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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/06/23
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: メディアワークス文庫
- サイズ:15cm/302p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-886658-3
読割 50
紙の本
ビブリア古書堂の事件手帖 1−3 栞子さんと消えない絆 (メディアワークス文庫)
著者 三上 延 (著)
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期...
ビブリア古書堂の事件手帖 1−3 栞子さんと消えない絆 (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~
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商品説明
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
鎌倉の片隅にひっそりと佇む古書店「ビブリア古書堂」。その美しき女店主は奇妙な客が持ち込む謎と秘密を、古書の頁をめくるように鮮やかに解き明かす。実在する古書に関する薀蓄や人間ドラマを丁寧な筆致で綴ったミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社) 1 | 5−10 | |
---|---|---|
ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫) | 11−107 | |
タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの | 109−190 |
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書店員レビュー
ビブリア古書堂に勤めて5ヶ月の、五浦は少しずつだが仕事にも...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
ビブリア古書堂に勤めて5ヶ月の、五浦は少しずつだが仕事にも
慣れて(?)きて店主の、栞子との仲も…
と考えながら日々を過ごしていた。
そんな年の暮れのある日、古書の市場に行く事があり
栞子を、異常に嫌う男や、栞子と仲の良い男が現れ
五浦は、やきもきする。そして事件はおきた…
三話の話が入った3巻目
いつものメンバーに、新キャラも出てきて
ますます、ビブリアワールドが広がってます。
古書と持ち主たちの想いが事件を招き、解決を導く栞子。
栞子の母の謎の失踪、確執が少しずつ見えてくる3巻目
古本屋さんの知識も増えてくる3巻目
さら~りと読めるので、時間がないけど本が読みたいと
思っている方、おススメです。
3話目『春と修羅』が、私は好きでした。
文庫 阿部
紙の本
表紙が妙に
2019/05/31 21:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
えろ・・・ゴホン
プロローグの雰囲気から大体予想出来るラストではありました。
大好きなレミゼネタもちょこっと出てきて嬉しかったです。
「たぬき」是非見てみたい。今のしか知らないから・・・
紙の本
なんだかな
2016/05/28 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古本の情報が前作と比べてかなり少ない。本の情報を楽しみにしてたのに。情報が少なくなった分やっぱラノベと感じてしまう。
続きがあるけれども、この辺で終わっとけばという作品。
出せば売れるという版元の考えが見えみになっているところががっかり。
電子書籍
☆ビブリア古書堂の事件手帖☆
2024/04/20 18:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)】
大輔と栞子は、絶版文庫を買うため、古本業者による市場である古本交換会へ出向く。市場には、篠川智恵子と確執があったため栞子を毛嫌いしているヒトリ書房の井上、栞子が子供の頃から付き合いのある滝野ブックスの滝野も参加していた。大輔達は、滝野が出品していた絶版文庫に入札するが、僅差で井上に落札されてしまった。翌日、ビブリア古書堂へ滝野から、井上が落札した絶版文庫からロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』が盗まれていたと電話がかかってくる。そこに井上がやってきて、タイミング悪くカウンターに置かれた『たんぽぽ娘』を、栞子が盗んだ自分のものだと決めつけてきた・・・
【タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの】
坂口しのぶと出会った大輔は、しのぶが子供の頃読んだ本を探して欲しいと頼まれる。だが、本の題名も著者も出版社もわからないという。辛うじて聞き出せたのは「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなので、たぶん西洋が舞台で」だ。翌日、栞子に相談しても分からずに頭を悩ませていると、坂口昌司が訪ねてきて、しのぶの目的は本を探すことではなく、両親に会いに行くことであり、しのぶと両親の関係がうまくいっていないことと、自分がしのぶの実家に出入りを禁じられていることを話す・・・
【宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)】
栞子は、母の智恵子と同級生だった玉岡聡子という女性から連絡を受ける。栞子と大輔は、聡子の家を訪ね、盗まれた本宮沢賢治『春と修羅』を取り返してほしいと頼まれる。聡子の亡くなった父親は、『春と修羅』の初版本を2冊持っており、後に買った状態の悪い方の本が盗まれたと言う。なぜ既に所持している上に状態の悪い本を買ったのかという疑問に対して、その本は嘗てビブリア古書堂から購入した本であり、聡子の父が働き始めた智恵子を応援するつもりで買ったのだろうと語る・・・
紙の本
☆ビブリア古書堂の事件手帖☆
2024/04/20 18:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)】
