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紙の本
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
著者 綾辻 行人 (著)
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが…クリスマスの夜、ついに勃発...
びっくり館の殺人 (講談社文庫)
びっくり館の殺人
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商品説明
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが…クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇!悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!?ミステリーランド発、「館」シリーズ第八弾、待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが……クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇! 悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!? ミステリーランド発、「館」シリーズ第8弾、待望の文庫化。
リリカは何の子? 悪魔の子!?
すべての世代の“童心”に贈る 謎(ミステリー)と驚き(サプライズ)のおもちゃ箱!
少年の日の、極彩色の悪夢――あの密室殺人の真犯人は誰だったのか!?
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが……クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇! 悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!? ミステリーランド発、「館」シリーズ第8弾、待望の文庫化。【商品解説】
著者紹介
綾辻 行人
- 略歴
- 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。在学中は京都大学推理小説研究会に所属する。1987年に『十角館の殺人』でデビュー。「新本格ミステリ」ムーヴメントの嚆矢となる。1992年に『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズという一連の長編は、現代本格ミステリを牽引しつづけている。ミステリ、ホラー、怪談など幅広く活躍。2012年に「館」シリーズ9作めとなる『奇面館の殺人』(講談社ノベルス)を上梓。
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紙の本
館シリーズでも異色の作品
2021/12/11 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズ第8作。びっくり館と呼ばれる館に住む俊生と仲良くなった三知也は、祖父の古屋敷に疎まれながらも、俊生と交流を深める。古屋敷は、亡くなった三知也の姉の梨里香を溺愛しており、人形にリリカと名をつけていた。クリスマス会に呼ばれた日、密室のリリカの部屋で古屋敷が殺される。その真相は…?
他のシリーズの主人公である鹿谷は少ししか出てこず、三知也が事件の真相まで語る構成。
謎解き成分は減り、ホラーテイストなので館シリーズの中でも異色か。
腹話術のところを改めて読むと恐怖を感じる。
電子書籍
まあまあ
2018/07/05 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品はほかのとちょってテイストが違います。
よく読んでいないと謎をスルーしてしまいますね。
最後もちょっと謎な感じでいいと思いました。
紙の本
館シリーズ第8弾! …は、雰囲気が違う?!
2010/10/20 20:22
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズ第8弾。本書は「かつて子どもだったあなたと少年少女のために」と銘打って児童書っぽい体裁をとったミステリーランドのために書き下ろされた作品だ。
これを端的に「子ども向け」と評する読者もいるようだが、著者はこの点を否定している。著者曰く、本書は「正当な」館シリーズ第8弾なのだそうだ。
あやしい噂が囁かれる古屋敷邸。街の者たちはこのお屋敷を「びっくり館」と呼んでいるが、その由来は定かではない。小学6年生の三知也はふとしたきっかけで、びっくり館に住む同い年の少年・俊生と知り合う。生まれつき身体の弱い俊生は学校に通わず、家庭教師に勉強をみてもらっているそうだ。その年のクリスマスの夜、びっくり館の主である俊生の祖父・古屋敷龍平に誘われて三知也は友だちと家庭教師と共にびっくり館を訪れる。が、到着した三知也たちが見つけたのは、変わり果てた龍平の姿だった…。
これまでの館シリーズと異なる点として、まず、挿絵が挙げられる。本書にはいくつかの挿絵が挟まれているのだが、そのどれもが不気味。特に表紙を開けてすぐのところにある二枚の挿し絵(カラー)が特に恐ろしい。表紙を捲ったその瞬間から、作品の異様な雰囲気が漂ってくる。
館シリーズファンの多くは、このシリーズに「トリック」を期待している。ここでいうトリックは主に物理トリック。或いは叙述トリックだ。残念ながら本書にはそのどちらも登場しない。故に館シリーズファンは「期待はずれ」という評価を下すことも多いようだ。
しかしわたしはトリックに重きを置かない邪道ミステリ読み。作品が醸し出す怪しい雰囲気を十二分に楽しめた。しかし欲を言えばラストにおぼろげな点があるので、もう少し明確な結末を用意しておいてくれたほうが嬉しかったかな。ただ、子どもたちの想像力や創造力を刺激する、という点から見れば、これくらあやうげでおぼろげなほうが良いのかもしれない。
「子ども向け」と断言するには及ばないけれど、他のシリーズ作品とは一風違う作品であった。
電子書籍
やっぱり子供向け
2018/12/26 03:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「かつて子どもだったあなたと少年少女のために」と銘打って【少年少女向けの】ミステリーランドのために書かれた小説なだけあって、大人でも読めるとはいえ、やはり言葉使い・かな使いはもとより、プロットやトリックもやや単純です。また、回想部分の主人公「僕」が小学6年生であることも感情移入しにくい要因になっています。
密室殺人自体には複雑なトリックなどなく、語り方・レトリックによって「謎」が形成されているに過ぎません。そして締めくくりはホラー風です。そのへんがなんだか「子供騙し」な感じです。
『暗黒館の殺人』同様、この作品でも島田潔こと推理作家・鹿谷門実の出番はほとんどありません。三知也少年が丘の上の公園からびっくり館の様子を見ている時、びっくり館をだめもとで訪ねた断られたという鹿谷門実に出会います。三知也少年にとってはただの「怪しいおじさん」でしたが、十数年後に手に取った『迷路館の殺人』の著者近影を見て、彼の正体を認識することになります。館シリーズはあくまでも中村青司の館たちが主体であり、素人探偵兼推理作家の島田潔こと鹿谷門実は主役ではないということでしょうかね。
紙の本
異色
2023/01/04 11:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段の館シリーズとは、全く違う作風の作品。
まぁまぁ面白かったけど、
普段の館シリーズのようなゾクっとする感じや
はっと納得するような感じがなかったため、
私はそこまではまりませんでした。
紙の本
例外的作品
2015/12/11 19:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻行人氏の館シリーズの1つ。
とはいえ、この作品は例外的な作品と考えていただきたい。
なぜならこの作品は子供向けに作られた作品だからだ。
もちろん、秀逸な文章構成やトどきどきなどが楽しめるが、
トリックに関してはいまひとつといわざるを得ないだろう。
この作品だけ読んで館シリーズの評価を決めることだけは
どうかやめていただきたい。
シリーズものは順番に全部読むのが一番です。
紙の本
ミステリーというよりホラーです
2020/10/11 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
館シリーズの中でも異色の内容です。子供が主役ですし内容もミステリーというよりホラーです。館シリーズを読み進める方もこれはとばしてもいいかもです
紙の本
館シリーズ8巻目
2018/10/31 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗黒館とはまた違った意味で、館シリーズらしくない感じ。
正直なところ今までのシリーズほど楽しめなかったかな。
ラストの再会シーンはホラーじみてて面白かったです。