サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 386件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/06/24
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/617p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-371804-7
文庫

紙の本

殺人の門 (角川文庫)

著者 東野 圭吾 (著)

あいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私には一体何が欠けているのだろうか。心の闇に潜む殺人願望...

もっと見る

殺人の門 (角川文庫)

税込 924 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

あいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私には一体何が欠けているのだろうか。心の闇に潜む殺人願望を描く、衝撃の問題作!【商品解説】

著者紹介

東野 圭吾

略歴
1958年大阪市生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。1985年「放課後」で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年「秘密」で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー386件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

何が足りないんだろう

2008/10/27 22:32

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:四月ねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書の主人公は元々裕福な家に住み、没落し、何度もまともに暮らそうとしても坂道を転がるように生きてしまう。幸福と不幸の合間を漂っている。
 そういう人生にしたのが、もう一人の主人公「倉持修」主人公の幼馴染だ。
 彼は、歪んでいる。はっきりと歪んでいると思う。
 何より、主人公への感情がよくわからない。結局信頼したかったのか、不幸にしたかったのかわからない。
 主人公も彼に対して殺意を抱くも、友情を持っていたのか、憎悪を持っていたのかわからない。
 おそらくどちらもあて嵌る。

 本書を読んで、大きなテーマは「ヒトが殺人にいたるには何が必要なのか」だと感じた。

 主人公の周りには死が沢山ある。主人公はその一つ一つを分析し、自分が殺人に至れないのには何が足りないのか考える。
 「倉持修を殺そう」そう自覚した時も、まだ何かが足りない。
 その時の焦燥。
 読んでいて胸が苦しくなった。
 こんなにも憎いのに、こんなにも酷い目に合わされたのに、人生を返せ。そう同調しつつ、矢張り殺せない主人公に失望し、安堵した。
 
 それにしても倉持修の歪み方は面白い。最低だけどひきつけられてしまう。彼の所為で何人も不幸になっているというのに、読んでいて嫌悪感を感じてしまうのに、目が離せない。
 たぶん、歪んではいるけれど目的に対してはまっすぐだからなんだろう。
 ほんの少し羨ましく思う。
 それに、悪事を行なっても一番にはなれないタイプなのが愛嬌があると言うかなんというか…・・・。影で笑って満足してるのも、一つの「勝ち」なんだろうか?

 さて、後半にもなってくると、主人公に呆れてしまい、何故絶縁してしまわない? 何故苦しい方ばかり見る? そう思ってしまう。

――もう忘れたら良いのに。
 そう思う頃に唐突に物語りは終わってしまう。
 どんな終わり方かは明かせないけれど、あっけない。
 そして、泣けた。

「殺人の門」これを決して越えないで生きていくのは、存外難しいのかもしれない。
「殺人の門」これを越えてしまうのは、存外容易いのかもしれない。

 願わくば、誰かを殺す事の無い人生を。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

親友か悪友かそれとも・・・悪魔か。

2006/07/10 16:59

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰にでも一人くらいは、生涯を通して付き合うような友達がいるもの。だけどそれが、いわゆる悪友だったらどうだろう。主人公和幸には、小学時代からの付き合いになる友人、倉持がいた。だけど倉持にに関るたびに悪い事が起きる。その度に、人生さえも変えてしまうような大事に発展してしまうのだ。どんどん人生が狂っていく中、和幸は倉持に対して殺意を芽生えさせる。いつかこの悪魔を、殺してやろうと心に誓うのだ。がしかし、もう一歩踏み込めない。殺人の門を、くぐってしまう事が出来ない。それは一体、ナゼなのだろう・・・。そう悩んでいるうちに、また次の不幸に巻き込まれてしまう。
派手な殺人事件が起こる訳では無い。もちろんトリックや密室、どんでん返しなんてものも無い。そういったものに翻弄される楽しさももちろん良いけれど、でもこの何も無い感はそれだけに、リアルに読み手を引き込んでいく。力の無い作者なら、「なんだこれ?」な物語になってしまうだろう。そこはさすがの東野圭吾。ものすごい筆力で読み手を引き付け離さない。派手なアクションがあるわけでも無い。でもなぜかドキドキハラハラが止まらない。あっという間の600ページ、であった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

