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古事記を旅する(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/332p 図版16p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-772504-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

古事記を旅する (文春文庫)

著者 三浦 佑之 (著)

古事記を旅する (文春文庫)

771(税込)

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評価内訳

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紙の本

古き伝承の時代を旅して味わう

2011/08/21 21:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古事記に書かれている場所への赴く旅行記である。著者は古事記に関しては造詣の深い人で、これまでにも著書は数冊上梓している。古事記に書かれている事柄は、神話あるいは伝承である。神々の行いや生い立ちが描かれているのだが、本書ではこの縁の地を歩いて確かめ、記述されているということである。

 神話あるいは伝承ということは、そこに書かれていることは証明ができず、確かなこととは言えないということである。そんなあやふやな地に行ってどのような意味があるのかと思われるかもしれない。後年、その神話をもとにして碑を建てたり、神社を建てたり、人々のこのような営みによって神話は補強されている。したがって、その地を訪れると何等かの拠り所があることになる。

本書では大きく3つに分けている。最初の一部が北九州、出雲、若狭湾から琵琶湖、そして北陸方面である。この中には志賀島、出雲、白兎、丹後半島など、神々に相応しい地が含まれている。片仮名表記による神々の名前は現代では読みにくいが、それは漢字にしても同じであろう。

 二部は九州から発して、日向、高千穂、瀬戸内、熊野、伊勢と現在でも神々しい地を巡る。九州には神の降りた山として知られる高千穂が2ヶ所あるのだが、どちらも確たる根拠はないが、地元の人たちが参加する神楽が遺されている。これらは何等かの言い伝えがなければ、突然生じるものではなかろう。石碑などは後からでも建てられるが、神楽のような大勢が動くものを根拠なしに後世に伝えることは困難であろう。

 とは私が考えたことであるが、筆者は精々幕末頃に起こったものであると言っている。この神楽は定期的に行われているが、筆者は観光振興のためだと思い、軽く見ていたようだが、実際にはかなり荘重で長時間演じるものであることが分かり、感心している。

 三部は大和の神々である。奈良盆地を中心に巡っている。この辺りには神話化されている神武天皇から数代の天皇陵が数多く遺されている地方である。小学生の頃に教えられた最大の古墳である仁徳天皇陵は大仙古墳と名前を変えている。このように巨大な遺跡を目の当たりにすると、神話というだけで看過することはできまい。実際にこれだけの大きさになると人為的なものであることは明らかである。当麻寺に伝わる中将姫の伝説もまた遠い過去の伝承であるが、現代に伝えられる練供養の紹介もある。

 最終章には古事記の編纂にかかわった太安万侶と古事記研究に貢献した本居宣長についての記述がある。筆者自身が三重県松阪近辺で生まれ育ったためか、本居宣長の鈴屋についても親しみをこめて書いている。

 神話、神々の伝説自体がきわめて人間的であることから、ことの真偽はともかく人間が作った話で長きにわたって伝えられてきたことはよく分かる。たしかな史料が遺されている時代もさることながら、伝承しかない遠い古き時代の息吹が感じられる書であった。

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2013/03/09 16:22

投稿元:ブクログ

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2016/07/27 13:25

投稿元:ブクログ

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