チーズのきた道
著者 鴇田文三郎
「乳の生化学」の第一人者が明かす、チーズの起源と分類法、そしてそれらを育んだ風土。栄養価が高く保存性に優れたチーズを、各地の部族は、その存亡をかけて育ててきた。モンゴルの...
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商品説明
「乳の生化学」の第一人者が明かす、チーズの起源と分類法、そしてそれらを育んだ風土。栄養価が高く保存性に優れたチーズを、各地の部族は、その存亡をかけて育ててきた。モンゴルのホロート、古代ローマのチーズ菓子、フランスのカマンベール、日本の酥(そ)など、古今東西の文献を渉猟し、乳文化を実地に探訪。「人類にとっての食文化」に考察は及ぶ。(講談社学術文庫)
目次
- はじめに
- チーズ学事始め
- 初めての出合い
- チロル、伝統ある自家製もの
- スイスのチーズ教育
- 他
- チーズ文化の起源
- 五体壮健、無比長寿の仙薬なり
- 仏典に記された「乳」と「酪」と……
- カルピスの語源「酥」「醍醐」
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世界各地のチーズの歴史
2021/01/07 22:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
チーズについてヨーロッパからアジア、日本までの歴史やチーズの種類について書かれている。原本が1977年出版なので少し古いなと思う記述もあるが読みやすい
文明論がかえってうるさい
2023/11/01 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界各国の素直なチーズに関する沿革や解説の部分はなかなか良かったが、中盤以降の世界史通史や文明論の部分は、半世紀前の通説が基になっているせいか、かえってうるさく感じてしまった。もっともっと食品科学的な記述や、世界の民俗的な記述を期待したのだが、十分に書かれていなかったのが残念である。