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紙の本
「1秒!」で財務諸表を読む方法 仕事に使える会計知識が身につく本
著者 小宮 一慶 (著)
「会社の数字」の基本がわかれば、経済現象や経営のカラクリが見えてくる! 財務諸表の基本や管理会計の基本的概念を説明し、その見方や考え方をベースにして、企業活動にとどまらず...
「1秒!」で財務諸表を読む方法 仕事に使える会計知識が身につく本
「1秒!」で財務諸表を読む方法 ―仕事に使える会計知識が身につく本
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商品説明
「会社の数字」の基本がわかれば、経済現象や経営のカラクリが見えてくる! 財務諸表の基本や管理会計の基本的概念を説明し、その見方や考え方をベースにして、企業活動にとどまらずマクロ経済や社会現象を分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小宮 一慶
- 略歴
- 〈小宮一慶〉1957年大阪府生まれ。米国ダートマス大学エイモスタック経営大学院でMBA取得。経営コンサルタント。小宮コンサルタンツ代表取締役。明治大学大学院会計専門職研究科特任教授。
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紙の本
翼よ、あれはどんな灯か
2009/12/05 18:14
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近JALの問題が喧しい。ここにきて、「崖っぷち」などと報道されているが、昨年10月の世界同時不況で突然起こった問題ではない。もちろん、それによって危険水域にいたる速度は増しただろうが、すでにその兆候は以前からあった。
2008年2月に刊行された、小宮一慶氏のこの本のなかでも「なぜ、航空券には早割り格安チケットがあるのか?」という「増し分利益」を説明した章で、JALの戦略とANAのそれとを比較し、小宮氏はANAのそれの優位性を認めている。
こういうふうに、時間の経過とともに本を読むと、経営コンサルタントの資質がよくわかる。こういうビジネス本にどれだけ信用をおくかは、やはり著者に正しい知見があるかどうかということだろう。
本書は『「1秒!」で財務諸表を読む方法』とつけられているが、かなり幅ひろく、興味深い内容となっている。しかも、先ほどのJALのように具体的な事象がちりばめられて、読む側としては理解しやすい。
特に、最終章の「なぜ、企業業績は良いのに『現金給与総額』は上がらないのか?」は、この本の刊行後、企業業績は一挙に悪化して章タイトルと現実はそぐわなくなっているが、書かれている内容は今多くの企業が陥っている利益の悪化という問題にどう対処すべきかで、いま大いに参考になる。
小宮氏は、「想定した売上高から、出すべき利益をまず決めて、売上高からその利益を引いたものの範囲内に費用を抑える」べきだとしている。その売上げも想定できない未曾有の不況では、どうあるべき利益を決めるべきか。そのことにも本書では触れているので参考にできる。
そして、業績が低迷しているときに、どのコストから手をつけるべきかも書かれていて、今まさにこの本を読むべき時だといってもいい。
こういう時代だからこそ、経営者も従業員も知恵を出すしかない。
さもなくば、JALの問題はあなた自身の会社の問題になりかねない。
知恵のないところに再建はない。
◆おかげさまで書評ブログ「本のブログ ほん☆たす」は1周年を迎えました。
紙の本
すばやく理解できて内容は濃い
2009/04/06 15:52
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
貸借対照表や損益計算表、キャッシュフロー計算書を
会計のプロとして読解する解説書はありますが
本書は一般的なビジネスマンが、自分の仕事や会社、
日本を分析する際に目安とする数字について解説しています。
コラムの中で、
「ビジネスマンは「経営的」に会計を理解すれば十分です。必要もないのに「会計的」に勉強するから、嫌になるのです」
と書いているのですが、本当にわかりやすく
必要なところを、必要な見方で分析しています。
例えば、タイトルにもなっている
「1秒」で貸借対照表を見るとしたらどこを見るか?
という質問には、「流動負債」を見なさいと指摘します。
流動負債とは1年以内に返済しなければならない負債なので
これが流動資産よりも高ければ、倒産の確率が高くなります。
これが「経営的」見方で、難しいことはありません。
また現在の経済界の動きなども分析し解説しているので、
社会の動きをより深く理解することができます。
内容の濃い1冊です。
紙の本
1秒で理解できなくても大丈夫な本
2023/05/31 23:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1秒で財務諸表を読むには、流動負債と流動資産を見る。
この本は、1秒で財務諸表を読む方法を取っ掛かりに会計に関するさまざまな話に展開していく。
確かにタイトルと中身が乖離しているように見えるが、私のように会計の知識がない者にとっては大変ありがたいビジネスマン向けの本である。
特に前半の貸借対照表や損益計算書、増し分利益まではとても分かりやすく実際の仕事にも役に立つはずである。
ただ、コンサルタントにとっては簡単な初歩的概念なのかもしれないが、後半に行くにしたがって直接原価計算やPPMなど馴染みのないものが出てきて今までの会計の入門書と比べ歯ごたえがある気がした。
特に原価計算には馴染みがなく、在庫調整による利益変動は実感がわかなかった。
PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)の話は、小林製薬と花王の事例自体は大変面白かったがPPMの使い方はいまいち理解できなかった。
何度か繰り返し読んで理解を深める必要がある1冊である。
紙の本
とても分かりやすいです。
2019/07/21 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の方が財務諸表のどのポイントを重視するのか、という視点で読むと、また違った学習が得られるなと思いました。