陸リアスで“極上の牡蠣”を生産している漁民が、世界の牡蠣を尋ねてみると不思議な縁が待っていた! 牡蠣と人生を共にしているからこそ見える魅惑の世界。牡蠣へ...
牡蠣礼讃 (文春新書)
牡蠣礼讃
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
自然の恵み豊かな三陸リアスで“極上の牡蠣”を生産している漁民が、世界の牡蠣を尋ねてみると不思議な縁が待っていた! 牡蠣と人生を共にしているからこそ見える魅惑の世界。牡蠣への限りない愛情に溢れた一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
畠山 重篤
- 略歴
- 〈畠山重篤〉1943年上海生まれ。牡蠣養殖業者。牡蠣の森を慕う会代表。京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。朝日森林文化賞、宮沢賢治イーハトーブ賞、河北文化賞受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
おいしい牡蠣の話。
2021/11/21 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の著者は牡蠣養殖の専門家。宮城県をベースに日本全国、そして海外も飛び回って、おいしい牡蠣をつくろうと努力されている方。私の大好物ができるための大変な努力。感謝しかありません。
紙の本
気持ちよく『牡蠣の旅』に付き合わされる。著者の人柄も表れた一冊。
2007/02/09 18:27
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レム - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは牡蠣養殖業者である著者による、牡蠣に関する水産学、博物学、伝記、旅行記であり、そして何よりもグルメの本である。
ところが、この本を読んでいると、入門書という感じを全く受けない。養殖業者でしかわからないような専門的な解説も随所にあるのだが・・・。
なぜなのだろうかと考えたら、あまり講釈していないからである。
ただし、十分な知識は盛り込まれていて、生物学としての牡蠣の生活史やミクロン単位での幼生の大きさの記述といった数字は押さえているし、牡蠣消費量の国際比較といった統計データも示されている。もちろん養殖業者としての苦労話もある。
それでも通常この手の本にありがちな、学問的な重さや、業界特有の問題といった一種の押し付けを感じないのだ。
おそらくこれは、著者の人柄が文章に表れているからではないだろうかと思うのである。
著者は、牡蠣を通じた人との出会いや新しい知識に対して、誰よりも自分自身が楽しんでいる。この本から、その楽しさがじわじわ伝わってくるのだ。そして、偶然にも漁港で出会った著者と意気投合し、「さあ、行くぞ。」といつの間にか牡蠣のあるところ、国内はもとより中国へ、フランスへ、オーストラリアへと、ぐいぐいと旅につき合わされてしまっているような気にもなるのである。
行く先々で「牡蠣がオレを呼んでいる」のだそうだ。著者の牡蠣の旅は完結することなく、まだまだ続くようである。