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商品説明
内田百間は、21歳で故郷岡山を出て以来、81歳の生涯を閉じるまで、15回も引越しをした。郷愁、失職、借金、息子の夭逝、妻との別居…。膨大な作品を足がかりに百間の旧居跡を訪ね、彼の生涯と文学とを辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
「人間百閒の魅力にあふれた、愛すべき一冊」作家・小川洋子
池之端七軒町、小石川指ヶ谷町、高田老松町、早稲田ホテル、そして終の栖「三畳御殿」へ……二十一歳で故郷岡山を出て以来、内田百閒は八十一年の生涯を閉じるまで、十五回もの引越しをした。郷愁、失職、借金、息子の夭逝、妻との別居……。百閒読みの達人が、膨大な作品を足がかりに百閒の旧居跡を訪ね、彼の生涯と文学とを辿る。【商品解説】
目次
- 第1章 帝大周辺・揺籃のなか
- 池之端七軒町
- 小石川久堅町
- 本郷向ヶ丘弥生町
- 蓋平館別荘
- 小石川指ヶ谷町
- 第2章 小石川・冬芽ふくらむ
- 白山御殿町
- 駒込曙町
著者紹介
備仲 臣道
- 略歴
- 〈備仲臣道〉1941年朝鮮生まれ。日本の敗戦により帰国。山梨県立甲府第一高等学校卒業。山梨時事新聞記者などを経て、月刊『新山梨』を創刊、編集発行人となる。著書に「内田百間我楽多箱」など。
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紙の本
阿房列車に乗ったつもりになって
2021/11/11 22:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすい地図も掲載されているので、気安く東京へ行ける時期がきたらこの本を見ながら、内田氏の足跡を追ってみたいと思う。その時は、できるだけ都電やJRや地下鉄を使おう、阿房列車に乗ったつもりになって。
紙の本
住まった場所から迫る、百間の横顔。
2021/05/28 15:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
内田百間氏は、東京大学進学のために岡山から上京し、最初に住んだのが下谷区池之端七軒町。その後、点々と15回も引っ越しを繰り返し、最後の地は千代田区六番町。まず、本書をぱらぱらめくって拾い読みし、その15か所のほとんどの場所が、読者の私がよく知るなじみある場所で驚いた。多くは、閑静で今も雰囲気のある場所。しかし、そこで繰り広がった百間の人生の浮き沈みたるや.職を失ったり、借金したり、息子に先立たれ、妻と別居する事態になり..。ふーむ。百間作品の背景にもせまりそうな興味深い一冊。