「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
八咫烏の一族が支配する世界山内で、仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。その行方を追って旅に出た、日嗣の御子たる若宮と郷長のぼんくら次男雪哉が、最北の地で発見したのは、何と村人達を襲い、喰らい尽くした大猿だった。生存者は小梅と名乗る少女がひとりだけ―。一体、この世界で何が起こっているというのだろう?【「BOOK」データベースの商品解説】
八咫烏が支配する山内で、危険な薬の被害が報告される。その行方を追った若宮と雪哉が最北の地で発見したのは、村人達を喰らい尽くした大猿だった。一体、何が起こっているのか? 八咫烏の世界を描くファンタジー長編。【「TRC MARC」の商品解説】
八咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。
故郷の危機に敢然と立ち向かう世継ぎの若宮と元近習・雪哉は危険を顧みず――。
2012年『烏に単は似合わない』で、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞した阿部智里。翌年に受賞作と対をなす『烏は主を選ばない』を上梓。人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界〈山内〉を舞台に、次の統治者である日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫君たちを巻き込んだ権力争いを波乱万丈に描ききった。本作『黄金(きん)の烏』もやはり山内を舞台にした、壮大な和製ファンタジー。しかし宮中を飛び出し、そのスケール感は飛躍的にアップした。
物語は世継ぎの若宮と、郷長のぼんくら(とされる)次男坊が、危険な薬〈仙人蓋〉の探索にでかけるところからはじまる。不穏な気配を漂わせた旅先で、何と彼らが出会ったのは、人を喰らう大猿だった! 壊滅した村の中でたったひとり残されたのは、謎の少女・小梅。――いったい僕らの故郷で、なにが起こっているのだろう?
山内の危機に際し、若き主従は自らの危険を顧みず、事件のヒントを持つと思われる暗黒街の支配者のもとに出向く。そこで雪哉に課されたのは、未知の隧道の先にある物を持ち運ぶことだった。深い暗闇の底での冒険の末、雪哉が見たものとは?
スペクタクル満載の本作は三部作の最高傑作にして、新たな展開をも予感させる意欲的な書き下ろし大作。「世界に通じるファンタジー作家」を目指す、阿部智里の才能にますます心奪われる一冊となっている。【商品解説】
著者紹介
阿部 智里
- 略歴
- 〈阿部智里〉1991年群馬県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。同大学大学院文学研究科に進学。「烏に単は似合わない」で松本清張賞受賞。ほかの著書に「烏は主を選ばない」がある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
黄金の烏とは
2020/02/19 21:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作では
黄金の烏の存在の意味と意義が
明らかにされます。
黄金の烏たる奈月彦の有り様が
切なすぎる……
誰よりも理解され、支援されるべきなのに、
そうされることさえ諸刃の刃になりうるなんて。
それにしても、
1作ごとに明らかになっていく
世界観がすごいです。
遠くのどこかのファンタジーが、
どんどん厚みを持って迫ってきます!
紙の本
ますますスリリング
2016/09/06 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moco - この投稿者のレビュー一覧を見る
この内容が映像になったらどうなるだろうと。
紙の本
叙述トリックファンタジー。
2016/03/04 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈月彦といい、浜木綿といい、登場のしかたがキャラクターの相変わらずっぷりすぎて笑えてくる。
山内を中心とした八咫烏社会を描く第三作にして、さらに外側が見えてきた感じがする。
いっそうファンタジーの色合いが濃くな一方、叙述トリックが冴えている。
紙の本
外側にも社会があった。
2015/12/15 20:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏社会の外に別の社会があることが分かってきます。
猿の世界とか人間の世界とか。複雑になってきました。良いですね。
八咫烏のトップ金烏の秘密とかも徐々に判明してきます。