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  • 発行年月:198612
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:16cm/125P
  • ISBN:978-4-10-105701-9
文庫

紙の本

友情 (新潮文庫 む 1-1)

著者 武者小路 実篤 (著)

友情 (新潮文庫 む 1-1)

税込 407 3pt

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みんなのレビュー308件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

昔に書かれたとは思えない

2020/01/30 07:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

武者小路実篤というだけで手を出すのが憚られていて読むことはなかったが、読んでみたらこれが面白い。主人公の一方的すぎる片恋が熱をますます帯びていく様に否定的になるも、気持ちがわかりすぎて辛かった。恋愛や友情というものがどういうものであるのかということ以外にも、神というものがどういうものであるのかもわかったような気がした。

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紙の本

それはまるで魔物のように

2004/04/16 23:23

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:深爪 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわずとしれた文豪・武者小路実篤の代表作にして、日本文学史にその名を残す不朽の名作。大正9年の作品ながら、いま読んでも充分に共感できる内容。とくに若い人は読むべし。

確かに「友情」についても書かれてはいるものの、この物語の本当のテーマは「恋愛」。もっというと「失恋」。

人を好きになる(なってしまう)とはどういうことか。結ばれる恋愛と結ばれない恋愛はどこが違うのか。恋愛の本質が露わにされ、それはまるで魔物のように描かれていて、結構痛々しい読後感です。
おそらくは著者自身の、辛く悲しい体験が描かれているのであろうことは、想像に難くありません。若いころによほど悲恋に苦しんだのでしょう。大いなる共感を禁じ得ません。

辛い失恋を通じて、私たちは成長していくのでしょうか? あるいは何かを学ぶのでしょうか? じゃなくて、ただ、「自分を知る」だけなんだと、あらためてそう再認識させられます。
世の中、何て辛いのでしょう。それでもまた、誰かを好きになってしまうんですけど。

ところで、この本を読んで、ついつい思い浮かべてしまうのが、ジョージ・ハリスン(元ビートルズ、2001年没)のことです。かつて彼は親友のエリック・クラプトンに自分の妻を奪いとられてしまいました。クラプトンはいけないと知りつつジョージの妻にどうしようもなく惹かれてしまい、その烈しい想いを曲にまでし(『いとしのレイラ』、ロック史に残る不滅の名曲)、やがてはそれを成就させます(その後、結局離婚してしまうんですけど)。
そんなことがありつつも、ジョージの人柄からか二人の親交は続き、彼の一周忌に盛大に催された追悼コンサートでは、クラプトンが音楽監督を務めています。それはいわゆる「ビジネス」のひとつなんでしょうけど、でもそこには「友情」と呼ぶことのできる感情が、確かに存在していたのだと思います。

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紙の本

武者小路実篤の代表作

2019/05/08 07:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

「愛と死」、「若き日の思い出」と合わせて三部作と言われている。白樺派と言われた武者小路の理想主義と青年の清々しさがなんとも言えずよい。高校生の時に読み始め、今も時々読んでは初々しさを忘れぬようにしている。息子も含め、もっと若い人が読んでくれればと思う。

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紙の本

現代にも通用する不朽の恋愛小説

2003/11/05 12:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:某亜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 武者小路実篤の最高傑作といっていいだろう。
口調はわずかに古風ではあるが、作品を受け止める上では何の支障もない。
現代とは表現が多少違うものの、想いを寄せる異性に対して胸に浮かぶ言葉、その熱烈さは十分に現代でも通用する。
ある程度年を重ねてしまうと気恥ずかしくて読めなくなってしまうかもしれない。
ぜひ、10代20代の若者に読んでほしい古典である。

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紙の本

友情の結末は・・・。

2016/09/07 00:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る

脚本家の野島は、作家の大宮と尊敬しあい、仕事に磨きを
かけている。
成果は、大宮の ほうがやや上。だが、大宮はいつも野島を
尊敬し、勇気づけていてくれる。


ある日、野島は友人の仲田の妹・杉子に恋をする。
かたい友情で結ばれた大宮に包み
隠さず打ち明けると、やはり大宮は親身になってくれた。

杉子会いたさに仲田の家へ大宮と
連れだって行くと、杉子はいつでも自分たちに無邪気な笑顔を
向けてくる。野島は、杉子に大切にされている感覚を覚えた。

しかし、大宮は杉子にはいつも冷淡だった。
突然、大宮が「ヨーロッパに旅立つ」と野島に告げる。
野島は友人と別れる寂しさと杉子を一人占めできる安心感と
に悩む。それ以来、杉子とはあまり遊ばなくなる。

思い切ってプロポーズをしたが、断られた。杉子は突如
ヨーロッパへ旅立ち、大宮からは彼が抱き続けていた
心のうちを明かした本が届いた。

野島は友人からこの本が届いたことにひどく
驚き、また、ひどく悲しむ。大宮は友情と引き換えに
愛する人を、野島は愛する人と友人を一度に失ってしまう。

今冷静に読むと、主人公の野島が野心家だったり、「杉」
という一文字を見ただけで杉子を妄想すること、女性を
見ると結婚を連想するなど、ちょっと近寄りがたい
人物だった ように思えてしまう。

