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紙の本
活版印刷三日月堂 2 海からの手紙 (ポプラ文庫)
著者 ほしおさなえ (著)
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えた客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い、刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い…。活字と言葉の温かみ...
活版印刷三日月堂 2 海からの手紙 (ポプラ文庫)
活版印刷三日月堂 海からの手紙
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商品説明
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えた客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い、刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い…。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れるシリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
<内容>
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。物静かな店主・弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い……。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる感動作。
静岡書店大賞を受賞・ブクログ1位・読書メーター1位など、話題沸騰の人気シリーズ、待望の第二弾!
<もくじ>
ちょうちょうの朗読会
あわゆきのあと
海からの手紙
我らの西部劇
<プロフィール>
ほしおさなえ
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』にて、第12回鮎川哲也賞最終候補。『空き家課まぼろし譚』『活版印刷三日月堂』「ものだま探偵団」シリーズなど著作多数。【商品解説】
古びた印刷所・三日月堂には様々な悩みを抱えたお客が訪れる――5万部突破の人気作『活版印刷三日月堂』の続編がいよいよ発売!【本の内容】
古びた印刷所・三日月堂には様々な悩みを抱えたお客が訪れる——5万部突破の人気作『活版印刷三日月堂』の続編がいよいよ発売!【本の内容】
収録作品一覧
ちょうちょうの朗読会 | 5−82 | |
---|---|---|
あわゆきのあと | 83−158 | |
海からの手紙 | 159−236 |
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紙の本
決して電車の中では読まないでください
2017/02/07 03:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろこしゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻がとても良かったので迷わず購入。
まさか続きが読めるとは思っていなかったので嬉しい。
今回は前巻の最終章で作られた招待状を手にした人の話からリレーのように話が展開して世界が広がっていく。
前回と大きく違っているのは「生と死」について問いかける話が大半を占めていること。
重いテーマだけど、それぞれの心に寄り添うように描かれる世界が、とても優しくて温かい。
特に「あわゆきのあと」が心に残る。
今回は、どの話も読んでいるうちに自然に涙が…
軽く柔らかい優しいタッチの文章だからと油断して電車の中や職場の休憩時間には読まないようにしてください。
この続きはあるのかな。
あるとしたら片山さんの本の完成報告がありますように。
紙の本
活字の温かさが伝わる物語
2017/09/10 21:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖父から受け継いだ、活版印刷の印刷所に暮らす弓子さんが、依頼者の相談に応じて、一緒に活字を合わせ言葉を紡ぎます。依頼者の気持ちにあわせ、活字を集めた棚から一文字一文字を抜き出し、できた言葉を紙に押印します。この物語を読んで、文字を組み合わせによりできる言葉の温かさを知ることができました。言葉を作りだすことがこれほど新鮮に感じられたのは初めてでした。相談者の依頼を受けるにつれて、活版印刷の表現や技術をより学ぼうとする弓子さんの姿もとても印象的でした。
紙の本
ひたすら優しくあたたかい。
2022/02/25 09:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:笑う門ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
三日月堂にはまって2冊目。
読み始めから読了までずっと優しくあたたかい文章。
ほろりと涙がこぼれたり、頑張って欲しいと心から願ったり、本当に素敵な文章が続く。
長引くコロナ禍となり何となく通勤電車が危ない空間と感じる今、
この1冊を持っているとゆっくり深呼吸しながら電車に乗れる。
私にとっては、そんな優しい気持ちになれるお守りみたいな1冊です。
紙の本
油断禁物(?)のシリーズ
2021/05/09 17:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目。一篇一篇がじんわりと胸に沁み込んできました。個人的にはラストの「我らの西部劇」かな。電車の中や床屋の待ち時間で読んでいてもホロっときてしまう油断禁物の一冊。
紙の本
さまざまに織りなされる言葉の綾や出合いの綾
2020/01/08 20:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまんきみこに佐藤さとる、そして新美南吉。
昔愛読した、そして今も好きななつかしい作家たち。
それが連作に次々に出てくる。
印刷、活字、言葉、フレーズ、文章とそれぞれがつながるから、
言葉の綾や出合いの綾がさまざまに織りなされる。
なかでも、『車のいろは空のいろ』が登場したときはうれしかったし、
その中で「すずかけ通り三丁目」が選ばれたときは、おどろいた。
自分の一番好きな作品だったから。
どこを読んでも、しみじみとなつかしい気持ちにしてくれる物語です。
今回読むのは2回目。
2回目の方がよく味わえる。
紙の本
シリーズ第2弾!
2018/05/22 23:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
活版印刷三日月堂の第2弾!疲れた心と体に癒やしを与えてくれるステキな話ばかりでした。『あわゆきのあと』は涙が流れてきました。『海からの手紙』では涙こそ出ませんでしたが、ラストシーンは静かに徐々にジーン と感動しました。『我らの西部劇』には自分に気づきを与えてくれたシーンもあり、もちろん『ちょうちょうの朗読会』も良かったです。要するに全部が良かったわけですが、三日月堂の店主・弓子さんから、みんなに何かをあげているのかも…。あるいは活版印刷の文字の温かみがみんなに何かをいただいているのかもしれないですね。
紙の本
しっかりほんわか
2017/05/03 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんわかの中にしっかりとした軸があり、揺るぎ無い温かさにまたノックアウトされてしまいました。どの章にも、前に一歩踏み出す勇気を持てた人々に、読み手側も顔を緩めてしまいます。
【ウエスタン】は、個人的に深く感情移入してしまいましたが、その後の展開は読者任せだが確実に家族が大きな一歩を歩き出した姿に私にも前に一歩!っと思えてきました。
心の湯治場の一冊です。
紙の本
癒されます!
2017/03/05 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mao.k - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもも大人も自分探しをしている。
それでいいんだよと寄り添ってくれる一冊。
紙の本
今回も、心がじんわりとあたたかくなる
2023/03/27 12:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も、心がじんわりとあたたかくなる。
ふたりの再スタートの気持ちが
形になった版画の豆本、
私も手に取って見てみたいです。
紙の本
温かい気持ち
2020/07/14 16:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
活版印刷と弓子さんの取り合わせは人間の中にひっそりと隠れている哀しみを優しいかたちで引き出す力があるように思える。
哀しみが昇華されていく様は柔らかくて美しい。