大輔と栞子は、絶版文庫を買うため、古本業者による市場である古本交換会へ出向く。市場には、篠川智恵子と確執があったため栞子を毛嫌いしているヒトリ書房の井上、栞子が子供の頃から付き合いのある滝野ブックスの滝野も参加していた。大輔達は、滝野が出品していた絶版文庫に入札するが、僅差で井上に落札されてしまった。翌日、ビブリア古書堂へ滝野から、井上が落札した絶版文庫からロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』が盗まれていたと電話がかかってくる。そこに井上がやってきて、タイミング悪くカウンターに置かれた『たんぽぽ娘』を、栞子が盗んだ自分のものだと決めつけてきた・・・
【タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの】
坂口しのぶと出会った大輔は、しのぶが子供の頃読んだ本を探して欲しいと頼まれる。だが、本の題名も著者も出版社もわからないという。辛うじて聞き出せたのは「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなので、たぶん西洋が舞台で」だ。翌日、栞子に相談しても分からずに頭を悩ませていると、坂口昌司が訪ねてきて、しのぶの目的は本を探すことではなく、両親に会いに行くことであり、しのぶと両親の関係がうまくいっていないことと、自分がしのぶの実家に出入りを禁じられていることを話す・・・
【宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)】
栞子は、母の智恵子と同級生だった玉岡聡子という女性から連絡を受ける。栞子と大輔は、聡子の家を訪ね、盗まれた本宮沢賢治『春と修羅』を取り返してほしいと頼まれる。聡子の亡くなった父親は、『春と修羅』の初版本を2冊持っており、後に買った状態の悪い方の本が盗まれたと言う。なぜ既に所持している上に状態の悪い本を買ったのかという疑問に対して、その本は嘗てビブリア古書堂から購入した本であり、聡子の父が働き始めた智恵子を応援するつもりで買ったのだろうと語る・・・
紙の本
3巻
2017/09/07 23:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館予約なので2巻から読み始めました。
1巻未読のため、しのぶさん初対面ですが楽しめました。
ただどの話も「やっぱりね」と解りやすいです。
紙の本
ラストにびっくり!?
2016/03/03 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
母へのキーを握るのが彼女だったとは!まさか思わなかったなぁ。。
チェブラーシカのお話が、なんとも心に染みました。。。
本って題名や内容を覚えてなくても、なぜか心に残ってる場面があるんですよね。
紙の本
垣間見える母の背中
2013/05/11 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかんだで3巻も購入しました。正直、言うほどおもしろい!と思ったことはないのですが、 なんとなく続きが気になってしまうので、惰性で読んでしまう。○○賞をとる本は家族が購入するので読んでみるけど、あまり気に入るものに出会えない。3巻になって、新しいキャラクターも登場し、徐々にお母さんの面影が浮かび上がってくるわけですが、まだ全貌は明らかにならず。次巻で色々あきらかになりそうな雰囲気もあるけれども、この本たいてい1 巻に1つくらいしか謎があきらかにならないのでまだまだ続きそうです。
紙の本
ビブリアシリーズ3巻目。様々な絆をめぐる物語。
2012/06/24 17:10
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビブリア古書堂シリーズ第3巻。今回も前巻から引き続き、サブタイトルに匂わされていますが、栞子さんとそのお母さんの話。しばらくこのテーマが続くのかな。
収録「作品」は、『王様の耳はロバの耳』、『たんぽぽ娘(ロバート・F・ヤング)』、『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』、『春と修羅(宮澤賢治)』の4つ。3作目の『タヌキと~』はタイトルそのままではありません。その本が出てくる話のテーマが本探しですので、ここでは省略します。
五浦さんがアルバイトを辞めてしまうんじゃないかと未だひやひやしているのですが、今回ではまだ辞めていません。一度前科があるから、というのも理由の一つですが、何より、栞子さんのその性格の特異性がいつ五浦さんに襲いかかるか、これが怖いです。今回もちらっとそういう疑いが出てきますが、上手く解消されています。お互いの関係性はますます親密になってきていますが(今回は二人で呑みに行っています)、古本+ラブコメのラノベなので、そういうものには別れ、つまりはすったもんだがつきもので、なんだかいやーなすったもんだがありそうで、それにはやっぱり栞子さんの残酷さが原因になっちゃうんじゃないか、と愚考する私。いやほんと、永遠に続いてほしい程好きなシリーズなので、そこはあれ、頼むよ、五浦さん、栞子さん。
漫画の『金魚屋古書店』もそうだけど、常連さんが頻繁に話に絡んでくるのは良いですね。古本を通して人と人との繋がりが深まり、拡がっていく。これは、ある意味読書という個人的な行為とは真逆の現象であり、それでいて読書と関連性が強い現象であり、読書人誰もの、願いなのではないでしょうか。そういうものを描写してくれる作品が一つでも顕れてくれることは、うれしい限りです。
栞子さんのお母さんの謎が少しずつ解き明かされていく今作ですが、相変わらず本探偵・栞子さんの頭のキレは抜群です。繋ぐ絆、再生した絆、切れない絆、大切な絆、いろいろな絆が出てきます。望むらくは、栞子さんとお母さんの絆の復活を祈るばかりです。
残念なことは、今回の3つの作品、どれも読んだことが無い…。いかんなあ、と思いつつ、いやだからこそか、この中で語られていることが有名な事実なのかどうかも分からない。無知な私にしてみれば、作者さん、勉強熱心だなあ、と頭が下がるばかりでございます。
次巻も期待。次は冬頃で、収録作品も決まっているそうですよ。楽しみですね。
紙の本
面白いけど
2012/06/26 02:51
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:acIG - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通のミステリーに近づいた感があるのがちょっと。
紙の本
3巻
2018/01/10 10:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻も楽しかったです。
栞子さんと母親はやはり考え方はけっこう違う人のように思えますが、どうなのでしょう?