今の小説ならば、大宮の友情は、最初から杉子の気持を
自分に向けさせるための芝居だったとか、実は野島を
憎んでいて、徹底的に打ちのめすための陰謀というような裏が
有ったり、あるいは、野島が大宮を恨んで殺してしまうという
ような救いの無い話になるの
かななどと考えた。そうなると友情でもなんでもないが・・・

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紙の本

モテない男の心理とは

2016/01/22 20:31

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

上篇は野島(主人公)の未熟かつ稚拙で一方的な杉子への片想いと絵に描いたような失恋、下篇は大宮の野島への友情と杉子への愛情との葛藤を中心に描いた、言わずと知れた名作です。解説によると、坊ちゃん・伊豆の踊子と共に最も多くの読者を持つ作品(164ページ)とのこと。
 私は、中学生の頃、本書を読んで、独りよがりな野島に自己投影するとともに、恋愛に対する憧れと恐れを追体験でき、感銘を受けたことを覚えています。それ以来の再読です。野島の独り相撲を今なら笑えるかというと、全くそうではありませんでした。痴情のもつれや一方的な片想いによる理不尽な事件は、世代に関係なく日常茶飯事ですし、現実はもっと滑稽だったり残忍だったりします。本書が名作として輝き続ける所以は、その普遍性にあると思いました。
 また野島は、大宮からも杉子からも与えてもらうことばかり考えていて、私はイライラしましたが、それでも野島に感情移入しました。世の中の男性の大半は野島的な思考を理解できるのではないでしょうか。今読んでも色褪せないのは、不器用でモテない男の心理をついているからかもしれません。
 一方、杉子は大宮の才能のみならず経済力も頭に入れている現実的な思考の持ち主で、大宮あての手紙には自分を写した写真を同封する等の戦略的かつ大胆な女性です。大宮は今後の人生においても、杉子に翻弄され続けるかもしれません。
 ところで、昭和52年にNHKでドラマ化され、野島を寺尾聡氏、大宮を故荻島真一氏、杉子を岡江久美子氏が演じていたのを覚えています。

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紙の本

友情

2003/11/05 12:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ユウキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 夏目漱石の「こころ」系ですね。
 でも、この話が違うのは、友情が深いというところです。読んでいて、「おまえは強い」とか友人は言っているけれど、きっと主人公の心の底は弱くて、その言葉自体も重荷だろうと思っていたのですが、決してそんなことはなありませんでした。2人は分かり合えているのです。
 もちろん、古い文体ではありましたが、読みやすいほうです。短いですし。
 これは、「超勉強法」で高校時代に読むとよい本として挙げられていたかと思います。

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紙の本

友情…?

2003/11/04 13:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 武者小路実篤の代表作。この、なんとも厳つい名前が気になって本書を手に取ってみた。

 読み始めてまず気になったのは「〜せずにはいられない」などの二重否定表現。それが頻繁に出てくるので、強調、強調、強調という感じがしてなんだか強調が当たり前になって変な印象を受けた。
 主人公は杉子に恋をして、その恋が要となって物語は動く。
 この本に登場する人物は皆そうなのだが、かなり自分中心に語っている。唯我独尊というか…。個人的には好かない性質ですね。
 それぞれが想う相手を崇敬し、言い過ぎだって程褒めちぎる。そして相手の言動を自分にとって都合の良い解釈をしている。恋愛って人をこんなにも幸福な気分にさせるのか、と感心した程だ。
 主人公の親友・大宮と杉子の想いは途中で察することができた。でも大宮の言動は主人公を尊重していて「友情」を感じたが、クライマックスでその印象は覆された。大宮と杉子の手紙のやり取りを読み、人間て怖いな、などと思ってしまいました。友好的に見えて実際何を考えているのか分からない。当然の事と思えばそれまでだが、自分が心を許した相手が表面と全然違った事を考えていたらショックだと思う。自分の気持ちを殺して友情を優先しろ、とまでは言わないが、もう少し思いやりのある計らいがあっても良さそうなものだ。最後があまりにあっけなくて、拍子抜けしました。
 本書を読み終えて、友情の奥底を考えた。友達とまっすぐ向き合って誠実に接しても、相手に伝わらない事だってあるし、自分は誠実だと信じていた事がその人にとっては誠実でないかもしれない。そうしたら人とどう接したら良いか、そもそもそれが分からなくなってしまう。結局は難しく考えずに思うまま接すれば良いのだと思った。
 薄い本なのに、読破するまでに結構時間がかかってしまった。最後まで本書に入り込めなくて残念でした。

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2004/12/09 00:30

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2006/10/05 23:14

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2005/09/02 23:47

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2005/10/27 14:07

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2005/10/29 16:32

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2006/01/26 06:49

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2006/03/18 20:11

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