- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2016/08/05
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-283857-3
終物語 (上)
“お前は何も知らないのよ――阿良々木。自分が何で出来ているかを知らないの”真っ暗な瞳の高校生・忍野扇。彼女が微笑みながら解き明かす、阿良々木暦の始点とは……?<物語>シリ...
終物語 (上)
商品説明
“お前は何も知らないのよ――阿良々木。自分が何で出来ているかを知らないの”真っ暗な瞳の高校生・忍野扇。彼女が微笑みながら解き明かす、阿良々木暦の始点とは……?<物語>シリーズ第16巻
目次
- 第一話 おうぎフォーミュラ
- 第二話 そだちリドル
- 第三話 そだちロスト
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次々と事件に巻き込まれながらも
2022/09/03 17:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
徐々に自分自身の過去を見つめ直す、阿良々木暦に内面的な成長を感じます。忍野メメの姪っ子が出ててきたり、教室に閉じ込められたりと新趣向も凝らしてありました。
青春の、終わりを告げる影がさす。
2019/01/13 16:21
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投稿者:HIDETO - この投稿者のレビュー一覧を見る
気付いたらシリーズ15弾
扇ちゃんの存在がいよいよ明らかになってきました。
今の所暦に対してのアクションは無いけど、相変わらず怪しさはMAX
次回の下巻も楽しみだ。
閑話休題
2017/04/23 12:03
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの物語シリーズとは変って、米澤穂信さんの古典部シリーズのような展開、忍野扇がホータローに重なりました。老倉育、せっかくのニューキャラもこの巻で退場、でも、おかげで忍野扇が黒幕がということがはっきりしました。こんなにあっさりと暦クンを誑し込んでいたとは!中学校で撫子ちゃんの下駄箱をいじってたから、囮物語の仕掛人だったことも決定。忍野メメの甥っ子というのもどうせ嘘だろうし、例のくらやみとも関係してんじゃないでしょうか。今回は羽川翼の活躍がうれしかった。暦ハーレム陣営で頼りになるのはやはり羽川翼だな。
厭だねえ
2015/03/21 05:49
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
メインは阿良々木君に忘れ過ぎだろとつっこみを入れたくなるほどの回想。 何が阿良々木暦を阿良々木暦に仕立て上げてしまったのか。実はあまり一気読みをした気がしません。扇ちゃんのとこだけ気持ち悪くて一回リセットされます。歪んでる。やっぱり意図的にやってるんでしょうねえ。
安楽椅子探偵
2015/02/22 21:15
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投稿者:とらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語シリーズはアニメを全て見、小説で傷物語、暦物語を読んだ者の感想である。
物語シリーズ第15弾、終物語(上)で描かれているのは主に、主人公、阿良々木暦の過去である。なぜ彼は「友達がいると人間強度が下がるから」と自ら孤独を選んだのか。それは彼が高校1年生の時に行われた"ある学級会"が原因だったのである。
また今巻は未だ謎多き忍野メメの姪であるという転校生、忍野扇と阿良々木暦の初対面を描く巻でもある。と言うよりむしろ、今巻は彼女が主人公といってもいい。
物語シリーズの魅力と言えば、登場人物達の軽妙な会話の応酬、萌えるやりとり、怪異に立ち向かう阿良々木暦の活躍などが挙げられると思うが、今巻は幾分気色が違う。
思わず声が漏れてしまうような会話は影をひそめ、阿良々木暦が過去(また現在)を語り、忍野扇がその真相を暴くというスタイルが3章続くのである。全体は推理小説のそれであり、ジャンルは安楽椅子探偵とでもいうのだろうか。
物語シリーズの魅力からは多少逸脱するものの、西尾維新節は炸裂しており、忍野扇が話を聞いただけで真相を次々と暴いていく場面は爽快である。
納得と感心の連続のエンターテイメント作品だった。
ただやはり物語シリーズから期待されるものとは少しズレていたこと、阿良々木暦の過去が中心のため彼のネガティブな面が強調され活躍が少なかったことが個人的に残念で、星4つとした。
今巻が今後の展開の大きな伏線となっていたりしたら、星がまた増えそうである。
ヒロインになれなかった女の子
2019/01/31 20:37
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作中にもあったけど自分で救われたいと思わなければ救われないんだよね。
表紙の人形ぽい扇ちゃんが不気味。
催眠術みたいなのを使ってるみたいだし何者なのか気になる。