ロッセリーニ家の息子 守護者
シチリアのマフィア・ロッセリーニ家の三男であるルカは、厳格な家を出るため母の生まれ故郷である日本への留学を切望していた。留学を許可する代わりに兄から出された条件は、長兄の...
ロッセリーニ家の息子 守護者
商品説明
シチリアのマフィア・ロッセリーニ家の三男であるルカは、厳格な家を出るため母の生まれ故郷である日本への留学を切望していた。留学を許可する代わりに兄から出された条件は、長兄の補佐役で幼い頃はルカの世話役だったマクシミリアンを同行させること。規律に忠実で融通のきかないマクシミリアンとの同居生活に鬱憤を募らせたルカは、ひそかに独立を計画するが、裏ではルカを狙った組織の手が迫っていて――。岩本薫の大人気シリーズ第二弾は、忠誠と恋情の間で揺れるスペシャル・ラブ・ロマンス!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
マクシミリアンの恋が成就するお話
2022/11/13 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロッセリーニに引き取られたマクシミリアン×三男ルカ。
超箱入りのルカが日本に留学したいと言い出したところから始まるお話。
(この大学、場所的にも慶應だと思われる)
東堂和輝との出会いも描かれています。これがアシュラフ×和輝に続く辺りが岩本さんですね。
自分の行動に口出しするマクシミリアンを疎うルカ、それでも護り続けるマクシミリアンという図。ルカが生まれた時から守り続け慈しみ続けて、それが恋情になってしまって抜け出せなくなって逃げたマクシミリアンと逃げたマクシミリアンに素直になれないルカのお話でした。
主人に手を出せないマクシミリアン、その葛藤を打ち砕こうとするルカのせめぎ合いがなかなか切ない。ルカにとっては飛び越えられるハードルでも、マクシミリアンにとっては命懸けだからこそ超本気が見える。
孤児からグループのトップクラスまで上り詰めたマクシミリアンはかなり優秀で、兄たちも渋々であろうともこれ以上の適任はいないと思うほどの人材であり、ルカにとってこれ以上の人は現れなさそう。
ルカもアルバイトによって現実を知り、お金の価値とか色々人生勉強を積む辺りがいい。ただ、この後アシュラフとくっつく予定の和輝が警察官僚の息子っていう設定は大丈夫なのか?とも思ったけれど…。
最後は、素直になれないルカの背を和輝が押してやることで2人の関係が動き、くっついた途端ルカに素顔を色々見せるマクシミリアンに萌えますw 素直になったのかタガが外れたのかw
主従だしお仕置き連発だけど、何だかんだとルカに対しては兄以上に激甘で過保護、外面とのツンデレ差にマクシミリアンにやられました。
でも何だろう…マクシミリアンを見ていると光源氏と紫の上を思い出してしまう…。自分好みに育てて最後は自分が攫う辺りがそっくり…。
15歳差
2020/10/11 15:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
15歳差というのがいい。
マクシミリアンがとにかくかっこよくて、ルカへの愛が伝わってきます。
メガネとスーツは最強ですね。
捕らえられたルカを助けにきたマクシミリアンはかっこよかった。
ルカは純粋で健気でかわいいです。
ただちょっと天然なところがあるから心配になりました。
蜜月も甘くて素敵なお話でした。
日本へ留学
2020/07/08 02:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロッセリーニ家の三男・ルカの話
みんなが寄ってたかって超過保護にした箱入り息子・ルカが、亡くなったお母さんの母国日本にやっと兄たちの許可が下り留学することが出来た
しかし後見人であるマクシミリアンはルカの生活に煩く口出しをするので、一人暮らしを目指してアルバイトをすることにしたが、そこに来た客に・・・
なんかいい話になってるけど、生まれたばかりの赤ん坊に目をつけて、それ以来執着し続けた変態の話とも取れるんだけどねえ
というのは冗談として、ルカみたいな純粋培養された温室の花は世間には出さないで、ファミリー内で纏まってくれた方がみんな安心なんじゃないかな
そういった意味でもマクシミリアンはベストな選択だと思う
3
2018/08/23 00:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:NATSU - この投稿者のレビュー一覧を見る
岩本薫『ロッセリーニ家の息子 守護者』
『ロッセリーニ家の息子 略奪者』に続くシリーズ第2作。
シチリアンマフィア、ロッセリーニ家の三男坊が、経営するコンツェルンの総括マネージャーをお目付役に引き連れて日本に留学する話。
親兄弟に蝶よ花よと過保護に育てられたハイパー箱入り息子だが、お目付役である攻めの過保護っぷりも相当で、殆ど幼児を始めてのお使いに出す母親である。
クール眼鏡を気取ってるけど、超弩級の変態ぶりを暴露した攻めであるが、BL的お約束展開の誘惑にも屈せず、流されずにちゃんとけじめをつけて致すのは良かった。
僕志願だし、鬼畜眼鏡属性にしてドMなのかも。