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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/09/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/522p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-232501-8
文庫

紙の本

リプレイ 改版 (新潮文庫)

著者 ケン・グリムウッド (著),杉山 高之 (訳)

【世界幻想文学大賞(1988年)】【「TRC MARC」の商品解説】

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リプレイ 改版 (新潮文庫)

税込 935 8pt

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みんなのレビュー204件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

誰しもが考えたことのある「もしも」の結末とは!?

2005/10/23 14:38

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Leon - この投稿者のレビュー一覧を見る

1:06 PM、 88.10.18
ニューヨークのラジオ局にニュースディレクターとして勤めるジェフは、自分のデスクにあるデジタル時計を見ながら突然の心臓発作で死んだ。
享年43才
いや、死んだはずだったのだが、意識が戻ると周囲の様子が一変して母校の寮に居る。
場所だけではない。
彼が今居るのは、1963年のエモリー大学の学生寮であり、体も18才の彼のもの。
始めのうちは戸惑いを隠せないジェフだったが、彼の「未来の知識」をもってすれば、この人生のリプレイを如何に有意義に生きることが出来るかに気付く。
ジェフは手始めとして1963年のケンタッキー・ダービーを制するはずの穴馬シャトーゲイへ、手持ちの金を全て注ぎ込むのだが・・・
未来の知識を活かして過去の時代を謳歌するという幻想は珍しくないと思うが、予想に違わずジェフも賭け事や投資で一財産を築き上げて行くものの、再びその日を迎えることになる。
1:06 PM、 88.10.18
ジェフは再び心臓発作によって死に、再び1963年に18才として蘇る。
人生をやり直すという幸運に恵まれたかに見えた彼が、同じサイクルを幾度も繰り返す様子を読むうちに、それが呪いであるかのように思えてくるから不思議だ。
この人生の繰り返しをジェフは「リプレイ」と呼ぶのだが、それが何故起きるのかということについては沢山の推測が立てられるものの、明確にはされない。
また、ジェフがリプレイから得た人生の生き方に関する教訓を考えれば、明確にされる必要もないのだろう。
小説の効果として「疑似体験」というものがあるが、本作は”限りある”と形容される人生そのものを、それも何度も疑似体験させてくれる。
巨額の私財を成したり、異性や麻薬に耽ったり、果ては世捨て人として山奥に隠遁するジェフの、人生のサイクル毎に異なるアプローチは確かな現実味があり、その全てを体験した彼が得た、自分の人生は自分のものであるという教訓には充分に説得力がある。
説得力が感じられる理由は、ジャーナリスト出身の著者の映し身と言える主人公が、積極的に関わろうとする実際の歴史的な事件の存在による部分もあるようだ。

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紙の本

時間漂流物小説のハンパじゃない娯楽大作。人生を巻き戻して生き直しをさせられる男性の欲望実現を事細かに描き、時間と歴史への挑戦で泣かせ、読み手の想像を上回る展開を用意した世界幻想文学大賞。

2004/05/14 22:48

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「時間」というものほど人間にとって絶対的な存在はないのだなと、さまざまな小説を読んで教えられる。
 記憶だけが自分のものという立場で、美しい思い出を作品に封じ込めようとしたプルーストやナボコフ、イーヴリン・ウォーといった文学の巨星たちがいる。それとは異なる「時間軸の解体」の技法で挑んだヌーヴォー・ロマンやマジック・リアリズムの作家たちもいる。子どもたちに過去の人びとと出会う機会を授けた『時の旅人』『トムは真夜中の庭で』『ふたりのイーダ』といった児童文学の名作がある。
 SFとファンタジーの世界を見渡せば、時を超えた命を与えられて永遠にさ迷う者、体を凍結させられて未来の時間へと投げ出される者、タイムマシンという道具で過去への旅を望んだ者など、ありとあらゆる時間の扱いが見られる。

