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紙の本
チーム・バチスタの栄光 下 (宝島社文庫 このミス大賞 田口・白鳥シリーズ)
著者 海堂 尊 (著)
東城大学医学部付属病院で発生した連続術中死の原因を探るため、スタッフに聞き取り調査を行なっていた万年講師の田口。行き詰まりかけた調査は、高階病院長の差配でやってきた厚生労...
チーム・バチスタの栄光 下 (宝島社文庫 このミス大賞 田口・白鳥シリーズ)
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商品説明
東城大学医学部付属病院で発生した連続術中死の原因を探るため、スタッフに聞き取り調査を行なっていた万年講師の田口。行き詰まりかけた調査は、高階病院長の差配でやってきた厚生労働省の変人役人・白鳥により、思わぬ展開をみせる。とんでもない行動で現場をかき回す白鳥だったが、人々の見えなかった一面が次第に明らかになり始め…。医療小説の新たな可能性を切り拓いた傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【『このミステリーがすごい!』大賞(第4回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
海堂尊を読むきっかけになった本
2022/04/29 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
海堂尊のチームバチスタシリーズはすべて読んだが、シリーズの後にもつながるし、ブラックペアンなど前段の作品にもつながるバチスタシリーズを読むきっかけになった面白い一冊。
紙の本
転調、そして解決。しかしまだ問題はある
2009/01/03 23:10
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚生労働省から白鳥が派遣されてきたことにより、作品の様相が一変する。急激にテンポが上がる。上巻でいったんは平静に収まったかのように見えたチーム・バチスタの現状が、全く違う人間模様として描き直される。ここに至ると、上巻での作業が、医療の常識などによる密室を構築していくものだったことが理解できる。下巻ではこの密室を崩すのだ。
小気味よい展開であるし、キャラクターも良く動く。しかし、人の死が非常に軽く扱われているところは若干気になる。キャラクターからも行間に見える作者からも、死者に対する畏敬の念を感じないのだ。これは、現状の医療関係者が実際にそのように思っており、その問題提起をするためにこのような書きっぷりにしたのかもしれない。逆に、現役医師である作者の普段の考えがそのまま滲み出たのかも知れない。いずれかは分からないが、ここの部分はもう少しフォローする必要があった気がする。
紙の本
緻密な構成
2008/02/20 23:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーにしては明るい雰囲気。
ドキドキするのは手術の場面です。成功するか、失敗するか?
真相は知ってみるとあっけない感がありますが、意外性に富んでいました。
医師が書いただけあってとにかくリアルです。
紙の本
名コンビの誕生
2020/01/08 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
田口と白鳥が初めて相対する、月曜日の朝のワンシーンは貴重でした。チーム・バチスタの解散と共に、それぞれの旅立ちも清々しかったです。
紙の本
衝撃の結末
2017/05/21 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は医療ものが好きである。私自身は素人だが、ドラマでもなんでも、医療という緊迫感のある現場での話というものには面白さがある。
本作は量産型のミステリーとは一線を画するものだと思う。医療をトリックに使い、ただ犯人は誰かを明らかにしていくのではなく、登場人物のキャラが立っているところが特徴ではないか。やけに医療に詳しい、よほど取材や勉強をしたのかと思ったら、著者は現役の医師なんですね。これは確かに素人に書くのは難しいでしょう。
主人公田口の少し世間の価値観からずれた人生観、白鳥の人を苛立たせるロジカルモンスターとしての側面をふんだんに使った面白い小説だったと思います。
紙の本
「ロジカルモンスター」登場で、ひっくり返る予備調査の結果
2018/12/30 19:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さらさばく - この投稿者のレビュー一覧を見る
心臓手術中に起きた連続氏は、事故か、殺人か。
病院長・高階の依頼で、調査に当たっていた不定愁訴外来の田口公平医師ですが、途中で行き詰まってしまいます。
そこに現れたのが、明らかに変わり者の役人、白鳥圭輔(厚生労働省大臣官房秘書課付技官!)。
下巻ではテンポが変わり、白鳥の、矢継ぎ早に繰り出される、感情を度外視した質問で、登場人物たちの本当の人間性や、人間関係が暴かれていきます。
途中で犯人に気づいてしまったので、謎解きの面白さもそれなりでしたが、健康上の問題を抱える桐生と、外科医としての生命を絶たれた義弟・鳴海のエピソードが作り物めいていて、小説世界に浸りきれませんでした。
紙の本
厚労省白鳥、登場!!
2016/11/18 11:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚労省白鳥さん、登場しました!(笑)
犯人は・・・私の記憶って中途半端でした^^;
アクテティブとかパッシブとかイマイチ理解が付いていかないところがあったけど、
テンポの良さにぐいぐい引き込まれていった。
下巻を読みおえった後、もう一度上巻の田口センセの聞き取りを読み返して
頭の中もすっきりしました!
どうしようかと迷ってたけど、シリーズ全部読みたくなるね!