- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2022/10/21
- 出版社: ボイジャー
- ISBN:978-4-906708-98-7
戦う姫、働く少女
著者 河野真太郎(著)
ポップカルチャーを縦横無尽に論じる新しい文芸批評!ジブリの少女やディズニープリンセスは何と戦い、どう働いたのか。それは現代女性の働きかたを反映していた―。『逃げ恥』から『...
戦う姫、働く少女
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商品説明
ポップカルチャーを縦横無尽に論じる新しい文芸批評!
ジブリの少女やディズニープリンセスは何と戦い、どう働いたのか。それは現代女性の働きかたを反映していた―。『逃げ恥』から『ナウシカ』まで。現代のポップカルチャーと現代社会を縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評が誕生!
【目次】
はじめに
第一章 『アナと雪の女王』におけるポストフェミニズムと労働
第二章 無縁な者たちの共同体――『おおかみこどもの雨と雪』と貧困の隠蔽
第三章 『千と千尋の神隠し』は第三波フェミニズムの夢を見たか?―アイデンティティの労働からケア労働へ
第四章 母のいないシャカイのユートピア──『新世紀エヴァンゲリオン』から『インターステラー』へ
第五章 『かぐや姫の物語』、第二の自然、「生きねば」の新自由主義
終章 ポスト新自由主義へ
【著者】
河野真太郎
専修大学教授。1974年山口県生まれ、一橋大学大学院商学研究科准教授を経て2019年4月より現職。関心領域はイギリスの文化と社会。著書に『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』、(研究社、2013年)訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。
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ジェンダーと労働問題
2023/01/28 11:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつてのディズニー作品が保守的な価値観に支配されていたというのはよくなされた批判であり、とりわけジェンダーについていえばそうだ。では労働についてはどうだろか。ディズニーやジブリ作品などのジェンダーや労働表象がいかなるものか、スリリングに論じられる。
表紙と題名からだけでは解らない。
2020/02/04 15:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のイラストと題名から、サブカルチャーの本かと思えばさにあらず。女性と労働を主眼とした社会学の一冊。映画やドラマ、漫画をテキストにしながら分析、説明をしていく。
ネタバレ注意
2021/03/08 16:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る
カズオイシグロの小説作品のネタバレがあります。
映画は興味ないのでネタバレ上等と思っていたのですが、こちらは完全に「知りたくなかったやつ」でした。しかしこの本でネタバレ読んだことでカズオイシグロに興味を持ち小説を読むことになったので、「知りたくなかったけれど知らなければ読まなかった」というすさまじいパラドクスに追い込まれています。
記憶消去する装置ほしいですね。