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紙の本
族長の秋 改訂新版 (集英社文庫 ラテンアメリカの文学)
著者 ガブリエル・ガルシア=マルケス (著),鼓 直 (訳)
大統領は死んだのか?大統領府にたかるハゲタカを見て不審に思い、勇気をふるい起こして正門から押し入った国民が見たものは、正体不明の男の死体だった。複数の人物による独白と回想...
族長の秋 改訂新版 (集英社文庫 ラテンアメリカの文学)
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商品説明
大統領は死んだのか?大統領府にたかるハゲタカを見て不審に思い、勇気をふるい起こして正門から押し入った国民が見たものは、正体不明の男の死体だった。複数の人物による独白と回想が、年齢は232歳とも言われる大統領の一生の盛衰と、そのダロテスクなまでの悪行とを次々に明らかにしていく。しかし、それらの語りが浮き彫りにするのは、孤独にくずおれそうなひとりの男の姿だった。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
むずかしい
2012/06/21 16:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る
改行がすくなく、
密度の濃い文章がつづくのに、
ついていけませんでした。
内容がおもしろくないわけでは決してなく、
ただこちらの読む技量が足りなくて、
途中で、挫折しました。
紙の本
正直・・・
2020/01/04 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直読んでいる途中に何度も心が折れそうになりました・・・。
む、難しい・・・。
またいつか読み始めた時にすっと心にしみこんでくれることを願っています。
紙の本
立ちこめる花の匂い
2015/08/31 23:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mooonday - この投稿者のレビュー一覧を見る
「百年の孤独」を読んでガルシア・マルケスにはまってしまい、「我が悲しき娼婦たちの思い出」「コレラの時代の愛」を経てこちらを読みました。
6章に分かれてはいますが、各章改行一切無しの1パラグラフという構成(どのページを開いても文字で真っ黒)&ころころ入れ替わる主語に読破できるか不安になりつつ読み始めましたが、第1章を読み終える頃には慣れてさほど読み辛さを感じませんでした。いや、むしろこの複数視点からの独白スタイルのリズムにのめり込んでしまいました。
他の作品もでも感じましたが、マルケスの物語の最後の締め方が好きです。読後感がいい。
紙の本
何人、語り手がいるんだよ!
2022/12/06 09:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カリブ海に面しているある国のお話、主人公である大統領の名前は不明、だが、かなりのマザコンで、宝くじの不正に加担させた2000人の子供を船に載せてダイナマイトでふっとばすというとんでもなく悪い奴であることは間違いない。読み始めると、この物語の語り手「われわれ」というのは誰のことなのかとまごつく、それどころか「わし」とか「わたし」とか「おれたち」とかいろんな語り手が乱立してくる、しかし、よく考えればガルシア・マルケスなのだ、語り手が何人いようと関係ないのだ、「俺にもなにか言わせろ」と新橋駅前の街頭インタビューで横入りして語りだす酔っ払いのサラリーマンが登場してもいいのだ。だんだんと作者の文体にはまり込んでいく気持ちよさを感じた
紙の本
独裁者小説の白眉
2019/02/27 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
独裁者を主人公とした小説は他にもありますが、これが一番という気がします。これまで3回読みました。小説中、荒唐無稽なことばかり起きますが、それでもというか、それゆえなのか、読ませます。これぞ、マジックリアリズムというものでしょうか。