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読割 50
紙の本
ノックの音が 改版 (新潮文庫)
著者 星 新一 (著)
これから部屋の中で、どんなことがおこるのか…。サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まるさまざまな事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く1...
ノックの音が 改版 (新潮文庫)
ノックの音が
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商品説明
これから部屋の中で、どんなことがおこるのか…。サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まるさまざまな事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く15のショートストーリーを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
なぞの女 | 7−19 | |
---|---|---|
現代の人生 | 20−32 | |
暑い日の客 | 33−45 |
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書店員レビュー
「ノックの音がした」...
ジュンク堂書店新潟店さん
「ノックの音がした」
すべてこの一文から始まるショートショート集。
星新一の作品といえば、エヌ氏とかエム氏が登場し、近未来の世界やSFの世界で人間のバカな部分をシニカルに皮肉ったものが多いが、本書の登場人物は「鈴木邦男」や「山下友彦」など普通の名前で登場する。
普通の名前で登場するので、今どこかで実際に起こっているかのように感じられる。場面はたいてい部屋の中だけで完結し、ショートショートというよりショートミステリー。
「ノックの音」から始まるという制約が逆に様々な広がりを感じさせる。
もちろん星新一らしい皮肉もちりばめられており、つくづく人間は愛すべきバカだなと思ってしまう。怖いのは宇宙人でも怪物でもなく、やはり人間が一番恐ろしい。
店長 藤井
電子書籍
ノックの音が
2022/12/20 19:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:リガンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがショートショートの神様。星新一は東京大学農学部を卒業しているため、当時学んだ知識がショートショートの話に生きているのではないかと思われる。
紙の本
ショートショートといえば
2017/08/31 18:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nami - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり星新一さんがおすすめです。
電車に乗っている少しの時間であっても、星さんの本を読むと、その世界観にあっという間に吸い込まれます。
電車に乗る時によく持ち歩いています。
紙の本
さすが
2014/03/08 16:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんにん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが個人的に初めて読む星新一作品だが、素晴らしい。ショートショートの神様。
紙の本
『ノックの音がした』で始まる15編のショートショート
2009/12/14 20:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編『ノックの音がした』で始まり、誰かが部屋を訪れるという一つの出来事から物語が展開していく。
一つの出来事からさまざまな展開を見せるストーリーは、読んでいて飽きがこない。
そして『ノックの音がした』の特徴的な始まりの他に、もう一つの特徴がある。
それは主人公たちにまとも?な名前があること。
多くの星新一作品は代表的なエヌ氏に始まり、博士とか男とか女とか代名詞が使われることがほとんどだが、本作品では固有名詞が使われている。
そのため、代名詞を使用しフィクション色が強く、非現実的な何かを感じさせる他の作品に対して、どこか現実味を感じる。
といっても雰囲気程度で、物語の展開は突拍子もないものばかりなので、やはり星風味である。
本書のショート・ショート群は、ロボットが登場したり、新種の薬品が発明されたり、ロケットで宇宙へ飛び出したり、といったSF的な内容はない。
ジャンル分けするとすればミステリー。
誰かがドアをノックし何者かが訪ねてきて、部屋の中にいる主人公たちがこれから遭遇する出来事を楽しむ、といったスタイルで書かれている。
ちなみにこの登場人物の命名に関して、『解説』に星氏のエッセイから引用して解説されているので、星氏の命名に対する思いを見ることができる。
『解説』にはその他にも、星氏のエッセイなどから引用して星新一作品の魅力を解説しているので、作品とあわせて二度おいしい。
『星氏は自身を解説無用論者といっておきながら、とはいうものの解説がないと物足りなさを感じると語っている』など、星氏の思考の一端を窺わせる内容となっている。
こういう楽しい解説は他の作家の作品にも、ぜひ載せてほしいと思う。
紙の本
ノックの音が…
2001/11/17 02:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:utena - この投稿者のレビュー一覧を見る
15編からなるこの傑作ショート・ショート集は何とすべてがタイトルにもある通り「ノックの音がした」で始まる。
星新一独特のユーモアちらばる話でいっぱいです。アイディアの数々には驚かされます。大人の寓話です。
電子書籍
ノックの音がから始まる
2020/04/28 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのお話も『ノックの音が』から始まります。
話のオチを一つ一つ予想しながら読みつつも、全く違う展開に思わずフッと笑ってしまう、そんなショートショートが詰め込まれた一冊です。
電子書籍
感想!
2017/03/25 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シゲ - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一さんの本は、読書嫌いの私を読書好きにしてくれた本です。
一話が短く、そしておもしろい。
懐かしくなり、購入しました。
紙の本
ノックの音がした
2016/03/28 17:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:奏 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ書き出しから始まる15のストーリー。1話はたった十数ページ。その中で展開するストーリーは、時に裏切られ、驚かされ、考えさせられる。読書が苦手、寝る前に1話、ちょっとした空き時間に…ショートショートの名手の作り出す世界を堪能してください。
紙の本
技巧派のショートショート集です
2015/03/24 01:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通り、全ての作品が「ノックの音が」というフレーズから始まります。
入口は全て同じでも、出口はそれぞれ異なり、皮肉の利いた作品からファンタジーな作品まで様々なテイストが味わえる点はさすが星新一といったところです。
2014年に刊行された山吹色の限定カバーも一部の書店でたまに見かけるので、運が良ければまだ出会えると思います。
紙の本
ノックの音が
2000/11/13 19:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜井まい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノックの音が、という書き出しから始まるショートショート。こどもにも非常に読みやすい文体である。奇想天外な結末の数々は、読者を奇妙な世界へと誘う。長編を読むのが苦手な人にお勧めしたい。