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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/02/15
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/255p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-220445-3

紙の本

合理的にあり得ない 1 上水流涼子の解明

著者 柚月 裕子 (著)

不祥事で弁護士資格を剝奪された上水流涼子は、探偵エージェンシーを運営。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが…。『メフィスト』掲載を...

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合理的にあり得ない 1 上水流涼子の解明

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商品説明

不祥事で弁護士資格を剝奪された上水流涼子は、探偵エージェンシーを運営。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが…。『メフィスト』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェントを運営。「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。美貌の元弁護士が、知略をめぐらす鮮烈ミステリー! 『孤狼の血』、『慈雨』の著者、渾身作!!


「殺し」と「傷害」以外、
引き受けます。

美貌の元弁護士が、あり得ない依頼に知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

『孤狼の血』(日本推理作家協会賞受賞)、
『慈雨』(本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10・第1位)の著者、最新作!!

将棋ソフト、野球賭博etc.タイムリーな話題が満載!

不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、
IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェンシーを運営。
「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、
賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。
明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの
「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。

書店員さん驚嘆!

「あり得ないほど」の密度の濃さは「さすが」の一言。 
               三省堂書店営業企画室  内田 剛さん
無茶ともいえる依頼を次々と解決していく姿が、清々しい!  
               MARUZEN名古屋本店 竹腰香里さん
プロフェッショナルなキャラクターと痛快な結末を堪能しました!
               ときわ書房本店 宇田川拓也さん
「あり得ない」という思い込みに足をすくわれる怖さと、
足をすくわれる人物を見る痛快さを楽しめる傑作!
               あおい書店川崎駅前店 大西健文さん
格好いい! 涼子と貴山のコンビ、最高だ!!  
               大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん【商品解説】

目次

  • 確率的にあり得ない
  • 合理的にあり得ない
  • 戦術的にあり得ない
  • 心情的にあり得ない
  • 心理的にあり得ない

収録作品一覧

確率的にあり得ない 5−60
合理的にあり得ない 61−97
戦術的にあり得ない 99−138

著者紹介

柚月 裕子

略歴
〈柚月裕子〉1968年岩手県生まれ。「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞、「検事の本懐」で大藪春彦賞、「孤狼の血」で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。

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みんなのレビュー96件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

軽妙洒脱、なんでも探偵屋。合法ギリギリ。

2017/12/26 23:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

名前を見かけるので読んでみたいと思っていました。
このミス大賞受賞でデビューし、ミステリー要素のある作品を
書かれるみたいです。この作品はテンプレ全開のエンタメ小説で、
その潔さですっきり楽しめる一冊でした。

表紙のシルエットは上水流涼子、主人公の探偵です。
タイトスカートにセミロングの髪、腰にちょっと手をあてた
挑戦的な立ち姿で主人公の雰囲気を忠実に再現しています。

裏表紙は横向きで、10cmオーバーのピンヒールと顎をつんと
突き出した横顔も、まさしくといった具合です。
どMの読者想定なのでしょうか。

五篇の短篇集です。上水流エージェンシーの手がける事件は、
騙した人、騙された人、うらみうらまれのエンタメドラマが
揃っています。

一言で表すと痛快な作品です。自分に代わって仕返しを
してくれる涼子は、倍返しのあの人みたいなものでしょう。
心理描写はなく、シンプルに仕掛けを作って
相手を陥れる展開です。

悪徳商法ってありますよね。
宗教を使った高額な壺や皿、地上げ、賭博。
断罪するだけでなく、裏に表に切り口を変えながら
お話を見せてくれるのです。

中でも将棋に関するお話は楽しめましたね。
将棋ソフトの不正使用疑惑で棋界が実際におおゆれに
なりましたが、それを元にしてこんな物語が出てくるとは驚きです。
十四才の藤井君が将棋ソフトの新時代の申し子で
活躍しているいま、時事ネタとして素晴らしいと思います。

すっきりしますよ。

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紙の本

魅力的なヒロイン

2023/05/18 07:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

涼子のキャラで物語を引っ張っていく
依頼案件の解決法は「ちょっとそれは・・_と感じるものもおおいが、涼子ならありかもと思わされるのはさすが

涼子のキャラに入り込めるかで好き嫌いが別れる作品だと思う。

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紙の本

美女が繰り広げる痛快なお話し

2017/05/03 19:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

弁護士資格を剥奪された美女が様々な依頼をこなしていく痛快なお話し。
基本的に詐欺師や裏切り者に騙されたりしてる人を助けます。
社長やヤクザの親分だったり、自殺で父親を亡くした娘だったり。客層は幅広いです。
涼子さんが法曹界から追放された過去もちゃんと分かります。
助手の貴山くんも気になる存在。IQ140、東大卒、探偵仕事も早くて正確、機械事にも強い。そりゃ気になるよね。

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紙の本

残念ながら・・・

2018/11/02 23:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

柚月裕子の探偵小説というのがふさわしい内容である。主人公の上水流涼子は弁護士資格を刑事罰を受けたために剥奪されたという触れ込みである。そこで、優秀な部下を1名雇って難事件を解決していくというのが本書のテーマである。本書は柚月裕子の初期の作品のようだ。

 そういうこともあり、期待をして読んでみたのだが、率直に言って、今の柚月の良いところはほとんど見出せなかった。探偵とその助手というのもありふれているし、この作家らしい切れやミステリーらしく読めたところもほとんどなかった。

 全体はいくつかの短編に分けられているのだが、事件ごとに小分けしている。短編なので当然ボリュームは限られており、長編のように様々な伏線を張り巡らすわけにはいかないのは理解できる。柚月は短編は不得手なのかもしれないが、これ一冊で判断できるものでもない。

 この探偵と助手の次の作品がまだ出されていないところを見ると、これはこれで打ち切りなのかもしれない。今回、期待は裏切られてしまったが、ミステリーらしい作品を読ませてほしいものだ。

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2017/04/19 01:47

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2017/05/23 21:02

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2021/07/22 18:20

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2017/03/21 22:30

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2017/03/18 10:11

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2017/04/14 16:33

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2017/03/24 00:39

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2017/04/03 08:22

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2017/04/13 18:47

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2017/04/13 22:49

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2017/04/15 15:08

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