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紙の本
妖精配給会社 改版 (新潮文庫)
著者 星 新一 (著)
他の星から流れ着いた“妖精”は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、...
妖精配給会社 改版 (新潮文庫)
妖精配給会社
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商品説明
他の星から流れ着いた“妖精”は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった…諷刺と戦慄の表題作など、ショートショートの傑作35編を収録した、夢と笑いの楽しい宝石箱。【「BOOK」データベースの商品解説】
他の星から流れ着いた〈妖精〉はペットとしては最適。配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社の過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった…。星新一のショートショートの傑作35編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
福の神 | 9−17 | |
---|---|---|
暗示 | 18−25 | |
アフターサービス | 26−35 |
関連キーワード
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紙の本
ショートショートの中では長めが多いかも
2022/09/10 10:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんの短い文章で、よくそんな展開を思いつくなあと感嘆することが多い星新一のショートショートの中では長めの文章が多い印象でした。表題の作品は面白さがよくわかりませんでした。「福の神」が良かったです。福を分けてもらうのは決して楽ではないということが端的に指摘されているようで、怠惰な生活をしていて裕福になろうなんて虫のいい話だと諭された気がしました。
紙の本
星新一の作り出す妖精たちに驚き悲しみ楽しむショートショート35編
2009/12/27 19:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る
印象に残った作品をピックアップ。
『沈滞の時代』
平穏で平和な世界。しかしタイムカプセルから発見された吸血鬼の存在に関する論文が発表されると、「吸血鬼対策本部」が設置され、絶えまない訓練が開始された。
そして吸血鬼対策本部に吸血鬼発見の知らせが届けられた。
進歩した科学の産物と吸血鬼伝説を結びつけた結末が恐ろしくもある。
『ある戦い』
宇宙からの激しい攻撃。祖先の文明を守るために戦う地球。しかし敵は攻撃を巧みにかわし、地球は劣性に立たされていた。
万策尽きたかと思われたとき、「宇宙戦争の必勝の作戦」という文書が入った筒が、爆風によって防衛本部に飛び込んできた。
必勝の作戦を行動に移した者の結末に思わぬ攻撃を食らった。
『ひとつの装置』
国立研究所の博士は、多額の経費と資財を投じてボタンと一本の腕が付いた「なにもしない装置」を作り上げた。
広場に据え付けられた装置は、ボタンを押しても何もしなかった。
装置を除いて、地上から全てが消え去った遠い未来での出来事に頭を垂れる思い。
『遠大な計画』
無料の万能育児器が届けられた。この一台で育児からしつけまでこなす便利な機会は無料だった。
多くの人々が使い、やがて万能育児器で育てられた子供は成人した。
すべてを便利に頼った遠い未来、実際にこんな機械を造る企業が出てきそうだ。
『すばらしい星』
宇宙船は珍しい動植物や遺跡、燃料に仕える高純度の鉱物に溢れた星に降り立った。
地球へと出発しようとしたとき、雲の影から現れた宇宙艇が呼び止めた。
まるで田舎から出てきた何も知らない人が、都会で遭遇した出来事のようでもある。
『求人難』
求人難の小さな工場を経営しているエス氏は、開くたびに紙幣が出てくる財布を拾った。
エス氏は工場の事など忘れ遊び回った。そして紙幣を引っ張り出そうとしたが、いつものように滑らかに出てこなかった。
就職難の現代、いくら求人があったってここはちょっと。
紙の本
プレミアムカバーでGet
2022/07/28 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おみやげを持って」、「作るべきか」、「一つの装置」、「求人難」がお気に入り。久々に読んでも、やっぱり面白い。
紙の本
表題作がおすすめ
2017/02/21 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tamayo04 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショートショート中心ですが、やはりこの表題作の要請配給会社がすごく面白いです。会版は文字が大きくなっているので読みやすくておすすめです。