母親と連絡とっているのは…まあそうですよね。
紙の本
持っている本が絶版本!
2017/05/20 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
クロフツの『フローテ公園の殺人』が、作中に絶版本として出てきました。自分の持っている本がこういう風に出てくると、極めてどうでもいいのですが、妙にテンションが上がってしまいます(^^)。そんな意味でも楽しめるシリーズです!最後はますます、次巻を読みたくなる展開に!
電子書籍
心温まる古書を巡るミステリー
2015/10/03 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yokosuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
古都鎌倉を舞台に、古本屋「ビブリア古書堂」を経営する若き店主、栞子さんが、古本を巡る日常的な謎を、彼女の豊富な古書の知識を利用して、解決していくミステリーです。決して殺人事件などは起こらない心温まるシリーズの1冊です。栞子さんを巡る人物像も良く描かれており、彼女自身に関する秘密も少しずつ解明されて行くことも楽しみの1つです。まだ、完結していないと思いますが、是非、シリーズは第1巻から読むことをおすすめします。
紙の本
最初は漫画から始まった
2014/04/11 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:竜生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で平積みになっている本を見て何気なく手にしたのは第5巻であった。『ビブリア古書堂の事件手帳」という表題が面白くて、手に取ったところ、漫画の続きの話が書かれていた。本書は作者の小説に対する蘊蓄が集合して書かれた小説で、本を読むと頭痛のする本好きの五浦大輔と本に関しては天才的な知識を持つが。極端な人みしりな篠川栞子が、それぞれの物語に絡まる依頼者の謎を解いていくという探偵小説である。本書の最後に参考文献が並べられているが、それぞれの物語に関係する蘊蓄は本好きにはたまらない。
5巻のあとがきで、そろそろ終巻を迎えると匂わせているが、更に頑張って頂いて、更に話を発展させて頂きたいものである。
紙の本
良くクオリティを保ってると思うけど
2012/12/22 08:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品の第一巻を読んで、まぁなんとも斬新な発想と物語展開に、「絶賛」の書評を書いたのがついこの間のよう。果たして2巻目を読むころには大人気のシリーズとなり、あれよあれよという間に3巻まで発刊となった。この3巻も発刊と同時にすぐ買ったのだけど、実は読まずにしばらく置いておいた。楽しみはとっておきたい、という思いと、あまりの人気の加熱具合に、少し危惧を覚えてしまったから。コミックスが出るくらいならさにあらんだけれど、人気女優にジャニーズタレントを使っての月9ドラマにとまでなると、これ一体いかにという思いがした。何だか久々の大ヒット作品に、いろんなメディアがここぞとばかりに飛びついたような印象。結果、慌てて作った3巻で、内容はもしかしたらイマイチなのではと思ってしまって開く気になれなかったのだ。
前置きが長くなって申し訳なかったのですが、果たして読んだ本作品。一言で言うと「クオリティは保っているものの、少し飽きが来たかな」という感じ。変わらずオムニバス短篇の作りになっていて、それぞれの古書にまつわる物語のクオリティはそれほど落ちてはいないと思う。古書にまつわる、そして読み手の心を揺さぶる物語を作るというのは、容易な事ではないと思う。それでこのクオリティを保つのは相当努力されていると思う。でも1・2巻を超えたかというと、そうでもないとしか言えないし、となると同じような展開・雰囲気にちょっと飽きを感じてしまう。それと何だか物語作りに、少しだけ無理を感じた。何か説明くさくて、一生懸命物語りに仕立て上げようとしてる感、をそこはかとなく感じてしまった。
伏線として進む、若く美しき店主「栞子」さんと、失踪中の母親との確執問題に、新たな展開がある。本シリーズの大ファンならば、一つターニングポイント的に位置づけられる一作かもしれない。
紙の本
ビブリア古書堂の事件手帖 3
2012/07/15 16:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
待っていた第3巻。だんだん栞子さんのことがあきらかになってきます。
そして新しい仕事の展開も。
いつもながら軽快なタッチの中、しらなかった古書店の紹介も。
第4巻が出たら当然「買い」です。