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投稿者:さおりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎の著作の中では決して有名ではないですが、すごく読みやすくおもしろい本でした。
学生はもちろん、学生生活を終えてしまった人にもおすすめです!
紙の本
やはり惹きつけられた
2018/05/29 19:02
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫版発売で再読です。まだ大人でもないから出来ない事ばかりだし現状に戸惑ってばかりだけど、それでも素敵な事はある。今のところそれでいい。ラストにはニヤリ。
紙の本
社会という砂漠に出る前の
2018/05/05 12:51
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
5人の大学生が巻き込まれていく事件と、ほのかな恋愛模様が良かったです。社会に出る前のモラトリアム感が心地良かったです。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生活、青春ですね。青春の次は砂漠に行かざるを得ないと・・・。鳥井の復讐が良かったです。主人公が影が薄いかも。
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確か読んだ事あったよなぁと思いつつ購入。大学生が麻雀する話としか覚えてなかった。
西嶋さんだか西脇さんはこうありたい、こうありたくないという男性にとっての一種のアイドルのような気がする。学校イチの美女が惚れる辺りは正直ファンタジーだと思うけどまあ小説だし(笑)読み終わって麻雀だけじゃなくて空き巣とか事故とか超能力とか色々あったんだな、と思いましたがまあやっぱりメインは麻雀だろうな。自分が麻雀出来ないのもありますが大学生特有のユルユルな友情に共感出来る人は好きな作品だろうな。自分は西ナントカさんの主張がダメだったのでイマイチ、ピンと来なかった感じです。
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他の人の感想を読んで、
そうか、これは青春小説というジャンルで、
特にびっくりするような事件が起こったり、
とかを期待するべきジャンルではないのかと気づく。
友情や青春、的なさわやかで懐かしい雰囲気を
味わうべき作品なんだと。
そうか…
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大学時代のモラトリアムを味わえる作品。
大学時代を思い出し、懐かしみ、ほっこりする作品
帯紹介の、この一冊の世界が変わる、かもしれない。
なんてことは、まるでない。
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コノ文庫本で手にして。
ひっさしぶりの伊坂幸太郎。
そして。
よかった‼︎
大学生、マージャン。
春夏秋冬と、春の章。
真っ先に⁉︎アタシも西嶋くんが大好きになって‼︎
でも、実際の西嶋くんみたら。
どーなのかしら⁉︎と、思いつつ。
思いつつ、ずっ〜と。
よんでましたぁ。
学長の言葉。
『砂漠』って⁉︎
そして、五人のその後を想像してます。
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大学生活を経験した人には 懐かしい様な、羨ましい様な、そんな作品。まぁそれより自分は伊坂作品にこんなのもあるんだ! と驚いて楽しく読めました。
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伊坂さんの本はキャラが濃いので読んでて楽しいです。
西嶋は突拍子もないことをしでかしたり、自分が考えたことは実践するし、誰に何と言われても気にしないというところがもう羨ましい。
鳥井が片腕をなくしてからは、ずっとこうだったらどうしようかはらはらしましたが、最終的には誰よりも強くなって一番成長したのではというくらいかっこよくなりましたね。
卒業後は出来たら思い出にならないといいなぁ。なんてことはないと言い切ってほしい。
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アオハルかよー!
色んな事件が起きてすごく面白い!
主人公の
なんてことはまるでない、はずだ
という決め台詞が好きです
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春が終わる頃になんかハマってきて、夏が終わった頃にはすごく好きになってた。やっぱり伊坂さんの作品はとても楽しい。
途中でもしかして、と思ったものがあってて嬉しい。そしてうまく繋がる爽快感に、別の意味の爽快感。
楽しかった!
学生時代とこれからの砂漠。彼らの大学生活からなにかを教えられた、なんてことは、まるでない。でも、背中を押してもらえる、前を向く力をくれる。
わたしにとって、とても好きな作品のひとつになった。
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仙台の国立大学に入学した5人の大学生とその周辺の物語。
夜は短し歩けよ乙女とか鴨川ホルモーとかを思い出した。
構成はちゃんと考えられていて、最終的には卒業式まで描かれている。
途中で東川篤哉の小説が浮かんだりもしたが、伊坂作品のユーモアと味のある文体も非常に良い。
気づけば砂漠に放り出されてしまっている僕だが、このタイミングで読めて良かったのかもしれない。
鳥瞰型から少しずつ地上に降りてくる北村くんも自分の正義を曲げずに臆せず飛び込む西嶋くんも無愛想で物好きな美人の東堂さんもプラマイゼロを好む陽だまりの南さんも鳥井くんや鳩麦さんも皆良い味出してて愛おしかった。
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2019/12/13
以前読んだのは高校時代だったからか。
学生を終えて読むと、以前は「ふーん」で終わっていただろうこの小説の味わいというか
熱のようなものを端と感じている
何とも言い難い読了感に満たされている。
同じ本を読む時期で違う感想となる。
と言う体験はこのごろよくしているのだけれど
この本こそその最たるものではないか
伊坂幸太郎さんの小説で「ふーん」だった作品が、「かなりとても好き」の部類に動くこととなった。
大学1年生春から4年生冬
そして卒業の春
4人の東西南北と2人の「鳥」
青春だし、若気の無茶だし、大学生らしい色めき
(きっと麻雀のことを知っていたらもっと面白いんだろうなぁ)
4年に1度の超能力や、変人だけど熱のある友人
そして(個人的に好きなのは)見守る恋人(鳩麦さん)
ありそうなストーリーを「なんて事は、まるでない」と現実に引き戻し(「なんて事はまるでない」がブラフになっているところもある)
モラトリアムに浸りつつ、砂漠に出ざるを得ない中での
「なんて事は…」は祈りのようでもある。
うん
言葉にするのは難しい!!
好きなシーンが多い!
・鳩麦さんと北村
・クリスマスの西嶋を見守る面々
・南の超能力を使うときの鳥井
・鳥井のキック
などなど、いっぱいあるけどね
とにかく、大学を出て時間が経ったからこそ、だろうか
とっても素敵な小説で、好きな作品となったのです!
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5年ぶりに再読。
学生時代の何にも、誰にも取り繕うことなく、思うがままに純粋に行動し、思考する五人の大学生のお話。
こういう感覚に戻れる人間に、この話を知っている人と接することができれば嬉しいと思う。