 43歳に心臓発作に見舞われて亡くなった男性が、18歳の学生にフィードバックして、もう一度人生をやり直す。もう一度どころか、その先もあって…と、いくら意外につぐ意外な展開ばかりの小説であっても、あまり多くを説明するのは野暮だろうから止めておくとして、目的の時代がある時間旅行とは違い、なぜそのような時間の循環に巻き込まれてしまったのかが謎のまま進展していくこの物語は、作家の発想のすごさに驚嘆させられる一作だ。
 発想はすごいのだが、上に挙げた時間漂流物のいくつかに特徴づけられるような奇想天外ではなく、むしろ慎重に理性的に推理され組み立てられているという点に、娯楽小説には珍しい現実感があり、読んでいて信頼みたいなものが生まれてくる。
 未来に起きることを知っている主人公だから、ビッグゲームやビッグレースの結果を知っているので賭博を行う。最初の人生で妻と経済的問題でもめていたから当然の発想だ。自由になるお金を手にし、それを元に更なる投資で蓄財を重ね、物欲を満たす。贅沢な暮らしに見合った女性を選ぶ。
 しかし、そこには「こんなはずじゃなかった」という挫折があり、その挫折を元に次なる巻き戻された人生を生きていく。読み手にしてみれば実に説得力のある言動を主人公はしていくのである。
 その主人公の営みの外側に、いくつもの偶然の出会いと時間循環の歪みが用意されていて、予想がつかない筋が展開していく。

 慎重に、そして巧みに練られた信頼のもてる物語ということのほかに、読んでいて面白いのは、過剰ではなく、しかしふんだんに盛り込まれた時代の象徴の数々である。
 流行っていたポップスの題名がBGMよろしく登場する。フリーセックス、ベガス・ガール、エイズなど性風俗の描写にもたけていて興奮させられる。ダスティン・ホフマンにスピルバーグ、ケネディにレーガンといったセレブリティの名前が挙がるだけではなく、時に主人公の選ぶ人生に介在してきたりもする。

 時間のひずみ、歪みを超え、形を変えながらつづいていく愛、そして人類の悲劇を阻止したいという意志——ヒューマニズムもまた控え目なほど慎重に書かれ、単なる面白さがもたらす満足感を上回る「感動」を何回も、それこそ繰り返しもたらしてくれる。

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紙の本

私の生涯でベスト3に入るSF小説

2002/10/12 00:25

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説を最初に読んでから10年以上経っています。しかし、いまだに何度もこの作品を「リプレイ(読み返し)」してしまいます。それほどの作品です。

設定自体は古典的なタイムスリップを扱っているように見えます。
しかし、そこにはタイムマシンも出てこなければ普通にSF小説を彩る小道具は一切でてきません。設定自体が絶妙です。

ハイラインの「夏への扉」を想起するような展開です。

未来を知る主人公を通した痛快さからグイグイ引き込まれていきますが、主人公は何度も人生を繰り返すことになります。その中で体験を通して真の意味で人生を見直していく主人公の内面の心の過程が物語りを深い物していますし、そこに自分だったらと考えさせられるものがあります。

この作品の魅力はたくさんありますが、私の感じる大きなものは2つです。

一つは時代の描写。
よき50年代、混乱の60年代、自信喪失した70年代、回復の80年代とアメリカの時代時代の空気が詰まっていて、それぞれの雰囲気がよく描かれています。私は、特に50年代、60年代は悲しい位に懐かしい気持ちになります。きっとよき時代だったからでしょう(実際には私が知らない時代だからかもしれませんが)。

もう一つは、真の心の交流です。
リプレイを通して主人公が見つけていくある女性との静かで強い愛情と友情。リプレイのため人と人生を共有できない孤独とその女性との心の交流が見事なコントラストで描かれています。恋愛小説としてもすばらしいできばえです。

最後のエピロ-ーグは賛否両論でしょう。私は無かったほうがよかったかなと思いました。

SF小説にあまり関心がない方にも、絶対におすすめの良書です。

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紙の本

主人公がバカでないところがよい

2002/07/31 23:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やすみつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は心臓発作で48歳に死んだ。と思ったら23歳の自分の中に蘇った。記憶はそのままで人生をやり直すことができる。さあ、何をすべきか。