本当に怖い

2007/04/08 19:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

超が付く程“お人好し”な主人公にイライラしたり呆れたりしつつ、自分も騙され易い性質なので「分かるなぁ」と頻りに共感。
それだけに怖い作品でした。自分も何をきっかけに殺人願望が生まれるか分からないし、倉持のような人物に出くわしたらどうしよう?と。
散々な目に遭っても尚友人面をする倉持と、許してしまう主人公。
本当に怖い作品に出遭いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

門をくぐる者とくぐれない者の違いは何なのか

2009/02/07 00:05

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書は風呂場で - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマチックな出来事が起こらない、こういうストーリーのときは、東野圭吾の巧みさが際立つ。

さっきまで殺意を持っていたのに、ふっと毒気が抜かれてしまったり、すごくありそうな人の気持ちのあやふやさが巧妙にちりばめられている。

殺人の門。
殺意を持っているだけではくぐれない。

きっと殺人だけでなく、人が道をふみはずすときって、「そうしてしまえ」という気持ちだけじゃなく、自分の外からの要因がいくつも重なってそれに後押しされてしまうというのが条件なのかもしれない。

ラスト、田島は門をくぐったんだろうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

殺人を犯すことはあるのか

2017/12/28 08:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公田島和幸は倉持修に翻弄された人生を送ることになる。数々の不幸を背負うことになる田島だが、その原因は倉持が持ち込んできて、それでいて恨みを持っても結局は倉持に言いくるめられてしまう。田島はそういった生き方しかできないのかもしれない。
母がその義母を毒殺したのではないかとの噂に影響を受け、殺人に興味を持ったのは幼い頃だった田島であったが、父の殺人計画を冷静に観察していたり、殺人を企てたり企てられたり、殺人にまつわるエピソードは子供の頃、若い頃に集中している。やがて倉持の従者としての人生として、殺人よりもむしろ詐欺の加害者側に巻き込まれていくことになる。結局騙されやすい人間なのだろう。自身が加害者側になるのだとなんとなく感づきそうなシチュエーションでも、結局は見抜けず加害者側一味に加わり、それでいて内部でおかしいと気付いても抜け出せないことになる。田島と倉持の関係は拡大して繰り返されていく。
当初は田島がいつ殺人を犯すのかが気になっていた。『魔法少女まどか☆マギカ』で主人公鹿目まどかがいつ魔法少女になるのかハラハラ見ていたのと重ねていた。しかし殺人からどうも遠のく田島に、いつしかそのような見方はしなくなった。今度はどんな事業で騙し騙されるのかとハラハラ読み進めることとなった。

殺人犯を突き止め追い詰めていく話ではない。しかし真実がわかっていても、まだ何か隠されているのではないかと思わせる手法は見事だ。そして最後の最後の結末は予期せぬもので、良い裏切り方をしてくれる。長い話だが読みやすく、一気に最後まで読破できるだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ノワール

2019/07/28 19:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野氏の小説にしてはとことん暗い小説。
普段ならどこかに救いどころのある作品のはずだが、この作品に限りか逃げ道のないストーリー。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

東野作品の中で上位に来るわけではないが読ませる力は十分に発揮されている

2017/08/21 21:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野圭吾の作品はまだそんなにたくさん読んでいるわけではない。「白夜行」「ナミヤ雑貨店の奇跡」など代表作と言われる作品は読んだ。たぶんこの作品は東野圭吾の作品群の中でそんなにレベルの高い作品ではないと思う。しかし、それでもストーリーテラーとしての読ませる力は十分に発揮されている。話の筋はよく練られていて意外性もある。読者を飽きさせない力がある。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

とても疲れる話。

2015/09/06 16:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

終始霧がたちこめているような、ものすごく疲れる物語でした。読み終わった後も、モヤモヤとしたものが残りました。疲れているときは読まない方がいいかも、とさえ感じました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/07/17 12:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/06 01:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/08 04:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/09 02:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/09 10:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/25 23:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/26 11:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。