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投稿者:うさぎのみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームズも十分変人ですが、依頼者の友人モーティマー先生もとっても変わった方です。いきなりホームズの頭蓋骨を図りたがってみたり…。途中ホームズが自宅で地図を広げて空想の世界で現地に行く場面がありますが、そこのワトソンとの会話が面白くてニヤリとしてしまいます(「霊魂で?」「僕は君の迷惑も顧みずちょっとした能力でも使ってみたくなるんだ」等)原作の挿絵の犬は暗闇で本当に化け物みたいに描かれていて怖さを発揮しています。
ベリル・ステープルトン(ガルシア)は何処へ消えたのか?
2023/09/17 12:09
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投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少期にポプラ社版で読み、今回初めて大人版を読みました。ミステリーと猟奇性の融合、登場人物のキャラ立ち、ホームズとワトソンの関係性の濃密さ(236頁では驚愕)など、なるほどの一作。トリックでは、靴の匂いと新品ではだめで履き古しを再ゲットするという(94頁、315頁)シークエンスに唸りました。「追及」と「追求」の取り違えがあいかわらず継続中(223頁)。
なお、「きわめて稀有なタイプの美女・・・非の打ちどころのない姿態」(138頁)にして、「残忍な虐待を受けてきた」(314頁)ステープルトンの妻のイメージが蠱惑的で、江戸川乱歩物を思わせた。ステープルトンと彼女がどのようなセックスそして凌辱プレイをしていたのか、妄想膨らむこと大。
個人的には、ムーアのイメージがどうもよく湧かないので、DVD化されている作品を観て補強予定です。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの時に読んだ記憶はありましたが、久々に読んだら意外なほど面白く感じました。おどろおどろしい雰囲気が良かったです。
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呪われたバスカヴィル家の犬の伝説。
犬の呪いで死んだとされる前領主。新たに領主となったヘンリーのために護衛となりダートムアに向かうワトスン。
脱獄囚、怪しい昆虫学者兄妹。
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20年以上ぶりに読んだことになるのだけど,こんなに面白かったのか,という感想。ストーリーとか無駄のなさとかいった作品の面白さはもちろんだけど,当時の生活状況とか(弁護士いたのかそりゃそうかとか,アメリカの雰囲気とか)が何とも面白く。私も老けたなと思いながら,全シリーズ読み直したくなった。
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ホームズがモリアーティ教授とともにライヘンバッハの滝へと消えてから約7年ぶりに発表された本作。ホームズが姿を消す前の話という位置づけなので、完全復活というわけではないが、この時を待ち望んでいた読者は数知れなかったことと思う。
他の3長編とは異なり、1冊まるごとホームズの活躍、という当時の読者の喝を癒すのに十分な作品だったろうことは容易に想像できる。
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ホームズを一切読んだことがないというのが長年の読書におけるコンプレックスだった。一年程前からBBCのドラマ「SHERLOCK」にハマり、そこからこの長年のコンプレックスの解消へと、やっと気持ちが向かった。順を追って読むよりも兎に角原作がどのようなものか知りたかったので本作にした。読後の感想はやはり面白いと言わざるを得ない。翻訳物への苦手意識があったが、本作はたまに元の英文が透けて見えつつ、それでも読める日本語できちんと書かれていた。全体的に舞台となる土地の暗さ、陰惨さが書かれ、思わず後ろを振り返りたくなるような雰囲気。そう考えると少しホラーなのかもしれない。
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ホームズ長編。
個人的には短編の方が好き。
短編と比べて風景の描写などががっつり入ってテンポが悪く、ミステリ要素が薄い。
あと、動物虐待じゃね?
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名家バスカヴィル家の当主チャールズが怪死を遂げた。
激しくゆがんだ表情を浮かべた死体の近くには巨大な犬の足跡があり、土地の者は全身から光を放つ巨大な生き物を目撃していた。
それらが示唆するのは、忌まわしい〈バスカヴィル家の犬〉の伝説・・・。
相続人ヘンリーがバスカヴィル家を継ぐことになったが、その身を案じた医師の依頼で、ホームズとワトスンは捜査にあたることに-。
寂莫とした荒れ地を舞台に展開する、恐怖と怪異に満ちた事件の行方は?
