「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2015/10/28
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/249p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-06-133523-3
紙の本
だれも知らない小さな国 新イラスト版 (コロボックル物語)
著者 佐藤 さとる (著),村上 勉 (著)
小学校三年生のときだった。もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地を見つけた。小さないずみがわき、まっかなつばきの花のさく、どこか...
だれも知らない小さな国 新イラスト版 (コロボックル物語)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
小学校三年生のときだった。もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地を見つけた。小さないずみがわき、まっかなつばきの花のさく、どこかふしぎな感じのする場所だった。―そして、とうとうぼくは見た。小川に流れていく赤いくつの中で、虫のようなものが動いているのを。小指ほどしかない小さな人たちが、手をふっているのを!【「BOOK」データベースの商品解説】
【毎日出版文化賞(第13回)】【国際アンデルセン賞国内賞】【児童文学者協会児童文学新人賞(第9回)】ぼくは小山で小さな人に出会った。成長したぼくは、終戦後小さな人に再会して…。佐藤さとるのコロボックル物語シリーズの挿絵を、画家・村上勉が新たに描き下ろした新イラスト版第1弾。【「TRC MARC」の商品解説】
日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。
このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。
小学校3年生のときだった。
もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地をみつけた。小さないずみがわき、まっかなつばきの花のさく、どこかふしぎな感じのする場所だった。
--そして、とうとうぼくは見た。小川に流れていく赤いくつの中で、虫のようなものが動いているのを。
小指ほどしかない小さな人たちが、手をふっているのを!
※小学5年以上漢字にルビつき【商品解説】
著者紹介
佐藤 さとる
- 略歴
- 〈佐藤さとる〉1928年神奈川県生まれ。「だれも知らない小さな国」で毎日出版文化賞・国際アンデルセン賞国内賞などを、「おばあさんのひこうき」で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
小さな国
2020/06/30 16:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤さとるさんのファンタジーの世界に引き込まれるように読んでしまった。子ども向けの内容だが、大人が読んでも結構楽しむことができた。子どもたちにお薦めしたい一冊である。
紙の本
懐かしい
2019/05/12 12:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の頃、教科書に載っていたのもあって、佐藤さとるとの作品をよく読みました。
この作品は読んだのか読んでなかったのかも、覚えていませんが、今また読み始めて佐藤さとるさん作品の世界にハマりたいです!
紙の本
何度でも読み返したい本
2016/04/15 10:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっくる - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだのは、小学生の時。学校の図書館で借りた本だったけれど、コロボックルの世界にのめり込み、親に頼んで買って貰って、何度も何度も読み返した。子供心にも、これは物語なんだ、とわかってはいたのに、本を閉じてから、ついつい、コロボックルを探してしまったものだった。この癖は、大人になってからも変わらない。自然環境保護や、思いやりや、いろいろな教訓が含まれるエピソードはたくさんあるのだけれど、どれも説教臭くなく、染み入るように心に届く。これからも何度でも読み返したいし、子供たちにも読んでほしいと思う。
紙の本
身の回りにもいるのかも
2016/01/31 22:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:むら - この投稿者のレビュー一覧を見る
小人の物語は翻訳児童文学に多く、「床下の小人たち」シリーズなど好きでした。
こちらは日本の小人、コロボックル(アイヌの人々の付けた名前です)の物語です。
主人公が、人間の近くでひっそり生きつづけていた小人を再発見するまでがけっこう長いのですが、目の端を何かがちらちらするように見えるとか、早口すぎて小人のネイティブの口調だと発言が「ルルルッ」としか聞こえないとかのディテールに、もしかしたら私たちの身の回りにも小人いるかもと思わされます。
どこか遠いヨーロッパの国ではなく、ガキ大将とか日本の子どもの出てくる場面から始まるので入りやすく、しかし戦争が始まって云々というくだりがあって、戦前の子どもなのか!と驚いたりもしました。意外と違和感が薄かった。
主人公の「ぼく」は長じて自分の思い出の小山を買い取りたい(!)と願うようになり、働きながら土地を借りて自分の小屋を建てたりもして、大人になったらこんなこともできてしまう(のかもしれない)…みたいなわくわくがありました。
ハードカバーや青い鳥文庫や講談社文庫といった色々な版で読むことができます。ものによって解説やあとがきが異なるようです。