凡百の物語にあるような、無能だったり欲深だったり迂闊だったりして状況に正しく対処できないような情けない主人公ではない。
十分な理性と知性を持った我々がするであろうことを、主人公はする。
例えば自分の知っている‘未来の知識’を元に(競馬や野球賭博や株式で)資産を増やす。当然のことだ。十分注意深ければうまくやっていけるはずだし、実際その通りになる。
しかし‥‥。

欲を出したらひどいしっぺ返しがありましたというような、中国の故事みたいな単純な教訓話ではむろん終わらない。次々に起こる「新しい展開」が不自然ではなく、物語をうまく引っ張っていく。
この点、展開のための展開というような、ジェットコースター・ノベルのシドニイ・シェルダンとは違う。ジェットコースターに比べ、まっとうなドライブの楽しさか。その展開の中でも最善と思われる行動を取ることで、やはり主人公に違和感無く共感していける。それでもやっぱり翻弄されてしまうのだ。

知らなかったが、名作と言われているそうだ。もっと広く知られてよい小説だと思う。

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紙の本

不動の名作

2015/08/25 13:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:フールオンザヒル - この投稿者のレビュー一覧を見る

三度目の再読になる。タイムトラベルものでは「夏への扉」と並ぶ代表的名作(個人の感想です(^^))。日本で上梓されて25年経つが決して色褪せることはない。
タイムパラドックス的には多少首をかしげるシーンもあるが、作品自体の深さが充分それをカバーしている。

何度も同じ人生を繰り返し、結局自分らしく生きることが究極の答え、というエピローグは、つい忘れがちになっていることを思い出させてくれますね~。

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紙の本

これはいい!

2003/06/26 16:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:murachi - この投稿者のレビュー一覧を見る

週間バンチで掲載中のリプレイの原作らしいのですが、やはり原作だけあってパラレルワールドの表記が非常にすばらしいです。途中何度もドンデン返しがありますが、最後は…。って読んでみてください。絶対はまります。

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紙の本

読ませる

2019/03/31 22:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

死んだはずの人間が人生をやり直せる機会を得る、しかしまた前に死んだ時間に同じように死んでしまう、というストーリーは他にもあるように思いますが、この作品ほど理詰めに読ませる作品はないのではないでしょうか。

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紙の本

タイムリープ

2018/11/26 02:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

ラジオプロデューサーのジェフは妻との電話中に突然の死を迎える。そして再び気づくと大学の寮にいた。前世の記憶はそのままに、青年として蘇ったのだ。彼は前世の記憶を生かして賭博で巨万の富を得て子を成したり、初恋のジュディを幸せな家庭を築いたり、幾度も転生を重ねていく。たぶん便利な設定の御利益もあったろうが、シミュレーション、願望充足にとどまらない新しい可能性を開いた。そしてこの小説は今まで当たり前であった不確実な未来に進んで静かに終わる。

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紙の本

やり直せるものならば

2001/04/13 00:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ころび - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイムトリップもの、でいいんでしょうか。ある時点で死に、過去の自分に意識が跳ぶお話です。

 どこかで聞いたような気もしますが、このアイデアを考案したのが誰であるのか知らないです。この小説が初出であれば脱帽。面白かった。一気に読みました。
 もっとも、ラスト、それで実はどうだったんだという気も起こりましたが。
 んでもいいなぁ、現実逃避したい年齢なもので、こんな具合にやり直しが出来ることは夢であります。実際起こったら?まあ、主人公と同じで孤独感に押しつぶされそうになるとは思うけれど。結局の所何も変わらなかったことになるのだし(いや変わったんだけれど=変えていけるわけだし)、混乱。
 いつまでも夢見ることを忘れたくはない、カモ。

