「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
船参宮 (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
著者 佐伯泰英 (著)
久慈屋昌右衛門に請われ伊勢へ同道することになった小籐次。島田宿で川止めにあうなか地元の悪党どもを一掃した一行は、船を使って伊勢を目指すが、それを妖しい黒巫女がつけ狙い…。...
船参宮 (文春文庫 新・酔いどれ小籐次)
船参宮 新・酔いどれ小籐次(九)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
久慈屋昌右衛門に請われ伊勢へ同道することになった小籐次。島田宿で川止めにあうなか地元の悪党どもを一掃した一行は、船を使って伊勢を目指すが、それを妖しい黒巫女がつけ狙い…。シリーズ第9弾。【「TRC MARC」の商品解説】
小籐次は久慈屋の大旦那・昌右衛門に同道を請われ、手代の国三を供に伊勢神宮へと旅立った。昌右衛門はなにか心に秘することがあるようだが、なかなか小籐次にも胸の内を語らない。
小籐次一行は大井川で川止めにあい、島田宿に留まることを余儀なくされるが、たまたま地元の悪に絡まれていた旅籠・紋屋鈴十の隠居を助けたことから、紋屋の舟型屋敷に逗留させてもらうことになった。その間、島田宿の本陣で賭場を開き、旅人や地元の人間を餌食にしていた自称・京都所司代勘定方と、地元の悪党勢力を一掃する。
ようやく川止めが明け旅を再開することになったが、紋屋に勧められ、旅程を急ぐために船を使って海路伊勢に向かう「船参宮」をすることとなった。
その道中、そして伊勢に入ってからも、島田宿で小籐次から逃げおおせた神路院すさめと名乗る妖しい黒巫女が一行をつけ狙うが……。
昌右衛門の出生の秘密が明かされ、小籐次が留守の江戸では駿太郎が研ぎを請け負う。それぞれが人生の新たな一歩を踏み出すことを予感させる、書き下ろし第9弾。【商品解説】
久慈屋昌右衛門に請われ伊勢へ同道することになった小籐次。地元の悪党や妖しい黒巫女が行く手を阻もうとするが…。シリーズ第9弾!【本の内容】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
船参宮を読んで
2017/08/22 09:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:高山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お鑓拝借などの激しいチャンバラ場面はこのところ影を潜めているが、息子の駿太郎の成長が著しい。久慈屋に同行しての伊勢参りの間、ボランティアで小藤次の明けた研ぎ仕事をこなす姿が頼もしい。小藤次の方では大井川での長期の川どめの間に島田の分限者紋屋を悪党から救い島田の悪党を雲助達と協力して一掃してしまう。この悪党達に絡んでいた巫女のすさめだけが逃げ延びる。すさめとは伊勢で決着をつけ伊勢の神官たちの信頼を勝ち取る。痛快さは健在であった。
紙の本
微妙。
2018/04/09 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
駿太郎の成長する姿がいい。
今回はお参り犬の存在を引き立たせるためか、クロスケの姿がないのが残念。
大井川周辺の描写が丁寧なので、イメージがしやすい。
しかしながら、佐伯氏の時代小説は剣の使い手の強さがある程度カンストしてしまうとオカルト方向に走る傾向がある気がする。