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読割 50
紙の本
螢 (幻冬舎文庫)
著者 麻耶 雄嵩 (著)
オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、...
螢 (幻冬舎文庫)
螢
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商品説明
オカルトスポット探険サークルの学生六人は京都山間部の黒いレンガ屋敷ファイアフライ館に肝試しに来た。ここは十年前、作曲家の加賀螢司が演奏家六人を殺した場所だ。そして半年前、一人の女子メンバーが未逮捕の殺人鬼ジョージに惨殺されている。そんな中での四日間の合宿。ふざけ合う仲間たち。嵐の山荘での第一の殺人は、すぐに起こった。【「BOOK」データベースの商品解説】
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電子書籍
この作家の文章が肌に合わない
2021/05/24 07:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Minyan - この投稿者のレビュー一覧を見る
叙述トリックもので高評価のものをいくつか購入したうちの一冊。
しばらく積んでいたので叙述モノということを忘れていたのだが、読み始めると、違和感からそのことを思い出させられた。
プッツンプッツンぶつ切りな感じがする描写が多いけど効果が上がってるとは思えないし、カタカナで音楽を表現?し始めた下りには乾いた笑いが出ました。
叙述トリックとわかっていても、それを忘れさせるだけの筆力が感じられなかった。
犯人も見当がついていたが違っていたらいいなという気持ちで最後まで読んだが、やっぱり…だった。
正直、電子版で買うことはなかったな~と残念な気持ちになったのが哀しい。
紙の本
一人称
2016/01/17 12:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
筋道は読みやすく、普通に読めました。しかし、語り手の『私』が、誰かが難しく、常に誰が語ってるのか悩まされつつ読みました。というか、そこがポイントなのですかねぇ。
紙の本
おもしろい
2019/10/12 15:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クローズドサークルの作品が読みたくなり、レビューを参考にしながら購入した。読む人を選ぶとあったが、自分にはあっていた。オカルト的な部分はあったが、そこまで怖いものではなく、オカルトが苦手な身でも読むことができた。読みながら感じていた違和感が最後にすっきりした瞬間は気持ちがよかった。終わり方に少し違和感があったが、全体的には満足できるものだった。
電子書籍
やったー!ボクっ娘や!(ネタバレ)
2023/03/28 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人当てや犯人が用いたトリックそのものより、この小説全体に仕掛けられた大きなトリックが二つ
一つはかえって何も考えずに読んでいったためか、あることにとても違和感を覚え、それで気づきました
もう一つの方はそれを知って思わず声がでました そんなやり方があるのだなあ
ただ終わり方が個人的にダメだったなあ それがとても嫌でしたが、でも面白かった!
紙の本
カバーが違う?
2018/11/23 11:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊かと思って購入したら、少々前の作品だった...
版数アップの際にカバーを変えたのでしょうか? 彼女のアップが表紙になっていました。
過去に凄惨な殺人事件が起きたファイアフライ館。
そこを買い取り、整備した佐世保先輩の招きに応じて集まるそれ系大学サークルの面々。
そして、起こる殺人事件。
二人の探偵役が推理を始めるが...
淡々と進み、いやいや最後にあんな結末になるとは...
途中、ややこしい事になったりも。
設定がこじんまりとしていますが、読みやすいことは読みやすい。
でも、ちょっと後味が...
紙の本
麻耶雄嵩は、名探偵の出てこないノンシリーズもすごい!
2015/09/30 11:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
メルカトル鮎、貴族探偵などとっぴな名探偵が主人公をつとめるシリーズで知られる著者の、ノンシリーズ長編。
名探偵らしい名探偵は出てこなくても、ひねくれていて、かつ論理の面白みを堪能させてくれることに変わりはありません。
ミステリ好きにはおなじみのあるトリックを、過去のあまたの名作とは全く違う使い方をして、読者の度肝を抜く傑作。
読み終えた当初、今後このトリックは「螢」型と、それ以外に分類されるようになるんじゃなかろうか、とさえ思いました。
そんな、トリックの工夫の歴史を大きく変える可能性さえ思わせる傑作、ぜひご一読を。