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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 54件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/01/28
  • 出版社: KADOKAWA
  • サイズ:20cm/267p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-105269-3

紙の本

無貌の神

著者 恒川光太郎 (著)

貌のない神は、喰う。赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような禁断の地で、代々受け継がれている奥義とは? 暴力と不条理にあふれた世界に生きるやるせなさを幻想的にあぶり出す...

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無貌の神

税込 1,760 16pt

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商品説明

貌のない神は、喰う。赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような禁断の地で、代々受け継がれている奥義とは? 暴力と不条理にあふれた世界に生きるやるせなさを幻想的にあぶり出す暗黒童話全6篇。『幽』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

貌のない神は、喰う――。赤い橋の向こう、世界から見捨てられたような禁断の地にさまよいこんだ私。
かの地の中心には、顔のない神が坐して、輝きを放っていた。万物を癒やす力を持つその神には、代々受け継がれている秘伝の奥義があった。そのことを知った私がとった行動とは?(「無貌の神」)デビュー作『夜市』を彷彿とさせる表題作ほか、生きることにつきまとうやるせなさをあぶりだしながら、時代も国籍もジャンルも縦横無尽に飛びこえ、自由闊達、神話的な語りの境地をみせる傑作ブラックファンタジー全6作!【商品解説】

目次

  • 無貌の神
  • 青天狗の乱
  • 死神と旅する女
  • 十二月の悪魔
  • 廃墟団地の風人
  • カイムルとラートリー

収録作品一覧

無貌の神 5−45
青天狗の乱 47−82
死神と旅する女 83−137

著者紹介

恒川光太郎

略歴
〈恒川光太郎〉1973年東京都生まれ。大東文化大学卒。「夜市」で日本ホラー小説大賞、「金色機械」で日本推理作家協会賞を受賞。ほかの著書に「スタープレイヤー」など。

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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.1

評価内訳

電子書籍

そして世界は閉じられる

2019/08/21 10:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

時折り現れる、断崖の集落と対岸をつなぐ「赤い橋」。
外界から訪れる人も、脱出を願う人も橋を渡らずにはどこにも行かれない。
そして、橋が出現してもなおそこに留まることを願う人々。
橋の気まぐれで幽閉されたのである。そこに理由や必然性はない。

世界の理と、道の気まぐれに翻弄される人々。
他作にも見られるこの構造は、恒川作品に普遍的なものだ。
本当の主人公とはあるいは…。

そして、廃墟団地で”ハーヴ栽培”に血道を上げる桑田。
読んで頂いた通りの「人間のクズ」なのだが、実にこの手のイカレた弱い人物を描くのが実にうまい。
トバムネキ・英語教師の韮崎・沸点の分からない宗岡。そして、そうした壊れた人物になぜか魅了されてしまう人々。
だからこそ、ラートリーのように強く人徳をそなえた人物も描けるのかも知れない。
「おいでラートリー!」
「およびですかカイムルさま!」(違

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紙の本

恒川光太郎のエッセンスが集約

2017/02/07 20:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この短編集で恒川光太郎に初めて出会う人は幸せだ。どの物語からも、今までの著作に向かえる機会を得られる。また、「夜市」以来のファンにとっても、恒川光太郎の“今”を再認識できる贅沢な本である。これは現時点に於ける集大成とも言える作品集。
ホラーテラー(こう表現するのには抵抗があるが)としてだけでなく、「金色機械」や「スタープレイヤー」で驚かせてくれた、この人の力量を、これでもか、と見せつけてくれるようだ。面白い、実に楽しめる作品集だ。
多彩なテーマに合わせた自在な語り口で展開される物語は、時間を忘れる読書の醍醐味をも味わわせてもらえた。しかも「カイムルとラートリー」では、また新たな一面を披露してくれ、今後の作品が、また、楽しみになってきた。

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紙の本

恒川ワールド原点回帰の短篇集。

2017/05/26 23:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノスタルジックホラーの書き手、恒川光太郎さんの短篇集です。
至近はSFもどきのシミュレーションゲーム風作品だったので、
どうなるのか心配していたところ素晴らしい一冊が出てきました。

全六篇の短篇集です。
この世から少し外れた生き物たちが描かれています。
表題作の無貌の神はこんなお話です。

世界から見捨てられたような小さな集落にわたしは
住んでいました。深い森に数軒の茅葺きの家が軒を並べ、
陰気な人たちが、獣のようにのっそりと生きていました。

川の水を飲み、川魚をとり、山菜をむしって食べました。
ただひたすら無気力だったのです。

道の先に古寺があり、そこに顔のない神が坐していました。
のっぺらぼうで、輝きを放っています。
傷を負ったり病になったりした場合、神のすぐ近くによれば、
傷は癒え病は治るのです。しかし神は、像のように坐して
いても、生きていたのです。

神は何者なのか。なぜ傷か治るのか。
神はどうやって生きているのか。
次々と浮かぶ疑問を、こういったものであると納得させてしまう
話術にからめとられます。それこそが恒川ワールドと呼ばれる
所以でしょう。

神、天狗、死神、悪魔など、章のタイトルを眺めるだけでも
想像力がかき立てられます。SF的なものはありません。
怪異でもない、パラレルワールド的な摩訶不思議さに
包まれる世界が待っています。

運命を扱った作品などは、なるほどと思わず膝を打ちたくなる
展開でした。ホラーは苦手という人にこそお薦めです。
この作品をきっかけに恒川さんの世界に入る人が
増えればいいなと思います。

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2017/03/30 09:40

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2017/01/30 23:46

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2017/02/10 23:07

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2017/02/14 22:27

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2017/02/07 01:22

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2017/02/11 12:06

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2017/03/04 21:29

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2017/03/05 18:12

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2017/03/13 21:51

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2017/03/21 19:47

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2017/03/24 17:02

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2017/04/01 12:45

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