 友人がぜひ読め、と北村薫『スキップ』とともに薦めてくれた本。自分の人生について振り返ってみよう。

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紙の本

ファウストの大なる野望、読書人の慎ましい願望

2010/01/28 22:44

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人生の晩年に若さをとり戻すファウストの願望は、万人の願いでもあるらしい。
 第二、第三のファウストは、いつの世にも登場する。
 
 本書の主人公ジェフも、第何番目かのファウストである。
 ただし、若さをとり戻す願望は、作者にあって、ジェフにはない。いや、ないとは言わないが、本人の願望いかんにかかわらず、勝手に若くなるのである。
 蘇るのはかつて自分が生きた過去の時代であり、前世の記憶を保っているのだから、もう一度人生をやりなおすことができる。当然、未来が予測できるから、賭博に確実に勝てるし、投資も過たない。つまり、経済的基盤の確立は容易で、億万長者への道はたやすい。
 なんと恵まれていることか。
 と考えるのは早計で、当事者には余人の知らぬ苦痛がある。冨は空しい、というのが最初の再生の結論だった。次の再生ではエピクロス的隠棲を選ぶ。
 再生に前世の記憶が伴うと、一種の不老長寿である。よって不老長寿の悲哀も味わわねばならない。自分を知る人々が先立つ寂寥感である。これもまた、再生する者が受けとめねばならない苦痛である。

 しかし、再生する者が自分以外にもあるならば、再生のつど再会して、二人して永遠に生きることができる。寂寥は生じない。
 ジェフは、もうひとりの再生者、パメラと出会うことができた。永遠の愛を誓う。
 再生してから再会するまでの苦労が、ストーリーに起伏をもたらす。

 ただし、これだと小説が永遠に終わらないので、本書はひと捻りする。再生しても前世の記憶をとりもどすまでに若干の時間を要する、という設定なのだ。
 さらに、もうひと捻りして、記憶が甦る時間が再生のたびに遅くなる、という設定も加えられている。最初18歳で過去の記憶に目覚めた主人公は、中年にならないと過去の記憶が目覚めなくなるのだ。そして、パメラもまた。
 一定の年齢に死ぬ定めだから、だんだんと(記憶の)再生から死去までの時間が短くなってくる。甦る時期がだんだんと遅くなって・・・。
 二人のうちの一人は、他の一人よりも再生から死までのテンポが速い。よって、永久の死が他方より速くやってくる。とり残されることが確実な者の絶望は深い。
 さいわい、本書には救済措置がほどこされているから、読者も主人公に同調して絶望するに及ばない。

 余談ながら、小説の読書は、一種のリプレイといえるかもしれない。絵空事に没頭し、現実を忘れる人は、読みかえすたびに小説にえがかれた人生を再生している、ともいえるからだ。
 その再生が、ジェフとおなじ運命をたどることになるか、別の運命が開けるかは、当該作品が再読に耐えるか否かによるだろう。

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紙の本

アイディアもストーリーもいいんだけど…

2002/05/19 18:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろぐう - この投稿者のレビュー一覧を見る

43歳で死んだ主人公が、人生の記憶と経験を持ったまま18歳の自分の中に蘇る…まるで梅図かずおの『アゲイン』みたいな話だが、これは誰もが願うような夢だろう。でも、こんな基本的なアイディアをいままで誰も小説化しなかったのは不思議だ(あるけど知らないだけかも)。しかし、読み終わってその理由がわかるような気がした。よっぽどの力量がないと、このアイディアを一本のエンタテイメント(長編)に仕立てるのは困難なのに違いない。この作品も、よく頑張ったと思うし、いい話だとは思うけど、「このアイディアなら、もっとぶっ飛んだ面白い話を聞かせてくれー」という不満を感じたのも事実。

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2004/10/09 10:40

投稿元:ブクログ

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2004/10/16 13:18

投稿元:ブクログ

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2004/10/31 21:56

投稿元:ブクログ

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2005/02/06 05:20

投稿元:ブクログ

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