ミステリ史上最高峰の傑作長編、新訳決定版。
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「ホームズ」シリーズは長編が4作あるらしいのですが、そのうちのひとつ『バスカヴィル家の犬』を読みました。
とても有名な作品で、探偵小説の最高傑作と呼ぶ人も多いとか。
先日読み終えた『回想のシャーロック・ホームズ』同様、少年時代に読んだことがある気がするのですが、、、
ほとんど記憶にないので、初めて読む感覚で楽しめました。
発表順では、「モリアーティ教授」との死闘を描いた『最後の事件』後、8年ぶりに発表された作品だったらしいですね。
でも、発表当時、1893年の『最後の事件』で「ホームズ」はライヘンバッハの滝で転落死していたことになっていたので、『最後の事件』より前の1889年の事件という設定になっています。
≪年代についての補足≫
「モーティマー」が「ホームズ」の部屋に置き忘れたステッキに"1884"と年号が刻まれており、それを"5年前"といっていることから、事件が起こったのは"1889年"と考えるのが自然。
しかし"1889年"はワトスンが結婚生活に入っており、ホームズと同居していないため、矛盾あり。
ということで、研究者によってこの事件の発生年はまちまちであり、1886年から1900年まで諸説あり。
まぁ、正確な年代は物語には関係ないので、全然気にしていないんですけどね。
さて、物語ですが、、、
ダートムア地方の陰鬱な荒野や馬を飲み込む大泥沼、陰気なバスカヴィル館、呪われた伝説の火を吐く魔犬等々… を想像しながら、楽しく読むことができました。
「ホームズ」が現地に行けなかったので(実際は隠れて現地入りしているのですが… )、「ワトスン」が不安を抱えながらも活躍しているのが特徴的ですね。
伝奇的な要素を含んだミステリーとして楽しめましたが、、、
荒野で見かけた謎の人影が「ホームズ」だったり(「ワトスン」なら気付くんじゃない!?)、ご先祖の肖像画が「ステイプルトン」そっくりだったり(「ワトスン」は気付かなかったの!?)するトリックはイマイチでしたね。
物語の舞台となるダートムア地方の荒野って、どれほど陰鬱な場所なんだろう… と思ってネットで調べたら、いかにもイギリスらしい風景が残っている場所でした。
写真を見た感じでは、あまり陰鬱… って感じじゃないですねぇ。
行ってみたくなりました。
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映画ではないオリジナルのほう。
ネタバレを避けていうつもりだが、わたしの読解力がなかったのか、長かった挙句、え?で?となってしまった。
あとがきにあった「シャーロックホームズの誤謬」というのも気になった。
199冊目読了。
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これぞ探偵小説の王道と感じる事ができる内容でした。
怪しい人物達の謎を一人ずつ解き明かしていく過程もワクワクしました。
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品格、大事。
心が塞ぎ込んでいても、顔を笑顔にしていれば、次第に心も晴れてくる。
自分が楽しむ、どんなミステリかとワクワク、孫悟空していれば、自ずと作品、良い作品は応えてくれる。
p236
なにこれ。
原案を出した人がいて、フレッチャー・ロビンソン、共作しよとドイルが持ちかけたが、実現されず、という話があったそうだ。
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ずーっと、そんな犬は存在するのか?と疑いながら読んでいました。
ホームズがどうやって解決していくのかが気になるところでした。
登場人物がどの人も本当に疑わしい。怪しい。何でそんな行動をするのか、理由を予想しながら読んでいるのですが、いまいちピンとこなくて、早く真相が知りたくなる…
そんなお話でした。
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It was readable. I want to read another one of series of Sherlock Holmes. I enjoyed reading this novel with fear of the hound.